久しぶりのバレーで10分でパンパン、迷えるコアラちゃんの相談
この回は、ラジオネーム「迷えるコアラちゃん」からのお便りに答える相談回です。久しぶりに友人とバレーをしたところ、まだ動けると思っていたのに、開始10分で足がパンパンになってしまったという内容から始まります。
気持ちは学生時代のままでも、体は正直だったと綴られています。そのうえで、迷えるコアラちゃんは3人に向けて問いを投げかけます。
運動は好きだから続くものだと思いますか?それとも習慣にしてしまえば好き嫌いは関係ないと思いますか?
あわせて、今でも続けている運動や、これはおすすめという運動があれば教えてほしい、という質問も添えられています。まずは3人が、それぞれ今どのくらい体を動かしているのかから話が始まります。
ゴルフの打ちっぱなしと水泳、中さんの「動いてるつもり」の中身
中さんは最近、自分でも「動いてる方だ」と話します。きっかけは、うちの若いスタッフがゴルフに目覚めたことでした。
うちの若いスタッフがゴルフに目覚めたらしくて。打ちっぱなし行きましょうやみたいな話になって。夜な夜な。
仕事終わりの8時ごろから10時ごろまで、飯も食わずに打ちっぱなしへ通う日が、先週・先々週と続いているそうです。頻度としては2週間に1回ずつくらいのペースだと話します。
もう一つ、中さんが続けているのが水泳です。週に1回ほど、20分程度泳ぐのだと言います。
2週間空いたらもう自分の体力めっちゃしんどなるんで、やっぱ1週間に一回ぐらい泳いどかなあかんなって。
泳ぐときは500メートルほど、25メートルプールを何往復かする形です。時計が距離を感知してくれるので、自分で数える必要はないのだと補足しています。
AIに「今日は行った方がいい?」と聞く、中さんの水泳の続け方
中さんが水泳を始めた背景には、9年ほど前のアクアスロンがありました。トライアスロンからバイクを除いた競技で、当時はみんなで一緒に取り組んでいたそうです。
その後、中さんは一度やめてしまいますが、去年のお正月に、心機一転ジムに通おうと再開しました。1年ほど続いてはいるものの、月に1回しか行かない時期もあると正直に話します。
そこで中さんが頼っているのがAIです。行くかどうかを、AIに相談しているのだと言います。
(AIに)今日は行った方がいい?今日は休んでもいい?いや、ダメですね。結構優しいです。疲労度はどれぐらい?とか聞いてくれて。
AIに疲労度を伝えると、「今日は行った方がいい」「休んでもいい」とアドバイスが返ってくる仕組みです。樋上さんは、相談している間に行けばいいのではと突っ込みますが、中さんはAIが休んでいいと言えば休むこともあると笑います。
週5で泳ぎ週1で登山、吉田さんは「好きだから」ではなかった
3人の中で群を抜いて運動しているのが吉田さんです。やらない日はないと言うほどで、その内容を樋上さんが読み上げます。
週に5回ぐらい泳いでて、週に2回ぐらい散歩行ってて、週に2回ホットヨガ行ってて、週に1回登山してます。
あまりに多く、覚えられないほどの運動量です。中さんは「参考にならへん」とこぼしますが、ここで話は今回の問いの核心に入っていきます。
吉田さんは、これだけ運動しているのは「好きだから」ではないと言い切ります。めっちゃ泳ぎたいわけではないのだと話します。
好きだからっていうか、やりたいことがあるから、それをやるためにいるって感じ。
つまり、目標のために体を動かしているという目標志向の考え方です。これは、迷えるコアラちゃんの言う「習慣にしてしまえば好き嫌いは関係ない」に近い立場だと確認されます。
運動しないと会社に来るのもしんどい、40代のカウントダウン
吉田さんが運動を続けるもう一つの理由は、やらないと日々の生活そのものがしんどくなるからです。
やってた方がやったら疲れるけど、やってないと日々の生活がしんどい。
吉田さんは、この中では一番若いはずの樋上さんに向けて、45歳あたりになると運動していないと普通に会社に来ることさえしんどくなる、と体力の変化を語ります。樋上さんは「カウントダウン始まってた」と受け止めます。
中さんも、食事・睡眠・運動はやっておかないといけない、とうなずきます。ちゃんと働くための土台だという実感です。
(体力に)余力があればちょっと無理するのもできる。でも余力なかったら無理したら一撃で死亡ですよ。
運動は、無理してでもやらなあかんというのが、40代に入った2人の共通した実感です。ここから話題は、では「習慣にする」にはどうすればいいのかへ移ります。
RIZAP、レコーディング、体重計、それぞれの習慣化の入り口
習慣にするにはどうしたらいいか。吉田さんは、自分で目標を決めてやるのが合わないなら、外部の力を借りるのも手だと提案します。
(目標設定が)あかんねやったら、もうRIZAPみたいな鬼コーチがいるところに行くっていうのも手じゃないですか。
自動的に習慣になるようなコースに、自分から飛び込んでしまうという発想です。
中さんが挙げたのはレコーディングです。お腹周りがやばいと感じたので、AIに週1回の計測をスケジュールしてもらい、どんな運動をすればいいかを聞いて実行しているそうです。
目標で80センチ切るとこまでやろうとか言ってやってたら、2、3週間目でもう結構6センチ縮まったんですよ。
