道の駅スタンプラリー帳を片手に、次はどこへ
エピソードは、けんちゃんが手にした道の駅のスタンプラリー帳の話から始まります。この日向かうのは千葉県の道の駅しょうなんですが、けんちゃんの関心はすでに次の目的地に向いています。
それは道の駅のスタンプラリー帳だっけ?今持ってるのは。
一番いいのはやっぱり、牛さんの、八千代(ふるさとステーション)のスタンプです。それ可愛いよね。
けんちゃんは、行ってみたい道の駅として鋸南を挙げます。千葉県の道の駅で、車でおよそ2時間の場所にあると説明します。
(鋸南は)およそ車で2時間にあります。
スタンプ帳を持っているとクーポンが付くこと、毎年人気があることも、けんちゃんが誇らしげに語ります。集めること自体が、この夏の大きな楽しみだったことがうかがえます。
山梨を1日で回るなら、クマが出る場所を優先する
話題は「山梨県の道の駅を1日で回るとしたら」という空想に移ります。お父さんは、道の駅に行ったら買い物もしたいのではと問いかけますが、けんちゃんの発想は少し変わっています。
回るだけ?スタンプだけなの?道の駅行ったらさ、お買い物はしたいじゃない?
スタンプがいっぱいあって、クマが出る場所を先に優先するとか。
けんちゃんは、山梨の道の駅は山が多くクマが出そうだと心配し、そういう場所は買い物なしでスタンプだけ押して先に回る、という作戦を語ります。お父さんは、その用心深さに驚いた様子を見せます。
そんなクマ恐れてんの?
クマは出そうなんだよね。
夏休みはどうだった?「四ヶ月もらいたい」
車が道の駅に近づく中、お父さんが改めて「夏休みはどうだった?」と尋ねます。この日は8月31日、初めての夏休みの最終日です。
夏休みはどうだった?
超楽しかった。
最終日の気持ちを聞かれると、けんちゃんは寂しさをにじませます。夏休みをもっと長くしてほしいという願いが、素直な言葉で出てきます。
ちょっと寂しすぎる。夏休み4ヶ月もらいたい。
どこまで休みたいのか尋ねると、けんちゃんは「冬休みまで」「来年の夏休み」と答え、それでは1年中夏休みになってしまうとお父さんが返します。一方で、しばらく会えていない友達には会いたいという気持ちもあることを、けんちゃんは打ち明けます。
でもさ、けんちゃん、お友達とも会いたくない?全然会ってないじゃん。
会いたすぎる。
スタンプラリー三昧の夏、JRポケモンはクリアできた?
お父さんが「みんなどんな夏休みだったかな」と話すと、けんちゃんは自分の夏をひと言でこう表現します。
この夏に取り組んだスタンプラリーは複数ありました。JR東日本のポケモンスタンプラリーと、東急のスタンプラリーが中心だったと振り返ります。
お父さんが、JRのポケモンスタンプラリーはクリアできたのかと確認すると、けんちゃんは達成したコースと、届かなかったコースを整理して説明します。
JRのさ、ポケモンスタンプラリーは結局クリアできたんだっけ?
できた。
新幹線を使う難しいコースはクリアできなかったものの、9駅を回るコースなどは達成し、立派なメダルやキーホルダーをもらったと語ります。けんちゃんは、メダルは毎年ほとんど同じなので、無理に新幹線コースをやらなくてもいいという持論も披露します。
(メダルは)毎年同じなんだよ。ほとんど似てるんだよ。
東急のタイムスリップ、自由研究として3日間
もう一つ取り組んだのが東急のスタンプラリーです。けんちゃんは、これを夏休みの自由研究として3日間かけて頑張ったと話します。
タイムスリップ(スタンプラリー)、夏休みの自由研究として頑張りました。3日間。
頑張りましたね。
超疲れたな。
この東急のスタンプラリーの流れで、お母さんがNintendo TOKYO渋谷にも連れて行ってくれたことを、けんちゃんは思い出します。移動の途中で、自由が丘から日吉が意外と近いという発見もあったようです。
自由が丘から日吉って意外と近いんです。なんと日吉まで10分。
あつ森スタンプラリーと、まさかの中央道7時間渋滞
長野県では、あつまれ どうぶつの森のスタンプラリーにも参加しました。道の駅ビーナスライン蓼科などを訪れ、トイレがおしゃれな道の駅として印象に残っているようです。
道の駅行ったのはビーナスライン蓼科と(トイレがおしゃれな道の駅)。
蓼科自体は超楽しかったと振り返る一方で、道中は大変でした。行きは中央道の渋滞で、まさかの7時間がかかったと語ります。
まさかの7時間かかりました。
まさかの7時間。そうだな。行きにな。
帰りも中央道が大渋滞でした。高井戸で降りて夜ごはんの店を探そうとしたものの、あまりに時間がかかり、結局途中の石川パーキングエリアで食事をとったという顛末を、けんちゃんは細かく覚えていました。
あまりの渋滞続きに、お父さんは自分の変化を語ります。ちょっとやそっとの渋滞では、もう何も感じなくなったというのです。
だからパパはさ、ちょっとやそっとの渋滞ではさ、何も感じなくなったよ。成長したよ。
八千代の道の駅でもらった「おまけ」の話
話題は千葉の八千代ふるさとステーションに戻ります。今は工事中で、スタンプは別の場所で押したことに、けんちゃんは気づきます。
この八千代の道の駅では、うれしい出来事がありました。植木を買ったときに、お店のおばちゃんが「おまけ」として立派なお花をくれたのです。お母さんがとても喜んだ場面です。
なんと、おまけもらいました。超立派なやつ。
けんちゃんは、もらったお花について「返しないよ」と一度は思ったものの、あまりに立派でかわいいので、返さないことにしたと打ち明けます。今は家でいろいろな植物を育てているそうです。
でもそんな立派だから返さないでいいや。かわいいから。
この流れで、けんちゃんは植木がたくさん売っているという川口・安行にも、家族を連れて行ってあげたいと話します。おじいちゃんおばあちゃんと訪れて、超良かったと振り返ります。
発酵デパートメントでお味噌作り、目標は味噌ラーメン
下北沢にも夏休みに出かけています。訪れたのは発酵デパートメントで、そこでお味噌作りを体験しました。
何しましたか?どこ行きましたか?
