AIで作ったアプリが立て続けにリジェクト
ウミノさんは、AIを使ってスマホアプリを10〜20個弱ほど作ってきました。調子に乗って作り続けていたところ、App Storeから警告が届いたといいます。
作っていたら、調子に乗って作ってたら、AppStoreからですね、警告が来ました。
App Storeからの警告の内容は、ウミノさんが作った資格試験アプリが「何かにそっくりだ」というものでした。ウミノさん自身の別アプリに似ているのか、他人のアプリに似ているのかは明言されなかったそうです。
その結果、5個ほどのアプリが立て続けに審査に通らなくなりました。内容を変えて再申請してもダメで、ウミノさんは「結構しんどかった」と振り返っています。
さらに、資格試験アプリとはまったく違う作りの、息子さんのための塗り絵アプリも同じような理由で却下されました。娘さんの英検勉強用のアプリもダメだったといいます。
(英検のアプリは)コンセプト全然違うし、全く違うんですけど。しかも他のアプリも同じようなコンセプトのアプリってないはずなんですよね、調べたけど。
これ以上申請を続けるなら全アプリを削除する、という趣旨の文面もあり、ウミノさんは大きなショックを受けました。月1000円ほどとはいえ、アプリの売り上げが少しずつ立ち始め、これから頑張ろうとしていた矢先だったからです。
国旗の塗り絵アプリはなぜ審査に通ったのか
一方で、ウミノさんにとって唯一の救いになったのが国旗の塗り絵アプリでした。国旗の塗り絵アプリは世界中で流行っていて、似たアプリが多いジャンルだといいます。
そこでウミノさんは、ほかの国旗塗り絵アプリとの違いを打ち出す改善を加えました。国旗の由来や、たとえば「この赤は情熱を表している」といった色の意味の説明を入れたのです。
似たアプリが多いジャンルで、類似を理由に審査が通らない
国旗の由来や色の意味の説明を加えて違いをアピールし、審査に通過
この結果から、ウミノさんはほかのアプリとの違いを示せば、すべてがダメというわけではないと少し安心しています。ただ、リジェクトされた資格系や英単語のアプリをどうするかは、まだ決めかねている様子でした。
Google Playは通るのに、なぜ困るのか
ウミノさんによると、Google Play ── Googleが運営するAndroid向けのアプリストア。iPhone向けのApp Storeと並ぶ主要な配信先ですの審査はApp Storeに比べて「ゆるゆる」だといいます。最初の1本こそ審査通過まで2週間ほどかかったものの、それ以降は簡単に通るようになりました。
類似を理由に5個ほどがリジェクト。再申請への警告も
最初の1本は2週間ほどかかったが、以降は簡単に通過
Google Playでもそこそこ売り上げは立つため、Google Play中心でもいいかと考えることもあるそうです。ただ、ウミノさん自身はiPhoneとiPadのユーザーなので、Google Playだけで公開されても自分で使えないという悩みがあります。
今後について、ウミノさんはリジェクトされた資格試験系のアプリを一旦放置するか、他の試験アプリと差別化した別のアプリとして作り直すかを検討しています。資格試験アプリはすでに数が多く、それもリジェクトの一因だったのかもしれないと推測しています。
あまりね、無理やみやたらに出しすぎるとこんなことになっちゃうので、ほんと気をつけた方がいいです。
年会費とAI任せのアプリ作り、セキュリティ講座の案内
ウミノさんはApp Storeなどに年間1万2800円ほど払っているといいます。App Storeは毎年1万円あまりかかる一方、Google Playは1回だけの支払いかもしれないと話しています。
なので、まあ(年会費の)一万いくらかはさ、稼ぎたいじゃないですか。うーん、まあそれ以上に稼ぎたいよね。
それでもアプリはぼちぼち売れるようになってきたため、ウミノさんは今後も自分が必要だと思うアプリを作っていくつもりです。ウミノさんによれば、スマホアプリ作りはそれほど難しくなく、実際に作っているのはAIだといいます。
スマホアプリって作るのそんな難しくないです。いや、(実際は)私作ってないんですけど、AIが作ってくれています。
最後にウミノさんは、バイブコーディング ── AIに自然な言葉で指示を出し、コードの細部を自分で書かずにアプリやプログラムを作る開発スタイルのことをする人向けのセキュリティ入門コースをUdemyで公開したと告知しました。今だけ無料で、ある程度人数が集まったら有料化する予定です。
以前に作ったAIを使う人のためのセキュリティ入門コースは、700名以上が無料登録し、レビューも4.5〜4.7ほどと好評だったといいます。そのコースは現在、有料化されています。
まとめ
AIでスマホアプリを量産したウミノさんは、App Storeから類似アプリとして警告を受け、複数のアプリがリジェクトされました。一方で、独自の説明を加えて違いを示した国旗の塗り絵アプリは審査に通り、差別化の大切さが見えてきた回です。
- App Storeは似たアプリの量産に厳しく、5個ほどのアプリがリジェクトされ削除の警告も届いた
- 国旗の由来や色の意味を加えて差別化した国旗塗り絵アプリは審査に通った
- Google Playは2本目以降の審査が通りやすいが、iPhoneユーザーにとっては困る面もある
- アプリ作りはAI任せでも可能だが、むやみに出しすぎないよう注意が必要





