餃子ダイエットとは何か
今回紹介されているのは、ピューマ渡久地ボクシングジム会長の渡久地聡美さんが2013年に書かれた『餃子ダイエット』という本です。
この方法は渡久地さんのボクシングジムでも実践されているそうです。
小野寺さんは、自分の体型を見ると信じてもらえないかもしれない、と前置きしつつ、餃子好きでダイエットも考えている人に向けて内容を解説していきます。
1週間の食事ルール
餃子ダイエットには、朝昼晩それぞれに食事のルールがあります。
この生活を1週間続けると痩せる、という非常にシンプルな内容だと説明されています。
基本的なコンセプトは、必要な栄養素を吸収して、それ以外は体の外に出すという体質の改善です。あわせて、無理をせずストレスをかけないことも大切にされています。
餃子はいわゆる完全食と呼ばれる料理です。タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルという五大栄養素がバランスよく入っているとされています。
消化しやすく燃焼しやすいため、胃や腸への負担も少ない料理だと紹介されています。
カロリー計算しない気楽さ
世の中の一般的なダイエットは、カロリーに重点を置くものが多いと小野寺さんは話します。
一方でこの餃子ダイエットはカロリー計算をせず、昼は500gまで、夜は餃子12粒までといったシンプルなルールになっているのが分かりやすい、と評価しています。
ボクシングジムの会長が書いた本なので、運動もしろと言われるのでは、と疑ってしまいそうですが、運動についてはあまり書かれていないそうです。
簡単な運動はよいと触れられている程度で、ハードな運動を求める内容ではありません。生活は通常通りでよく、食生活だけを見直す方法だとされています。
この気楽さがとても重要だと、本の中で何度も強調されているそうです。
実際このボクシングジムのボクサーたちも、痩せなきゃとプレッシャーがかかると、そのストレスで痩せにくくなるんだそうです。
体重のことを気にせず餃子を食べた方が痩せる、ということなんですって。
なぜ夜に餃子を食べるのか
餃子を夜に食べる理由として、タンパク質が筋肉に変わるのはトレーニング後と睡眠中だから、という点が挙げられています。
特に睡眠中は、深い眠りであるノンレム睡眠のタイミングで成長ホルモンが働き、タンパク質を使って筋肉を作るとされています。
そのため、餃子を食べるのは寝る3時間前までがよいとされています。
寝る3時間前までに餃子を食べて消化し、血液の中にタンパク質がある状態で眠ると、眠ってから30分から3時間以内に訪れるノンレム睡眠のタイミングに合わせられる、という考え方です。
腎臓とニンニク・生姜の関係
本の序盤で強調されていたのが腎臓の話です。腎臓は血液のろ過装置で、老廃物をこし取って尿として排出する機能を持っています。
この機能が低下すると、老廃物や毒素が体に残ったり、水分量を調節できずにむくんだり、タンパク質が吸収されず尿として流れてしまったりするそうです。
腎臓の機能は一度落ちるとなかなか回復しないため、健康なうちにこの考え方を知っておくことも大切だと話されています。
その腎臓の機能を活性化させるのが、ニンニクや生姜に含まれるマグネシウムやカリウムだとされています。つまり餃子を食べることが腎臓の機能維持にもよい、という説明です。
一方で、餃子ダイエットでNGとされているのが食事を抜くことです。食べないとエネルギーを燃やせず、燃やせなかった分が脂肪として蓄えられてしまうため、毎食きちんと食べるべきだとされています。
ご飯を抜く理由と食べ過ぎの注意
餃子を食べるとご飯も欲しくなりますが、お米は食べない方がよいとされています。
理由は、餃子の皮だけで十分に糖質が取れるためです。お米も食べると糖質が多すぎてよくない、という説明です。
ご飯の代わりに、炭酸やビール500ml以内でお腹を膨らませ、餃子をよく噛んで味わうのがよいとされています。
当然ながら食べ過ぎもいけません。夜の餃子が12粒とされているのは、カロリーではなく食べる量をコントロールするためだそうです。
12粒を超えると、基礎代謝で燃やしきれないエネルギーが体に溜まってしまうと説明されています。
私が餃子を食べて痩せてないのはこの辺に理由があるな、というのはわかっちゃいるんですけどね。やめられないんでございます。
睡眠の質を助けるお取り寄せ餃子
小野寺さんからは、おすすめのお取り寄せ餃子も紹介されています。質の良い睡眠にはカルシウムやマグネシウム、ビタミンBが必要だとされ、それにぴったりだというのが大阪の「寺田さんちの健やか餃子」です。
この餃子は脂肪分が控えめで、鶏肉を使いながらヨーグルトやアボカド、オイスターソース、アンチョビなどで味付けされています。ヘルシーながら食べ応えもある餃子だそうです。
この餃子からはトリプトファンという栄養素が摂取できると考えられると説明されています。
寺田さんちの健やか餃子を食べておけば、効率よく痩せることも、効率よく深い睡眠を生み出すこともできるのではないか、と紹介されています。
まとめ
餃子ダイエットは、カロリー計算をせずシンプルな食事ルールで体質改善を目指す方法として紹介されました。ストレスをかけないことや、睡眠のタイミングに合わせて餃子を食べることが重視されています。
- 朝はバナナとオレンジジュース、昼は500g以内、夜は餃子2皿とビール1杯までというシンプルなルール
- カロリー計算をせず、ストレスをかけないことが重視される
- タンパク質が筋肉に変わる睡眠中に合わせ、寝る3時間前までに餃子を食べるのがよいとされる
- ニンニクや生姜のマグネシウム・カリウムが腎臓の機能維持に、食事を抜くのはNGとされる
- ご飯は控え、餃子は食べ過ぎ防止のため12粒までが目安とされる
