10万再生記念、なぜ「求人紹介」を特別企画にしたのか
今回は番組の累計再生が10万回を突破したことを記念した特別企画です。吉田さんはまずリスナーへのお礼を伝えています。
この10分で労務がわかるラジオなんですけれども、累計10万再生を突破しました。皆さん熱心に聴いていただいているおかげです。本当にありがとうございます。
特別企画の内容をディレクターと相談する中で、「10万」にちなんだ労務テーマも検討したものの、最終的には別の切り口を選んだといいます。
10万円だから、例えば10万にかけて何かこう、労務のテーマとかをお話ししようかなとかいろいろ考えたんですけど
ちょうどONE HEARTの求人が出たタイミングだったため、10万再生のお祝いムードと会社拡大の話を掛け合わせて特別企画にしたと説明しています。2025年9月時点の収録で、会社の紹介と採用の呼びかけが今回の中心です。
創業5年目のONE HEART、いまの組織体制
社会保険労務士法人ONE HEARTは2021年の創業で、収録時点の2025年からすると来年2月で丸5年を迎えるところです。代表は吉田優一さん自身が務めています。
組織の体制は、正社員7名とパート1名です。パートの方も正社員に近い働き方をしているため、実質は正社員8名規模の会社と考えてよいと吉田さんは話しています。
現在はそのうち1名が産休・育休中で、早ければ年内の復帰に向けて相談を進めているとのことです。
欠員補充ではない採用、その背景にある成長
採用の背景には、会社の成長があります。9月決算の5期目が閉まるところで、年間の売上は前年比でおよそ130%から150%で推移していると説明されています。
例えば前年が売り上げ4,000万だったら、今年6,000万とか、なんかそんな感じの感じで売り上げが推移しているんです。
その前の年も30%や50%と伸びており、売上を支えてくれる顧客に満足してもらうためには、きちんと採用していく必要があるという考え方です。
今回の採用は欠員補充ではない、と吉田さんははっきり述べています。来期の経営計画も売上が伸びる予定で、早めに採用して教育し、現場に出てもらう順番でないと会社が成長しないためです。
今回の採用なんですけれども、欠員補充ではないです。
応募を検討する人へのメッセージとして、人手不足で猫の手も借りたい状態ではない、と強調しています。入社してすぐに大量の担当を任されるような働き方ではないといいます。
入社翌月には担当が20件ありますとかっていう、なんかザ・ブラック社労士事務所みたいな感じではなくて、徐々に徐々に増えていく形です。
教育計画としては、1年ほどかけて上司のサポートのもとで顧客対応ができる状態を目指すとしています。1年で一人前になれると考えているわけではない、とも付け加えています。
年内2名採用の予定と、低い離職率
これまでのペースは、正社員8名で4〜5年事業を続ける中で、1年に1〜2名を採用する形でした。今年も同様の流れで、10月から始まる次の会計年度で2名の採用を予定しています。
内訳は年内に1名、来年の春ごろにもう1名という想定ですが、いい人がいれば年内に2名採用したいと吉田さんは話しています。
アピールポイントとして、離職率の低さを挙げています。これまで正社員で退職した人は1名だけで、ほぼ全員が入社後も活躍している状態だといいます。
今年つくったミッション「顧客の模範となる社労士法人」
ここからは会社の特徴や社風の話に移ります。今年からミッション・ビジョン・バリューや行動指針を作ったといい、まだ社内発表前の内容をポッドキャストで先に話すと吉田さんは打ち明けています。
ミッションは「顧客の模範となる社労士法人を作り、労務の力で今後先を発展させる」というものです。背景には、コンサルタントという仕事が抱えるジレンマへの問題意識があります。
悪いコンサルタントっていうのは口だけ言って何もやらないみたいな。そういうのは僕嫌だなと思ってて。
そのため、自社で実践して良かったものをお客さんに勧めていく姿勢を大切にしています。SmartHR ── 人事労務手続きや従業員情報の管理をクラウドで行うサービス。やマネーフォワードといったツールを自社で使って良かったから提案する、という流れです。
お客さんから見て「ONE HEARTは模範となる会社だから顧問をお願いしたい」と思われる会社を目指し、労務の力で顧客企業を発展させることを狙いとしています。
日本一の生産性を目指すビジョンと、その原点
