実家のイチジクと採れた野菜、雑談から入る火曜日
番組は、餡子さんがAIを使ってアニメや映像を作る中で気づいたことを雑談ベースで共有していくものです。この回は雨の降る火曜日に収録されています。
餡子さんはこの日、実家に戻っていたと話します。自宅と実家は車で3分前後、職場と実家は車で10分ほどしか離れていないそうです。
実家からは、地元でカモ里と呼ぶトウガンや、頂き物のトマト、煮たナス、そしてイチジクをもらってきたといいます。
そのイチジクは、十数年前にカタログの中から面白半分で注文した苗木が育ったものです。届いた当初は30〜40センチほどのヒョロヒョロした苗で、葉も3枚ほどしかなく、最初の実は熟さずに落ちてしまったそうです。
ああ、もうなんかこんなに元気のない苗だったらもうダメかもねみたいな話をして、はや十数年、巨大なイチジクの木になりました。
今では木のてっぺんに手が届かないほど大きくなり、剪定してもすぐに新しい葉が生えてくるといいます。実がなる期間も、インターネットで調べた目安を余裕で超えているそうです。
ただ、イチジクは傷むのが早く、一度に10個ほどもらっても食べきれず、後半はジャムを量産することになると、贅沢な悩みも語られました。
この1年で一気に増えた、AIのリアルイベント
この回の本題は、Xのタイムラインを見ていて感じたことから始まります。ここ最近、AI関係のイベントやハッカソン、リアルの体験を提供するものがすごく増えてきた、と餡子さんは話します。
餡子さんがAI界隈で発信するようになってから、ちょうど1年ほど。Sunoの年間更新を忘れていて自動で更新され、それで気づいたそうです。
去年の今ぐらいの時期は、イベントなんてほぼないに等しく、コンテストもなく、やっている人も少なかったといいます。それがこの1年で一変しました。
去年の今ぐらいの時期はイベントなんてほぼ無いに等しかったんですよ。なんならコンテストもないし、やってる人も少ないしみたいな感じだったんですが。
展示会や体験会、ハッカソンなどが次々に開催されるようになったと餡子さんは振り返ります。直近では、CapCut(または運営元のバイトダンス)が主催するイベントがシンガポールであり、タイムラインのクリエイターが何人か招待されて参加していたと話します。
こうしたイベントの開催地は、基本的に東京だと餡子さんは指摘します。人がたくさんいて、会場も多く、交通の便もいい。だから東京になるのは当たり前だと理解を示しています。
石川県から東京は、地図で見るより遠い
餡子さんは今、石川県に住んでいます。地図でパッと見ると東京まで大した距離がないように見えるものの、実際はそうではないと話します。
石川県から陸路で東京に行こうと思うと、ものすごい迂回をしないといけないんですよ。
陸路だと、一度新潟や長野まで行ってから降りてくるか、名古屋方面から回ってくることになるといいます。白山連峰があるせいで、直線距離は近く見えても実際に行くのは大変だという事情です。
新幹線は往復で3万円ほど見ておく必要があり、時間もそこそこかかります。地元の空港から東京への直行便もあるものの、本数の問題と時間の拘束の強さから、あまり自由が利かないと感じているそうです。
その結果、イベント1個に参加するために、それだけ悩むほどのお金と時間がかかることになります。餡子さんは、日々の判断との落差を率直に語ります。
行きたい気持ちはあり、主催側が集客したいのも分かる。それでも、首都圏が開催地のイベントにはもうほぼ行けない、というのが率直なところだと話されています。
リアルが強いのは百も承知、それでも言いたかったこと
餡子さんは、リアルのイベントが強いことは百も承知だと繰り返します。イベント自体が大好きで、行きたい気持ちも強いと語ります。
その上で、リアルの場でしか得られないものを具体的に挙げています。自分自身を見つけてもらうこと、界隈で発言力のある人たちに認知してもらうこと、話をする機会。そして、オンラインでは話せない話題でも、オフラインならフランクに話せることです。
主催者側が参加者の多い開催地を選ぶのは当然なので、そこに文句を言うつもりはない、と餡子さんは断っています。ただ、伝えたかったことは別にありました。