お味噌作り。発酵デパートメント。
けんちゃんは、味噌作りが超嬉しかったと話し、作った味噌で味噌ラーメンを作るのを楽しみにしていると語ります。
味噌ラーメン作るのがもう楽しみです。
味噌作りの際に教わったという歌も話題にのぼりますが、二人とも途中までしか思い出せず、笑いながらお互いに続きを譲り合う一幕もありました。
味噌、味噌、味噌出前味噌。あとは歌えません。あとはあなたの番です。
プールの後の「連れていかれたファミレス」
夏休みにはプールにも行きました。しかし、けんちゃんにとってプールの日はうれしいことばかりではなかったようです。
(お友達と)行った時、嫌だったんだよね。
理由は、プールの後に連れて行かれたファミレスにありました。けんちゃんはラーメンが食べたい気分だったのに、そのファミレスにはラーメンがなかったのです。
外でラーメンが食べたいのにラーメンもない。マジ本当にやめて欲しかった。
けんちゃんは、外食のお店選びは自分も相談に入れてほしかったと訴えます。お父さんが、みんなで相談して決めたのではと尋ねると、けんちゃんは相談していないと不満をこぼしました。
でもみんなで相談して行ったんじゃないの?違う?
相談してないよ。
夏休みで一番おいしかったもの、代々木の九州ラーメン
お父さんが、夏休みで一番おいしかったものを尋ねます。けんちゃんが挙げたのは、ジュースとラーメンでした。
夏休みで食べたもので一番美味しかったものは何でしたか?
九州ラーメン。
この九州ラーメンは、JRのスタンプラリーで代々木駅に行ったときに食べたものだと、お父さんが思い出します。けんちゃんはまた食べに行きたいと繰り返します。
マジまた行きたい。
スタンプラリーのポケモンのスタンプと一緒に、駅のスタンプもかなり集まったようです。けんちゃんは具体的な数字も口にし、押していない駅の名前まで覚えていました。
2年生からやりたいこと、列車のYouTube
話は来年、2年生からやりたいことに移ります。けんちゃんはYouTubeをやりたいと考えているようです。
2年生からYouTubeやりたいんだっけ。どんなYouTubeがいいんだろうね。
列車とか、いろんなこと。列車とかの事をやるんだよ。
好きな列車やスタンプラリーが、そのまま将来やってみたいことにつながっている様子が伝わってきます。話の中では、次に楽しみにしているスタンプラリーの名前も次々と出てきました。
発酵の里こうざきと、来年みんなでやりたいお酒のスタンプラリー
千葉の道の駅、発酵の里こうざきも夏の思い出の一つです。けんちゃんは、そこでスタンプを自分で押したことを覚えています。
発酵の道の駅で発酵の里こうざきっていうところに行ったけど、めちゃめちゃ良かったよな。
この道の駅ではお酒もたくさん買ったといい、お母さんが夢中になって買い物をした様子を、お父さんが振り返ります。
ママがすっからかんにしちゃって。
この体験から、けんちゃんは来年、家族みんなでお酒のスタンプラリーをやろうと提案します。鉄道会社が実施しているものがあると、詳しく説明しました。
来年は、お酒のスタンプラリーみんなでやろうな。
発酵デパートメントに行ったから、発酵の道の駅にも行ってみようとなった、という流れも語られます。けんちゃんの誘いが、家族のお出かけの起点になっていたことがうかがえます。
家族で初めて観た映画と、道の駅への到着
この夏には、3人で初めて映画館にも行きました。観たのはちいかわの映画です。
けんちゃんが誘ってくれたといえばさ、3人で初めて映画行きましたね。何見たんだっけ?
ちいかわ。
初めての映画館は楽しかったようで、2時間ほどの上映もしっかり観られたと話します。ちいかわの映画も、めちゃくちゃ面白かったと満足そうです。
めちゃくちゃ面白かったよ。
そうこうするうちに、車は目的地の道の駅しょうなんに到着します。けんちゃんはまずテントを見たいと言い、お父さんは甘酒とお茶を目当てに買い物を始めようとしたところで、この回は締めくくられます。
まずテント行ってもいい?
まとめ
初めての夏休みの最終日、道の駅へ向かう車内で交わされた親子の会話は、スタンプラリーを軸にこの夏の出来事を丁寧にたどるものでした。楽しかった思い出も、少し不満だった出来事も、けんちゃんの言葉でそのまま記録されています。
- この夏はJR・東急・あつ森・道の駅など、複数のスタンプラリーが中心の夏休みだった
- 蓼科への旅は行き7時間の渋滞など大変だったが、けんちゃんは道中を細かく覚えていた
- 八千代の道の駅でもらった「おまけ」のお花や、発酵デパートメントの味噌作りなど、小さなうれしい出来事も語られた
- プール後のファミレスでは「ラーメンがなかった」「相談してほしかった」という素直な不満も出た
- 来年2年生からは列車のYouTubeや、家族でのお酒のスタンプラリーなど、次の楽しみへ話がつながっていった



