閉店セールで見つけたSwitchBot温湿度計
最初のコーナー「ガジェットレポート」では、まず先週の続きとして、閉店セールで買ったロジクールのマウスM850Lの話から始まります。神森さんが気にしていたのは「Actionsリング」という機能です。
Actionsリングは、親指のボタンを押すと、そのとき使っているアプリのショートカットが丸く並んで出てくる仕組みです。Actionsリング ── ロジクールの一部マウスにある機能。ボタンを押すと、使用中アプリに応じたショートカットが円形に表示され、そこから操作を選べる。
神森さんはまだ使いこなせていないと話します。ボタンを押す操作に慣れておらず、今も普通のショートカットを使ってしまうそうです。
多分慣れたら手放せなくなるやつだなと思っているので、この辺り使いこなしたら改めて再レビューしようと思っております。
そして今日の本題です。実は同じ閉店セールで、神森さんはもう一つ買っていました。SwitchBotの温湿度計です。温度と湿度が測れて、手のひらに乗るくらいの小さいものだと紹介されています。
この温湿度計は前からずっと欲しかったものでした。家にはアナログの温湿度計もあるのですが、近くまで行かないと針が読めず、デジタルのものが欲しいと思い続けていたそうです。
(温湿度計は)気にはなってたんだけど、本当に必要かどうか、そこまで必要でもないみたいな。なのでずっと買わずに来てました。
いわゆる「いつか買う系」だったところに、閉店セールのSwitchBotコーナーでこれだけが残っていたため、購入を決めたと語られています。
値段は2000円の表示で20パーセント引きのため1600円、公式価格が1980円なので少しお得に買えたという計算です。数日前に再び店へ行くとほぼ何も残っておらず、あの日に買っておいてよかったと振り返っています。
セットアップが一瞬で終わった理由
家に帰ってからのセットアップは、あっという間だったと神森さんは話します。その理由は、すでにSwitchBotを使う環境が整っていたからです。
神森さんの家にはSwitchBotのHubミニが3台あり、リビング・自分の部屋・親御さんの部屋に置かれています。Hubミニ ── SwitchBotのスマートリモコン。エアコンや照明などの赤外線リモコン家電を登録し、スマホや音声で操作できるようにする中継機。
それぞれの部屋には照明・テレビ・レコーダー・エアコンなどが登録され、AmazonのEchoと組み合わせて声で家電を動かせるようにしていると説明されています。
つまりアプリはすでにiPhoneに入っている状態でした。温湿度計は箱を開けて電池を入れ、アプリで追加するだけで完了したそうです。
だってSwitchBotのHubミニをセットする時って、結局宅内のWi-Fiとかに繋げる必要あるじゃないですか。そういう設定すら不要っていうのがめちゃめちゃ楽ですよね。
置いた場所は、キッチンとリビングダイニングを仕切る棚のところです。実はリビングにはカブトムシとクワガタがいるため、エアコンを入れっぱなしにしているといいます。
そのため温度でエアコンをつけることはしない見込みですが、部屋が何度なのかは外出先からでも見られるようにしたい、という使い方が語られています。
本体には36日分のデータが残り、アプリには2年分溜まっていくそうです。CSVも書き出せると触れられています。数時間後にアプリを見ると、温度の移り変わりがすでにグラフになっていたといいます。
さらにアラート設定もでき、一定の温度を超えたら知らせる、そこからエアコンの温度を下げる、といった連携も可能だと考えられています。SwitchBotの「オートメーション」機能でできそうだが、やり方はこれから調べるとのことです。
「教えてウェブマスター」第1回、制作会社に何を伝えればいいのか
続く「Work Talk」の枠で、新コーナー「教えてウェブマスター」が始まりました。会社で一人でウェブを担当している人に向けて、寄せられた質問に神森さんなりの考えを話すコーナーで、毎月第1週目の金曜日に行う予定です。
第1回の質問は、事業会社でウェブサイトを任されている人からの「制作会社に何を伝えればいいのかわからない」というものです。
