BGMの衣替えと、The Whoopsご本人からの反応
番組「make friends 実験Radio【Space Volcano!】」は、大阪市在住のケージくんが「人生で一番大切なものは友達なのではないか」という仮説を検証する、友達がテーマの番組です。今回はシーズン2の第65回にあたります。
この回から、オープニングBGMが夏仕様の「PERFECT SUMMER」から、以前使っていた「TIGER」に戻りました。10月に入り、ケージくん自身のアイスコーヒーの季節も終わったため、BGMも衣替えしたといいます。
もうさすがに夏のBGMはもういいだろうという。夏は大好きなんですけど。
続いて、前回の第64回「The Whoopsのここが好き」への感想が紹介されました。最初に届いたのは、なんとThe Whoopsの公式アカウントからの引用ポストで、「あまりに良いことを言ってくれていて泣きました」という言葉が添えられていました。
ケージくんは、公式アカウントなのでボーカル・ギターの宮田くん本人の投稿だろうと推測し、本人に聞いてもらえたことと、反応が一番早かったことを喜んでいます。
ほかにも、ジョンさんからは新曲「ランドリー」のドラムのフレーズと上手ギターの音作りが気持ちよかったという感想が、シュウさんからは「ランドリー」を聴いたという報告が届きました。シュウさんは10日間のヴィパッサナー瞑想 ── 自分の呼吸や体の感覚をありのままに観察する、仏教由来の瞑想法。外部との連絡を断って数日間取り組む合宿形式で行われることが多いですの合宿中だそうです。
sottoさんからは、自分もまだしばらく「冷コー」だというコメントがありました。ケージくんの実家の喫茶店でも、アイスコーヒーを冷コーと呼んでいたそうです。
夢の話題への反応も続きました。山村達也さんは、追っ手から逃げては捕まる夢をゲームのように何度もやり直す夢を、めい・かきんさんは、ブレーキを思いきり踏んでも時速2キロほどでのろのろ進む車の夢を寄せています。めい・かきんさんの夢は、ケージくんも同じものを見ると驚いていました。
30年通う書店のアプリを、なぜ勧めたいのか
本編のテーマは、ケージくんが愛用する丸善ジュンク堂書店のネットストアアプリです。ケージくんは阪神淡路大震災のあった1995年に神戸へ引っ越し、三宮の大きなジュンク堂に通い始めてから、30年以上ジュンク堂で本を買い続けてきました。
丸善ジュンク堂書店のネットストアには、ウェブ版とスマホアプリ版があります。ただしリアル書店のアプリなので、近所に店舗がない人にはあまり恩恵がないかもしれない、とケージくんは前置きしています。
ケージくんがおすすめしたい相手は、近所に丸善ジュンク堂書店がありリアル店舗で本を買いたい人と、Amazonを使うことに気まずさを感じている人です。
Amazonへの気まずさについて、ケージくんは海外のプラットフォームばかり使っていていいのかという思いを挙げます。GoogleやAppleは代わりがないので使わざるを得ないものの、本ならAmazon以外で買えるため、なるべく日本の企業にお金が落ちてほしいと考えているそうです。
本を買う時に、Amazon以外で買えるんだったらAmazon以外で買いたいなみたいな。なるべく日本の企業にお金が落ちてほしいなって思ってます。
そのためケージくんは、ヨドバシカメラのサービスや丸善ジュンク堂書店をよく使っています。通販が環境に負荷をかけていることや、リアルのお店がなくなるとつらいという気持ちもあり、なるべく実店舗で買いたいと話しています。
ネットストアなのに送料無料で使える仕組み
丸善ジュンク堂のネットストアアプリのおすすめポイント1つ目は、通販と店舗受け取りのどちらも選べることです。本のタイトルや著者名で検索してカートに入れるところまではAmazonと同じですが、その後に通販で買うか店舗で受け取るかを選べます。
通販には送料がかかりますが、店舗受け取りなら送料無料で、支払いも店頭でできます。そのため、クレジットカードを登録しなくても、本を予約して買うような使い方が可能です。
サイトの説明によると、店舗受け取りで店頭在庫がある場合は、営業時間の1時間前までに申し込めば当日に受け取れます。ケージくんは、前日の夜に探して在庫さえあれば翌日に取りに行ける、という感覚で使っているそうです。
店のどの棚にあるかまで、スマホでわかる
おすすめポイント2つ目は、書籍の詳細画面に在庫状況と分類情報、つまり棚の情報が出ることです。ネットストアの在庫に加えて、よく使うお店を登録しておくと、その店舗の在庫も表示されます。
ケージくんはジュンク堂書店大阪本店と自宅近くのジュンク堂の2店舗を登録しています。本の詳細画面を開くだけで、どちらの店に在庫があり、どの棚に置かれているかがすぐにわかるそうです。
以前のケージくんは、店内の検索端末に書名を入力し、表示された棚の場所を覚えきれずにレシートのような紙を印刷して、それを持って棚を探していました。
もう事前に、だから紙を印刷する必要はないし、スマホのアプリを見ながらその棚まで行けるっていう。
店内の検索端末に書名を入力し、棚の場所をレシート状の紙に印刷して探す
アプリの詳細画面で在庫と棚を事前に確認し、スマホを見ながら棚へ向かう
ケージくんが試しに落合陽一さんの新刊『マタギドライブ』を検索すると、大阪本店では3階の社会問題の棚とコンピューター関連読み物の棚の2か所に置かれていました。近所の店舗では、まったく別の芸術の棚に並んでいたそうです。
マイ本棚で、漫画の続巻も積読の二重買いも防げる
おすすめポイント3つ目は、買った本が「マイ本棚」に自動で登録されることです。アプリ内のポイントカードを購入時にスキャンすることで、購入履歴がアプリに残る仕組みだとケージくんは推測しています。
