11週間の実務実習を終えて振り返る
薬剤師のたいぞーさんの薬局では、2026年の実務実習第1期が11週間の日程を終えました。
たいぞーさん自身も店舗で実習生に関わってきたといいます。
実習の最後には、期間全体を総括する実習報告会が行われます。この回では、その報告会を通して感じた2つの気づきが語られています。
在宅医療に関わった学生の発表が印象に残った理由
報告会では、たいぞーさんが関わった学生だけでなく、系列のグループ薬局で受け入れた学生の発表も聞いたそうです。
その中で特に印象に残ったのが、在宅医療に関わった学生の発表でした。
この学生は、患者さんに直接関わって情報を集めるだけでなく、得た情報から処方内容を精査・評価し、医師への処方提案や多職種との連携まで自ら考えて行っていたといいます。
指導薬剤師のサポートはありながらも、主体的に患者さんへアプローチしていた点に、たいぞーさんは強く驚いたと話しています。
現場でやっている薬剤師の姿を見て、それをまとめて「在宅医療ってこんなことを薬剤師はやるんですよ」みたいな発表なのかなと思いきや、全部自分でやったというので、めちゃくちゃ驚きました。
発表の視点も鋭く、現場ならではの臨場感があったと振り返っています。
現場のリアルな体験が学生の成長を大きく変える
ただし、そうした鋭い視点を学生が最初から持っていたわけではない、とたいぞーさんは指摘します。
臨床現場で直接患者さんに関わる機会そのものが、学生の成長につながっていったといいます。
この発表を聞いて、たいぞーさんは自身の学生への関わり方や指導の仕方も見直し、より良い関わりがまだまだできると感じたと話しています。
自分の思いが実習生に伝わり、広がっていく
2つ目の気づきは、たいぞーさんが自ら関わった実習生の発表を聞いて感じたことです。
その発表は、たいぞーさん自身が症例発表をしているかのように感じられるもので、自分の考えがそのまま伝わり、受け取ってもらえた実習だったと振り返っています。
現場で自分が実践するだけでなく、共感して一緒に取り組む仲間が一人でも二人でも増えることで、医療現場はより良くなっていくと考えられます。
そのためには、現場で実践することと学生を育てることの両輪を回していく姿勢が大切だと語られています。
こうやって思いというのはつながって広がっていくんだなということを、改めて実習生の発表を聞きながら思っていました。
実習を通して指導する側も学ぶ
たいぞーさんは、この11週間の実習が自分自身にとっても学びの多いものだったと振り返ります。
今後も新たに実習生を受け入れ、指導にあたる場面は続くといいます。
そのため、今回得た気づきや学びをさらに還元し、より良い教育の機会を提供できるよう努めていきたいと話しています。
リアルに患者さんへ関わる体験の量が、学生の学びの深さと成長を左右する
自分の実践への思いが実習生に伝わり、共感する仲間として広がっていく
まとめ
実務実習の報告会を通して、たいぞーさんは現場でのリアルな体験が学生の成長を大きく左右すること、そして自分の思いが実習生に伝わり広がっていくことを実感しました。指導する側も学び続けながら、両輪を回していく姿勢が語られた回です。
- 11週間の実務実習第1期を終え、報告会で2つの気づきを得た
- 在宅医療に主体的に関わった学生の発表が特に印象に残った
- 現場でリアルに患者さんへ関わる体験の量が、学生の成長を大きく変える
- 自分の実践への思いが実習生に伝わり、共感する仲間として広がっていく
- 現場で実践することと学生を育てることの両輪を回すことが大切だと語られた



