今日は何を話そうか、実は思い浮かばなかった
冒頭、餡子さんはこの回で何を話すか決めていなかったと打ち明けます。木曜日で1週間が過ぎるのが早い、という雑談から始まります。
話題が浮かばない背景として、新しいツールやモデルが次々に来ていることが挙げられます。Suno ── テキストなどから楽曲を生成するAI音楽サービス。の新バージョンや、GPTのアストラが登場し、周囲で「アストラがすごい」という声が出ているといいます。
今日ね、何の話をしようかなって考えてたんですけど、ぶっちゃけ思い浮かばなくて。
餡子さん自身は前日、Fableに作業を詰め込んでいたと話します。ただアストラも気になっていて、乗り換えようかという「浮気心」が出ているそうです。
本当は両方をそれぞれプロ契約で使えるといいものの、そこまで富豪ではないので難しい、と現実的な事情も語られます。
同じ作業を2つに頼んだら、結果がここまで違った
この回の具体的な話は、今朝の作業から始まります。餡子さんはコンピューターユース ── AIエージェントにPCの画面操作そのものを代行させる機能。人間の代わりにクリックや入力を行う。で、Fableにパソコン操作をお願いしました。
その前にCodex側でアストラに同じ作業を頼んでいて、そちらは何の問題もなくスムーズにこなせていたといいます。だから同じようにいけるだろうと考え、Fableにも同じ指示を出しました。
ところが結果は大きく違いました。Fableは間違えるし失敗するしで、うまくいかなかったと振り返ります。
そしたらもう間違える、間違えるし、めちゃくちゃ間違えるし、めちゃくちゃ失敗するしみたいな。
餡子さんは思い当たる差として、アストラのときは自分も知りたくて先にリサーチをさせていたことを挙げます。ただ、それだけで説明できるほどの差なのかは断定していません。
ちょっとその差かなという気もしなくもないんですけど。それにしたってちょっと「え?」みたいな。
以前Fableを触ったときやFable5.1が出たときは、もっとやりとりがスムーズで、ここまでイライラしなかった記憶があるとも話しています。原因を断定できるほど試したわけではない、という留保付きの気づきです。
APIもMCPも「別にいらないっしょ」だった頃
話は自動化への向き合い方に移ります。餡子さんがエージェント系ツールに触れた順番は、アンチグラビティから入って、Codex、Claude Codeという流れでした。
最初はAPI ── ソフトウェア同士を連携させる接続口。外部サービスの機能をプログラムから呼び出すために使う。やMCP、自動化といった言葉がよくわからず、興味もなく、今困っていないからいいや、という感覚だったといいます。
別にそんなMCPサーバーとか繋がなかったって自分でやりゃいいじゃんとかって思ってたんですけど。
理由はシンプルで、餡子さんは動画生成も画像生成も自分で扱えるからです。プロンプトのコピペも、参照画像を入れるのも、タグを指定するのも、自分でできるのだから自分でやればいい、と考えていました。
繋いでみたら、コピペマシン感が丸ごと消えた
ところが実際に繋いでみると、評価は反転します。餡子さんは、いろいろなものがつながるようになってきたと感じながら見ているといいます。
具体例として挙げるのが、月蝕綺譚 ── イケハヤさんが手がける作品・企画。ここでは公式の制作素材がMCP経由で配布されている文脈で語られている。の公式素材です。MCPサーバーに接続すると、エージェント側でその素材を取ってこられるようになっていて、とても便利だと話します。
ちょっと前までは別にいらないっしょとかって思ってたんですよ。でもいざ使ってみると超便利で。
何が変わったのか。餡子さんは、自分がコピペするだけのマシーンになってると感じていた部分が丸ごと解消されたと表現します。
その「コピペするだけ」の中身とは、ファイルをダウンロードして、名前をつけて、それぞれのフォルダに移動する、という一連の作業のことです。以前話した「自分で資料を探しに行かなくてよくなる」という話と同じ流れにあります。
ひと手間が空く積み重ねで、脳のリソースが空く