マイ本棚が役立つのは、漫画やシリーズ小説を何巻まで買ったか忘れたときです。たとえば『とんがり帽子のアトリエ』は6巻まで買ったから次は7巻、『十二国記』はここまで買ったから次はこれ、と確認できます。
ケージくんには、積読 ── 買った本を読まずに積んでおくこと。「積んでおく」と「読書」を合わせた言葉ですしている本をうっかり買い直してしまう癖がありました。平野啓一郎さんの『私とは何か「個人」から「分人」へ』は、電子版も含めて3冊持っているそうです。
積んだまま、「あ、この本欲しいと思ってたやつだ、買わなきゃ」と思って買うっていうのを、だから3回やったってことですよね、電子も含め。
アプリには欲しいものリストもあり、書店で「前に欲しいと思った本があったはず」と思い出せないときに開けば、その場で在庫と棚まで確認して買えます。ケージくんは、ジュンク堂で本を買う人にはぜひ使ってほしいと締めくくりました。
面白い人文書ほど読み進められない理由とは
ジュンク堂の話に続けて、ケージくんは最近気づいた自分の本の読み方について語ります。ケージくんはエッセイや人文書を集中して読めず、小説に比べて時間がかかってしまうそうです。
人文書を読んでいると、出てきた単語や記述から思いついたことを考える、別の「思考ライン」が走り始めます。頭の中で文章は音読されているのに、そちらを聞かずに別のことを考えてしまうといいます。
なんか頭の中で2つラインが走っていくみたいな感じになっちゃうんですよね。
最近読んでいるチュ・ヒチョルさんの『バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティ ── アメリカの哲学者(1931〜2007)。真理を絶対視せず、会話や連帯を重んじるプラグマティズムの立場で知られますの哲学』は、とても面白いのに、別の思考ラインが走りまくって集中できないそうです。面白い概念が多いからこそ、つい考え込んでしまうのかもしれないとケージくんは話します。
普段なら無理やり読み進めて読了扱いにするところですが、この本は自分にとって重要なことが書いてある気がするため、思考が逸れたら半ページから2ページほど戻って読み直しているといいます。ケージくんは、久しぶりに時間をかける本だと感じながら、お風呂で少しずつ読んでいるそうです。
小説と漫画に没頭できるのは、脳の「別ライン」のおかげ
一方で、ケージくんは「アフター6ジャンクション」で取り上げられたのをきっかけに、小説『十二国記』を読み始めました。エピソード0の『魔性の子』を読み終え、昨日はエピソード1の『月の影 影の海』の上下巻を買ってきたそうです。
『月の影 影の海』の上巻は、買ったその日に朝5時ごろまで読み続け、8〜9割を読み終えてしまいました。意識が朦朧としてきたため、残りは後でじっくり読むことにしたといいます。
なぜ小説なら集中できるのか、ケージくんは昨日ようやく気づきました。別ラインの思考が、小説の情景の映像化に使われているため、気が散らずにそのまま読めるのだといいます。
漫画も同じで、セリフやト書きを読むラインとは別に、もう1つのラインが絵の画像処理に使われているため集中できるのだろう、とケージくんは考えています。
| 読み物 | 別ラインの使われ方 | 集中度 |
|---|---|---|
| 小説 | 本文の情景を映像化する | 集中して読める |
| 漫画 | 絵の部分を画像処理する | 集中して読める |
| エッセイ・人文書 | 思いついた別のことを考える | 気が散りやすい |
ただ、小説が苦手な人もいると聞くため、これは全員に当てはまる話ではなく、自分の頭の作りが小説と相性がいいのだろう、とケージくんは結論づけています。
スピルバーグ新作に願う、若手の起用
エンディングでは、テーマ曲も短い「ジェットセットスター」に変わったことが告げられました。続いてケージくんは、スピルバーグ監督の最新作『ディスクロージャー・デイ』を観た感想を話します。
ケージくんの評価は、良くも悪くも「ザ・スピルバーグ」という面白い映画でした。アフター6ジャンクションで宇多丸さんに「映画うま男」と呼ばれるほど、映画作りが上手い監督だと語っています。
スピルバーグが作るんだったらどうせ作品は良くなることはもう分かってるんだから、その作品のクオリティよりも、その後進育成みたいなのに力注いでくれればいいのになって。
ケージくんは、いつも同じスタッフで組むのではなく、才能がありながらチャンスのなかった若い人たちを起用してほしいと、自分でも「どの立場か」と笑いつつ語りました。ジョン・ウィリアムズにもう劇伴を頼まなくていいのでは、という一言もありました。
最後に、話題のアニメ『我々は宇宙人』を観たいこと、10月31日開催のD&D初心者会に向けて今月は準備に力を注ぐことを伝え、番組は終わりました。
まとめ
今回のケージくんは、日本の企業とリアル書店を応援したいという思いから丸善ジュンク堂のネットストアアプリを使い込み、その便利さを具体的に紹介しました。後半では、別の思考ラインの使われ方によって、小説や漫画には没頭でき、人文書では気が散るという自分の読書の特徴に気づいています。
- ネットストアは通販と店舗受け取りを選べ、店舗受け取りなら送料無料・店頭決済で予約感覚で使える
- 書籍詳細画面で登録店舗の在庫と棚の場所がわかり、検索端末で紙を印刷する手間がなくなった
- マイ本棚と欲しいものリストで、続巻の確認や積読本の二重買いを防げる
- 小説は情景の映像化、漫画は絵の処理に「別ライン」が使われるため、集中して読めるとケージくんは考えている





