AIで動画編集はできるのか、Xで続くレスバ
11月8日現在、Xで「AIで動画編集ができる、いやできない」というレスバが続いています。僕はそこに、書き手それぞれのプライドが垣間見える気がして、思考メモとして残しておくことにしました。
きっかけは、あるインフルエンサーが動画編集者を募集したことです。契約内容や給与、作業内容をめぐって、安い、高い、AIでできる、できない、と議論が起きています。
AIの発展がすごいので、動画編集はもうAIでいい、という流れがあります。それに対して、編集はできてもクオリティが足りないんじゃないか、という派閥もあり、バトルになっている感じです。
できるかできないかの答えを持っているのは、やっぱり発注者側だと思います。だからXで空中戦をやっていても、一生答えは出ないんじゃないかな、という認識です。
盛り上がる理由は、プライドが見えるから
では、なぜこんなに盛り上がっているのでしょうか。僕は、動画編集や映像を生業にしてきた方と、AIの最新情報を追いながら自分の事業に活かしている方の、プライドが見える気がしたんです。
自分が大事にしているものを、馬鹿にされたくないじゃないですか。僕もデザインの仕事を馬鹿にされるのは嫌ですし、「AIでこんなんできるじゃん」と言われると、正直腹が立つ部分があります。
AIは確かにすごい。だからこそ、戦いたくなる気持ちもあるんです。ただ、これは発注者が求めるものを納品できるかどうかとは、別のベクトルの話だと思っています。
「まだまだこんなもんじゃねえぞ、俺に編集させたらめちゃくちゃいいクオリティの動画を出してやる」という方がいます。一方で、AIをゴリゴリ使う方には、事業の目的に対しては短時間でそれなりのクオリティを出せばいい、というプライドも見えます。
動画にそこまでこだわる必要はないけれど、これで自分の事業の目的は達成できる。そういう、自分の事業に対するプライドも垣間見えるんです。
熱量あるバトルは好き。ただ着地はしない
SNSでは、人格否定をしたり、過去のやらかしを引っ張り上げて叩いたりする流れになりがちで、あまりいい方向にはいきません。相手を腐すためだけのレスバは、僕はあまり好きじゃないんです。
でも今回のようなバトルは、技術者同士の争いみたいなイメージがあって、僕はポジティブに捉えています。熱量のあるバトルは、いいなと思うんですよね。
ただ、SNSはテキスト上のやりとりなので、議論としてどこかに落としどころがあるとは思えません。どちらもいい気持ちになって帰れる着地は、ないような気がしています。
なので当人たちはさておき、僕はこのプライドのバトルを眺めつつ、あまり深追いしない方向がいいかなと思っています。
台本なしで、ちょっと短いですが、今回はそんな感じです。読んでくれてありがとうございました。
まとめ
AIで動画編集ができるかどうかの答えは発注者が持っていて、Xの空中戦では出ないと僕は思っています。盛り上がりの正体は、作り手それぞれのプライドで、僕はその熱量をポジティブに見ています。
- 動画編集がAIでできるかの答えを持つのは、発注者側だと思う
- 論争の裏には、編集者とAI活用者それぞれのプライドが見える
- 相手を腐すだけのレスバは好きではないが、技術者同士の熱量あるバトルはいいと思う
- SNSでの議論に着地点はなさそうなので、深追いはしない