ビジョンは、生産性にこだわりを持った社労士法人を作ることです。具体的な目標として「日本一生産性の高い社労士法人」を掲げており、これはずっと前から続けている目標だといいます。
この目標の原点には、吉田さん自身の経験があります。社労士の資格を取ったのは12年ほど前、2012年に合格したころで、就職活動では厳しい言葉をかけられたと振り返っています。
社会人経験も少ないっていう状態だと、社労士法人で転職するとか、労務の転職ってすごい難しいですよとか言われました。
その後のキャリアでも、士業事務所ではキャリア形成が難しく、どうすれば給料が上がるのかわからなかったといいます。そうした経験から、頑張れば還元される社労士法人を作りたいと考えるようになりました。
還元するためには生産性の高さが欠かせないため、そこを経営目標に据えています。綺麗事だけを並べるのではなく、会社経営はお金の面もあるという現実を突き詰める姿勢です。
マネーフォワードに特化して生産性を上げる理由
生産性を実現するための特徴の一つ目が、ITやDXへの強さです。中でもマネーフォワードクラウド給与に特化している点が、社労士法人としては珍しいと吉田さんは述べています。
世の中にはfreeeもマネーフォワードもやる事務所や、給与計算ソフトの社労夢 ── 社会保険労務士向けの業務支援システム。手続きや給与計算に使われる。やOfficeStationで全部やる事務所が多いといいます。それ自体を否定はしないものの、複数ツールを扱う難しさを指摘しています。
この会社はfreeeで計算して、この会社はマネフォで計算して、この会社はOfficeStationで計算して、とかになると、もうそのツールを覚えるだけで大変なんですよ。
吉田さん自身に複数ツールを扱った経験があるため、ツールを単一化することで生産性を上げようという考えで、マネーフォワードに特化しています。
無茶な要求をする顧客は、話し合って解約する
もう一つの特徴は、顧客との向き合い方です。今期を通じて、無茶な要求をするお客さんはきちんと断らなければならないと痛感したといいます。
拡大していく中で、無茶な要求や無礼な態度で社労士に接してくるお客さんがいて、そうしたお客さんとは話し合ったうえで解約していると説明しています。
この方針の背景にも、勤務社労士時代の経験があります。当時は感謝されるやりがいもあった一方で、お客さんを選べないつらさがあったといいます。
このお客さんすげえ無茶な要求してくるじゃんとか、それをなんか上司に相談しても取り合ってもらえなかったとか、そういう経験がありました。
そのため、スタッフから「ここはおかしい」という声が来たら誠実に対応して断るようにしています。加えて、スタッフが言いづらいこともあると考え、月に一度は全スタッフと面談し、各顧客との関係がうまくいっているかを確認しています。
近年はカスハラ防止が東京都で義務化されるなどの流れもあり、元から重要なテーマと捉えつつ、より力を入れていきたいとしています。
お互いお客さんも我々のことを尊敬できるし、我々もお客さんのことを尊敬できるような状態で、社労士法人を運営していきたいなと思ってます。
求人はフルリモート、応募の入り口
最後に求人内容の案内です。詳しい内容はXの固定ツイートに貼っているほか、Indeedや日経×コレでも掲載されているといいます。
見つからない場合は、吉田さんのXにDMすれば案内してもらえるとのことです。求人の売りはフルリモートで、とても働きやすい点だと紹介されています。
求人の売りはフルリモートですごく働きやすいです。ぜひ一緒に働きましょう。
番組の締めくくりとして、ONE HEARTは急成長を遂げる会社に後悔しない働き方の設計を提供しており、労務に悩みのある人はホームページから問い合わせを、と案内しています。初回相談は無料です。
まとめ
10万再生記念の特別企画として、社労士法人ONE HEARTの現状・採用背景・社風が語られた回です。成長を前提とした早めの採用、生産性へのこだわり、顧客との対等な関係づくりが軸になっています。
- 番組は累計10万再生を突破し、その記念にONE HEARTの求人と社風が紹介された
- ONE HEARTは2021年創業で正社員7名・パート1名、売上は前年比130〜150%で成長中
- 今回の採用は欠員補充ではなく、来期の成長を見据えた先行採用で、年内2名を予定
- マネーフォワードへの特化やツールの単一化で「日本一生産性の高い社労士法人」を目指している
- 無茶な要求をする顧客は話し合って解約し、月1回の全スタッフ面談で職場環境を守っている





