「ないと思っている人ほど本当は持っている」という気づき
この回は、大山さんが前日にSubstackで書いた一言から始まります。
ないと思っている人ほど、本当は持っているものが多い、ということを言いたかったんです。
この言葉は、実は自分自身に向けたものでもあったと話されています。
いろいろな方向を見て発信しているつもりでも、何かが足りないと感じる。自分を肯定してくれる意見、否定してくれる意見、交流、そして売り上げ。求めているものがいくつもあると言います。
そしてそれらが頭の中でごちゃごちゃになってしまう。大山さん自身もそうだと率直に打ち明けています。
自分の言葉を届けたい。そして評価もされたい。褒められたい、続けてることってすごいって言われたい。でも考えてるうちに、収益ができてない、商品が売れないって、もう頭の中がごちゃごちゃなんです。
「価値を見つけたい」と「収益化したい」を切り離す
大山さんは、自分に何があるんだろうと考えたとき、発信の目的には二種類あるのではないかと気づいたと話します。
一つは、自分の価値や居場所を見つけたいという気持ち。もう一つは、収益化したい、副業として稼ぎたいという気持ちです。
理想は自分の価値に報酬が付いてくる形ですが、それを最初から狙うとまた頭が混乱すると言います。だからこそ、一度切り離すことが大事だと話されています。
たとえば「自分には何ができるんだろう」と「副業したいけど何を発信しよう」は、出発点はよく似ています。でも本当は途中で分岐しているはずのものが、一緒くたになってしまう。
あなたには何がありますか?って聞かれた時に、何もないですってなってしまうんですよ。だから実はですね、いっぱい持ってるんですよ。そういう人に限って。
一言で「これがあります」と言える人は、優れているのではなく、一つに絞れているだけだと大山さんは言います。
オフラインでは言えないことを表現したい、聞いてくれる人がほしいという気持ち
給料があと一、二万増えたらと考える、稼げる発信をしたいという気持ち
あなたの「普通」は、誰かにとっての「価値」になる
大山さんは自分の例として、音声配信を続け、記事を書き、投稿ができるところまでを挙げます。あえて「飛躍しない」ように語っている点が印象的です。
音声配信をして記事をずっと書いてて。投稿ができるぐらいで止めたんですよ。飛躍しちゃうとまた自分に求めちゃうんで。
自分にとっては普通のことだから、大したことないと切り捨ててしまう。でも、それは本当に普通なのでしょうか。
音声配信をしている人は多くない。記事を毎日、いろんな場所で書き続ける人も多くない。大山さんは、それを「普通」と思い込んでいるだけだと指摘します。
僕にとって普通なことで、誰かにとって価値があることって必ずあるんですよ。あると信じてるんです。
価値がないと感じてしまう背景には、いいねやフォロワーといった指標があると言います。反応がないと、自分には価値がないのかと落ち込んでしまう。
だからこそ、自分の価値を低く見積もらないほうがいい、と大山さんは繰り返し伝えています。
発信は「舞台に上がった勇気」そのものが価値
ここで大山さんは、よく使うという舞台のたとえを持ち出します。観客席にいる人が8割、発信する側は2割。どちらでも自由に選べる状況だと言います。
そのなかで発信する側は、何もないと思っていても、自ら舞台に上がった人です。
上がったはいいけど、何もない。でも、上がった勇気ってすごくないですか?
体育館の壇上に100人、200人がいて、「上がる人いますか?」と聞かれたとき、手を挙げて上がった人。それがあなたなのだと大山さんは語りかけます。
さらに、ネットの世界では誹謗中傷を受けるかもしれないというニュースもあるのに、それでも舞台に立つ。それ自体がみんなにできることではないと言います。
舞台に上がる
反応や結果が見えなくても、発信という舞台に自ら立っている
上がった勇気を認める
立てたこと自体を、まず自分で称える
今やっていることを並べる
当たり前にやっていることを書き出して見直す
価値として位置づける
これをやっている人がどれだけいるかを俯瞰して考える
自分に優しく問いかけ、俯瞰して見直す
大山さんは、もし目の前に「何もない」と悩む人がいたら、と想像してみることを勧めます。
相手がいると考えると、「こんなことやってましたよね」「今これ学んでますよね」と、自然に相手の持っているものが浮かんでくると言います。
それを一度、自分に向けてやってみる。当たり前にやっていることを書き出してみるのです。
AIに聞くでもいいですよ。こういうことをやっている人って地球上にどれぐらいいますか?って聞いてみるとか。
ネットの中では周りがみんな発信しているように見えます。でも大山さんの身近では、発信している人は一人もいないと言います。
つまり、みんながやっているように見えて、実は一歩前に出た時点で価値はもう発生している。反応がなくても、それは変わらないという話です。
無理やり価値をつけたり、大きく見せたりする必要はない。まずは打席に立った自分の勇気を称え、俯瞰して見直すことが第一歩だと締めくくられています。
番組の紹介とPodyについて
最後に大山さんは、この回が普段より長めの週末バージョンであることに触れます。
そして、配信サービスPodyの招待リンクから登録すると、お互いにクレジットが回復する仕組みだと紹介されています。クレジットが回復すると、より長い話ができるようになるとのことです。
スタエフで音声配信をしている人は、SpotifyのRSSで登録して連携する方法も案内されています。まずは無料分から試すのも手だと話されています。
まとめ
「自分には何もない」と感じるのは、実は持っているものの価値に気づけていないだけかもしれません。稼ぎたい気持ちと表現したい気持ちを切り分け、当たり前にやっていることを並べ、まずは発信という舞台に立った自分の勇気を称える。そんな心の整え方が語られた週末回でした。
- 「価値を見つけたい」と「収益化したい」はごちゃ混ぜになりやすいので、一度切り離して考える
- 自分にとっての「普通」は、誰かにとっての価値になり得る
- 発信という舞台に自ら上がった勇気そのものが、すでに価値になっている
- 当たり前にやっていることを書き出し、俯瞰して見直すことが第一歩
- 無理に価値をつけたり、大きく見せたりする必要はない