AIに言われた運動、たとえば2日に1回は運動し、間は散歩などの有酸素運動をする、といった内容をこなすだけで結果が出たと話します。吉田さんは、姿勢の改善や骨盤の矯正で細く見えている部分もあるかもしれないと補足します。
しかし樋上さんは、AIが運動メニューを出してくれても、それを習慣にするのが難しいのだと反論します。
(メニューを)やっといたらって中さんはさらっと言いますけど、それやるのが難しい。
体重計に乗ることすら三日坊主、樋上さんの「困ってない」問題
樋上さんの悩みはより根本的です。運動どころか、毎日体重計に乗ることすら三日坊主で続かないと打ち明けます。
乗るぞって意識しないと乗れないし。(体重計に乗ることさえも)なかなか習慣にできないレベル。
中さんは、風呂上がりに体重計を置いておけば絶対に乗るのではと言いますが、樋上さんは乗らないと即答します。ほかの習慣や、目に飛び込んでくるものがあるからだと説明します。
話が進むうちに、樋上さんが習慣にできていることが見えてきます。歯磨きです。中さんが、なぜ歯磨きは続くのかを掘り下げます。
虫歯になって、なってめっちゃ痛かった経験があるから、もう絶対に虫歯になりたくないから。
ここから、続く行動と続かない行動の差が浮かび上がります。中さんは、要するに困っているかどうかだと整理します。
体重計乗らんと別に困らへんから。(体重計に乗らないことに)そんな困ってないから。
樋上さんも、痩せたいとは永遠に思っているけれど、太っていく自分を受け入れているところがあると認めます。太ったから会社に来るなと言われるわけではない、つまり困っていないから続かない、という結論です。
虫歯になって痛かった経験があり、絶対に虫歯になりたくないから、意識しなくても続く
乗らなくても今すぐ困らないから、意識しないと乗れず三日坊主になる
マラソンに先に申し込む、逃げ道をなくす習慣化の作戦
運動を本当に続けるための一手として、中さんは先に予定を確定させてしまう方法を挙げます。
もういついつのマラソンに参加ボタンを押すとか、先やっちゃう。もう絶対やらざるを得ない状況にして。
数か月後のマラソンに早めに申し込み、自分を追い込むスタイルです。準備しないとやばいと感じたら申し込んでしまうのも、人によってはありだと話します。
一方で樋上さんは、そのやり方が自分には響かないと返します。ゴールできずお金が無駄になっても、それくらいにしか感じないだろうと言います。
なんやったらお金払って走ることそのものに、なんか(無駄という)意味を感じてる。
同じ「追い込む」作戦でも、効くかどうかは人それぞれだという話に落ち着きます。習慣化のやり方に、万人向けの正解はないという流れです。
運動経験ゼロでも1位に、吉田さんを変えたアクアスロンの成功体験
樋上さんは、迷えるコアラちゃんはもともと運動していた経歴があるから、やろうと思えば運動しやすいのではと推測します。運動していた人は、少しやらなきゃと思えば動ける、という見立てです。
ところが吉田さんは、自分は全然運動していなかったと明かします。むしろ運動が得意ではなかった側でした。
高校の時とかむっちゃ太ってて、学校のマラソン大会、ビリから3位とかやったんですよ。
その吉田さんが、あのアクアスロンに出たら女子総合で1位を取ったのだと言います。この成功体験が、今の運動量につながっているようです。
運動経験の有無より、「やったらできた」という一度の実感が、その後の習慣を大きく変えたことがうかがえます。
盆踊りという習慣、上手い人の後ろについて踊る
最後に、樋上さんが唯一運動と呼べるかもしれないものとして挙げたのが盆踊りです。月1回、先月は毎週2時間ほど夜に踊り続け、めっちゃ汗をかいてハードだったと話します。
吉田さんは、習慣化のやり方は人によって違うとしつつ、樋上さんには盆踊りが合っていると太鼓判を押します。友達とバレエでも、月1回はやろうと強制的にするのでもいい、という考え方です。
盆踊りに興味を持った中さんが「踊れないのでは」と気にすると、樋上さんはコツを教えます。
上手い人見つけるんですよ。あの人踊れてんなっていう人の後ろついてください。踊れる。
盆踊りは大体が繰り返しなので、1ターン覚えれば踊れるようになると言います。吉田さんも、大衆が踊れるようにできているから、ついていけば踊れるはずだと後押しします。
吉田さんのおすすめは、まずやってみて、目標を決めること。それでやらなきゃという状態を作れば、そのうち習慣になり、いやでもやるようになるという流れです。迷えるコアラちゃんへの回答は、習慣にしてしまえば好き嫌いは関係ないでまとまりました。
まとめ
40代で体力が落ちて怖くなる前に、運動をどう習慣にするか。3人の結論は「好きだから続くのではなく、続けているうちに好き嫌いは関係なくなる」というものでした。困っていること、目標、成功体験、逃げ道をなくす仕掛けなど、続くきっかけは人によって違います。
- 運動が続くかは「好き」より「習慣」。目標や困りごとがあると続きやすい
- 中さんはAIに相談しながら水泳やレコーディングで運動を習慣化している
- 吉田さんは運動経験ゼロでもアクアスロン1位の成功体験が今の運動量につながった
- 続く行動と続かない行動の差は「困っているかどうか」にある
- 盆踊りやマラソン申し込みなど、強制力のある仕掛けで習慣化する手もある