長く制作会社側にいた神森さんは、この悩みをよく見てきたといいます。ただし、それは伝え方がわからないというより、そもそも社内で決まっていないという形で表れることが多かったと指摘します。
具体的な場面として、制作会社が提案や確認のために打ち合わせに行くと、目の前でクライアント同士が話し始めてしまうことがあると語られます。
話してるうちに、目の前でクライアントの皆さん同士が打ち合わせを始めるんですよ。ああでもない、こうでもないって始めるんです。
よくあるのは、窓口となる担当者と社内の関係者との間で方向性がずれているパターンです。意思の疎通が図れておらず、それが制作会社のいる場で初めて表に出てきてしまうといいます。
そうなると制作会社側は黙って待つしかなく、頃合いを見て「そこは次回までに整理しておきましょう」と宿題にしてもらっていたそうです。ただ、その日に進めたかったことが進まず、何回か続くと困ることもあったと振り返ります。
情シスの同席で止まる打ち合わせ
神森さんは、あの場面は何だったのかを、制作会社から事業会社へ移った今の視点で振り返ります。結局は、担当者がその案件に関わる利害関係者を拾いきれていなかったのだと分析します。
よくあったのが、情報システム部門との調整です。制作会社側は窓口の人と社内の関係者が出席しているつもりで打ち合わせをしていたといいます。
ところが、ある回から情シスの人が同席することがあります。その人からすると、何も聞かされないままいきなり呼ばれ、知らないところで話が進んでいる状態です。
その結果、決まっていたはずの話が止まってしまう、という展開になると説明されています。
制作会社に伝える前に社内で決めておく2つのこと
ここで質問に戻ります。制作会社に何を伝えればいいのか。神森さんは大きく2つあると考えています。
1つ目は、自分たちの会社のことです。とくに初めて会う制作会社なら、自分たちの会社やお店がどういうところなのかを伝えられるようにまとめておいたほうがよいといいます。
制作会社も事前にサイトなどで会社を調べます。最近はAIもあり、調べるのは速くなっているだろうと触れられています。ただ、それはあくまで外から見た姿だけだと神森さんは言います。
どういう理念や思いで事業やお店をやっているのかは、中の人が伝えるしかない、というのがその理由です。
2つ目は、目的です。何のためにやるのか。リニューアルでもページを増やすことでも、目的が社内の利害関係者と揃っていないと、その先が全部ずれていくと指摘されます。
目的が揃っていないと出てくる要望がバラバラになり、それを持ったまま制作会社に行くと、最初に話した「打ち合わせがその場で始まる」状況になってしまうといいます。初めて制作会社に相談する立場になったら、この2つをまず忘れないでほしいと念を押しています。
関係者を洗い出すのはウェブ担当者の仕事
神森さんは、この2つは担当者が一人で考えても出せるものではないと言います。とくに目的は、社内で揃っていないと出せないものだからです。
話を進めると、担当者だけでは決められないことも出てきます。例として挙げられるのが、サーバーやドメインの話です。
新しく作るならサーバーをどうするのか、リニューアルなら今のままにするのか立て直すのか。ドメインの設定になると情報システム部門も絡んできます。ここが白紙のまま進むと、また「えっ」という場面になると説明されます。
だからこそ、プロジェクトに誰が関わるのかをリストにして事前に調整しておく必要があるといいます。このリストは制作会社に渡すものではなく、社内で揃えるためのものだと補足されています。
関係部門があって、それぞれに言いたいこともある。それをフロントに立つ人が、ウェブサイトを任されている人がうまくまとめていけないといけないんです。
誰かが勝手に揃えてくれるわけではなく、ここが一人でウェブを担当している人の大きな仕事の一つだと神森さんは話します。事業会社に移ってから、より強くそう感じるようになったといいます。