餡子さんは、自動化に反論の余地があることも認めています。トークンは消費しているし、自分でやればいいと言えばそうだ、と前置きします。
それでも、そのほんのちょっとのひと手間をAIに代わってもらえるだけで、自分の手間と時間が少し空くと話します。その少し空くことの積み重ねで、すごく楽になれるといいます。
楽になる中身は時間だけではありません。考えなくてよくなり、脳みそのリソースを別のことに使える点が大きいと語られます。
この話の背景には、そもそも手持ちの時間が多くないという事情があります。この日は木曜日で子供の英語教室の送迎があり、いつもより30分早く子供が帰ってくるといいます。
いや、もうこの三十分がやっぱ貴重で。あるかないか全然やっぱ違う。
1日30分作業できるかどうか、という日も普通にあるそうです。土日に子供を見てくれる人が他にいない場合は、スマホを見る余裕もなくなると話します。
今やっている作業もまだ慣れていないぶん時間がかかり、脳のリソースを使うといいます。ここがスムーズにできるようになれば、もう少し余裕が出そうだ、という見通しで締めています。
話題がない日こそ、配信は続けたほうがいい
後半、餡子さんは配信を続けること自体に話を向けます。取り留めのない話をしているだけだが、もう少し時間があるので喋っておこうと言います。
そのうえで、喋りたいことがない時こそ配信を続けたほうがいいのではないか、と考えていることを明かします。これが筋トレのようなものになってくるのかもしれない、という感覚です。
なんか喋りたいことがない時こそ、こういうの続けた方がいいんじゃないみたいなのを若干思っていて。
リスナーが何人いるかも把握していないと率直に語りつつ、これだけ継続できていること自体に意味があるといいます。やめる理由はいくらでも見つけられる、とも認めます。
だってリスナー全然増えないし、あの、誰も聞いてくれないから別にやらなくていいやとか。
それでも「喋る話題がないから今日は配信をやめます」とは言わないように頑張れているか、と自分に問いかけます。とある人のポッドキャストを聞いていて、生存者バイアスというものはあるとも感じたそうです。
運転に気を取られて何を話そうとしていたか一瞬忘れる場面もありながら、餡子さんは話を継続論に戻します。やめる理由をつけずに、どんな状態でもいいので続けることに意味がある、というのが結論です。
ある日突然リスナーファン増えることないと思うけど。うーん、でもほら、可能性はゼロじゃないじゃないですか。
餡子さんは野球にたとえます。打席に立っていないと、打てる球が来ても打てない。だから常に素振りはしておこう、毎回空振りでも、と話します。
APIもMCPも自動化も、今困っていないから不要。素材集めもコピペも自分でできるからやればいい、という感覚
MCP経由でエージェントが素材を取得。ダウンロード・命名・フォルダ移動が消え、脳のリソースを別のことに回せる
この日の話は、作業の便利さと配信の継続という2つのテーマに見えて、根っこは同じかもしれません。ひと手間を手放すことも、話題のない日に続けることも、余力や可能性を少しずつ積み重ねる行為として語られています。
まとめ
同じ作業でもツールで結果が変わること、後回しにしていた自動化が実際には手間を丸ごと消してくれたこと、そして話題のない日こそ配信を続ける意味を、餡子さんが運転中にゆるく語った回でした。
- 同じPC操作をアストラとFableに頼んだら結果が大きく違い、事前のリサーチ有無などが差の候補として挙げられた
- API・MCP・自動化を「今困っていないから不要」と思っていたが、月蝕綺譚の素材取得をMCPで繋いだら評価が反転した
- 消えたのはダウンロード・命名・フォルダ移動といったコピペ作業で、空いた時間と脳のリソースが別の作業に回せるようになった
- 英語教室の送迎で子供が30分早く帰る日など、手持ちの時間が少ないからこそ、ひと手間が空く価値が大きい
- 話題がない日こそ配信を続けることを筋トレや素振りにたとえ、やめる理由をつけずに続けること自体に意味があると語った





