毎月参加する漢方の勉強会とはどんな場か
この回でたいぞーさんが取り上げたのは、月に一回受講している漢方の勉強会での気づきです。昨日ちょうど参加してきたばかりの内容だと話されています。
その勉強会は、漢方の土台になる基本知識を講座で学んだうえで、実際の症例をみんなで検討していく構成になっています。
参加者どうしで意見を出し合い、その人の問題をどう解決していけるかを、漢方も含めた幅広い視点から検討していく場だといいます。
漢方以外の選択肢を考えたときに見えた壁
症例検討では、患者さんの悩みに対してどんな漢方のアプローチがあるかを議論します。ここは勉強している範疇なので、意見を交わしながら自分の考えを整理できるといいます。
一方で、漢方だけが問題を解決する方法とは限りません。そこで「それ以外の選択肢は何かあるか」という議論にもなっていきます。
たいぞーさんの中では、漢方や飲んでいる薬が症状に影響している可能性、あるいは西洋薬による医学的なアプローチについては、いろいろと選択肢が浮かびます。
ところが、OTC薬品や食品、栄養面での介入といった、医療の専門領域とは少し違う選択肢になると、頭が回りにくかったと振り返ります。
皮膚トラブルの症例で気づいた自分の視点の弱さ
昨日の症例検討は、皮膚トラブルが問題になっている方だったそうです。
そのため他の参加者からは、化粧品や肌に使う保湿剤といったアプローチの意見も出ていました。
たいぞーさんは、医療や専門領域はとても大切にしている領域で、患者さんへの介入方法を考えることは日々実践していると話します。だからこそ、そこには自然と頭が回りやすいといいます。
しかしOTC薬品や化粧品、日焼け止めといった商品は、薬局で取り扱えて患者さんに提供できる選択肢であるにもかかわらず、自分の業務にあまり定着していなかったと気づいたのです。
これまで、そうした選択肢を患者さんに提供できる存在として仕事をしてきていなかった。その事実に、勉強会の場で向き合うことになりました。
薬以外の選択肢が持つ薬局ならではの強み
たいぞーさんは、薬局が持つ役割を整理して語ります。専門領域で患者さんに関わる、地域や町の中での専門職という立場があります。
それだけでなく、OTC薬品や日用品の販売もできることは、小売り業である薬局の大きな強みだと考えています。
だからこそ、そうした領域でも患者さんを支援できるものがないか、という視点が生まれます。
さらに、日常的に使っているものが今の症状に影響している可能性もあります。その視点を持つことで、今の薬物治療をより良い方向へ向かわせられるかもしれないと話されています。
漢方や西洋薬など、医療の専門職として薬物治療を考える。日々実践してきた得意な視点
OTC薬品や化粧品、日焼け止めなど、小売り業としての選択肢。定着が弱かった視点
幅広い視点をこれからどう磨いていくか
薬局の強みである幅広い視点は、これから地域の中で患者さんに関わっていくうえで重要になってくると、たいぞーさんは考えています。
そのうえで、視点を新たに磨くというより、その視点を持ちながら患者さんにどんな関わりができるかを考えたいと語ります。
今日の放送は、薬はもちろん、それ以外の日用品や化粧品など、幅広い視点から患者さんに何ができるかを考えるきっかけになれば嬉しい、と締めくくられました。
まとめ
漢方の症例検討という場から、たいぞーさんは自分の視点の弱さと、薬局が本来持つ幅広い強みに気づきました。薬だけでなく、日用品や化粧品といった選択肢まで含めて患者さんの問題を考える姿勢が語られた回でした。
- 毎月の漢方の勉強会では、講座で土台を学んだうえで実際の症例を参加者と検討している
- 皮膚トラブルの症例で、化粧品や保湿剤という薬以外の選択肢に気づかされた
- OTC薬品や日用品を扱えることは、小売り業である薬局ならではの強みである
- 日常的に使っているものが症状に影響している可能性を見る視点が、薬物治療の改善にもつながりうる
- 専門領域だけでなく幅広い視点を持ち、患者さんの問題を解決する手段を考えていきたいと語られた