コーナーの最後には、来週土曜9月12日の「Web Creator Podcast Day 2026」も告知されました。ウェブクリエイターのポッドキャスト13番組が原宿のスタジオに集まり、朝10時半から夕方5時まで生放送する無料イベントで、この番組も出演すると案内されています。
Sunoが大きく変わる3つのこと
最後のコーナー「Suno AI Lab」では、まず音楽生成サービスSunoの変更点が語られます。公式発表があり、神森さんはこの番組で3つに絞って紹介します。Suno ── テキストのスタイル指定などから楽曲を生成できるAI音楽サービス。神森さんは番組のBGMや楽曲制作に使っている。
1つ目は、ダウンロード回数に上限がつくことです。無料プランは生涯で7回まで、有料のプロは月20回、その上のプレミアは月60回だと説明されています。
2つ目は、新しいモデルが登場することです。音楽業界と組んで開発しており、これまでのモデルより全ての面で上回ると言われているといいます。訴訟などで話題の多かったSunoが、音楽業界と歩み寄る動きとしても受け止められています。
3つ目が大きいと神森さんは言います。新しいモデルが出ると、これまでの4.5・5・5.5がすべてなくなるという点です。作った曲自体はライブラリーに残り、聴くことや共有はできますが、そのバージョンで新しく作ることはできなくなります。
神森さん自身への影響については、ダウンロード回数はおそらく問題ないといいます。毎回、確定させた曲だけをダウンロードしており、月に4曲ほど、20回もあれば十分だからです。
モデルがなくなる点についても、今は5.5がよくできているため、わざわざ下のバージョンで作り直すことをしていないと話します。気に入ったものはそのバージョンで作りきっていたため、大きくは困らないという見立てです。
去年眠らせていたボサノバ「波音」の初披露
ダウンロード制限の話もあり、神森さんは眠っている曲の中に面白いものがないか探したといいます。そこで見つかったのが、今回初披露するボサノバ「波音」です。
作ったのは去年の10月10日、まだ4.5の頃です。当時はこの番組のシーズン1を2回配信したまま止めており、再開するならBGMがいると思ってノリで作ったものだと明かされています。
沖縄らしく海を思い浮かべられるボサノバがいいと考えて作ったこの曲は、スタイル指定がとてもシンプルでした。
(スタイル指定は)メロ、アコースティック、ボサノバ、たったそれだけ。あとはインストの指定をしただけです。
今のようにキーワードを並べる作り方ではなく、3語だけ置いてあとは任せた形だといいます。1回生成して出てきた2曲のうち、音が遊んでいて動いている感じがよかった方を選んだそうです。この曲は番組で一度も流していないため、今回が初披露になります。
せっかくなので5.5でカバーしてみたところ、だいぶ雰囲気が変わったといいます。音楽自体はほとんど変わらないものの、オリジナルはノイジーで音が安定しない感じがあり、5.5で作り直すとそれが減って音が綺麗になったそうです。
カセットテープからCDに変わった、あんな感じになります。だいぶ雰囲気が変わったなって。
曲調そのものが変わったわけではなく、曲が優等生な感じになったのが5.5という表現でその違いがまとめられています。今回番組で流すのは、旧モデルの記念として4.5で作ったオリジナル版です。
まとめ
EP33は、温湿度計の導入、制作会社に頼む前の社内準備、そして眠らせていた自作曲の初披露という3本立ての一人回でした。ガジェットの手軽さ、ウェブ担当者としての実感、Sunoの変化への向き合い方が、それぞれの温度感で語られています。
- SwitchBot温湿度計は、既にHubミニとアプリがある環境なら追加が一瞬で終わり、外出先から室温を確認できる
- 制作会社に伝えるべきは大きく2つ、自分たちの会社のことと、何のためにやるかという目的
- 目的や関係者は担当者一人では揃えられず、情シスなどを含めて誰が関わるかを事前に洗い出すのがウェブ担当者の仕事
- Sunoはダウンロード回数の上限、新モデル、旧モデル全廃という3点で大きく変わる
- 去年4.5で作ったボサノバ「波音」を初披露、5.5のカバーでは音が綺麗になり印象が変わった