リアルイベントに参加することももちろんいいですけど、参加できない人もいるんだよっていうのを、言いたくてですね。
せっかくAIというオンライン上でどうこうできるものなのに、結局そこまで足を運ばないといけないのかと思うと複雑だ、という本音も語られました。餡子さん自身は、これを「負け犬の遠吠え」と表現しています。
行けるイベントでも、まず子守の交渉から始まる
餡子さんの制作環境には、家事と育児、そして本業があります。本業は午前中だけの短時間で、お昼を少し過ぎるものの夕方には帰ってくるそうです。それでも実質作業できる時間は多くないといいます。
家族がいて、義理の実家も隣に住んでいて、子供もまだ小さい。月曜から金曜まで午前中はみっちり仕事、という中で、かなり制限は多いほうだと餡子さんは話します。
そうした事情は、行けるイベントの参加準備にも表れます。今週末には、地元で面白そうなイベントに1個申し込んでいて参加する予定ですが、それは土曜の午後から夕方ごろまでのものです。
その地元のイベントですら、まず預け先の交渉から始まったといいます。隣に住む義理の実家に頼む場面が語られました。
すいません、ちょっとこういうのに行きたくて。この時間からこの時間だけちょっと子供見ててもらってもいいですかね?
泊まりがけでどこかへ行ったり、一人で県外へ出たりとなると、ハードルはさらに高くなります。今3歳の子供と一緒に行くのも厳しいと餡子さんは話します。
大阪の忍者のイベントについては、子供を見てもらう約束は取り付けたので、おそらく行く方向だといいます。あとは自分の財布次第、という段階です。
日常的なポストは、正直できていない
リアルイベント以外の日々の発信についても、餡子さんは正直に語ります。音声を録って記事をXなどに投稿することはできている一方、日常的なポストやSNSでの情報発信は全然できていないといいます。
AIに下書きを書いてもらうこともあるものの、「なんか違うな」という感じがして、その調整に時間をかけていられず、結局後回しになってしまうそうです。ダメだとは思っている、と本人も認めています。
自由にポストすると日常的な内容が多くなり、それはアルゴリズムに嫌われると感じるため、有益なポストのほうがどうしても減ってしまうと話します。
プロンプトの研究などの作業はやっているものの、自由に発信できる内容ではないという難しさもあるそうです。なお、前日にはゲームを公開したと触れられています。
制限だらけでも、今アップアップになるくらい仕事はある
ここまで制限が多い中でも、今はアップアップになるくらい仕事が取れている、と餡子さんは話します。ありがたいことに、継続で依頼をもらっているものも何件かあるそうです。
本人は「何件っていうほどでもない」と留保しつつ、割と運がいいというのもある、と振り返ります。その上で、運のつかみ方について自分なりの見方を示しました。
餡子さんはもともと、副業をやりたいと思いながらいろんなものに手を出し、収益を得るところまでたどり着けずにかなり諦めてきた側だったと明かします。
それがAI動画に関しては、学び始めて1年未満で収益を得られるところまでいけた。学び始めて1年未満で収益を得られるという状況を、餡子さんは「なかなかバグな世界」と表現しています。
この日の収録は買い物へ向かう車の中で締めくくられました。餡子さんは自身を「リアルイベントに参加できない負け犬の遠吠え」と冗談めかしつつ、それでも「私もイベント参加したい」と話して終えています。
まとめ
首都圏中心に増えるAIのリアルイベントに、石川県から家庭を抱えて参加するのは難しい。それでも仕事は回っているという、行けない前提での現実的な話でした。
- AI関係のリアルイベントはこの1年で一気に増え、開催地は基本的に東京
- 石川県から東京は迂回が必要で、往復3万円ほどと時間がかかり、参加はほぼ難しい
- リアルの場が強いのは承知の上で、参加できない人もいるという立場を伝えたかった
- 地元のイベントですら、まず義理の実家への子守の交渉から始まる
- 制限が多くても仕事はアップアップになるくらいあり、運のつかみ方はやり方次第だと考えている






