久しぶりの配信は北海道帰りから
配信はまず、川上さんの近況報告から始まります。しばらく配信を休んでいたのは、北海道に行っていたからなんだそう。
10月19日の出雲は最高気温21度で、すっかり秋らしくなってきたころ。一方で北海道は朝の気温が5度と、気温差にびっくりしたと話されています。
昨日まで半袖着てたんですけど、今日まだグッと寒くなってきている、そんな天気になっております。
この日の仕事は一日中、堆肥を運ぶ日。稲刈りが落ち着いて籾殻を取りに行かなくてよくなったので、ここからは堆肥作りと配達の日々になるそうです。
北海道では酪農家の集まりに参加し、いろんな牧場のチーズや乳製品を食べ比べたそう。牧場ごとに味が全然違うと驚きつつ、自分の牧場の牛乳を改めて飲むと、やっぱりおいしいと感じたと語っています。
出雲駅伝は酪農の仕事に支障が出る?
ここからお便りコーナーへ。まずはstand.fmのレイニーさんから、出雲駅伝について酪農家的には業務に支障が出るのか、という質問です。
出雲の駅伝について、酪農家的には業務に支障出るんでしょうか?
川上さんの答えは「特に支障は出ない」。駅伝の日は12時ごろから15時ごろまで一部の道路で交通規制があり、渋滞になることはあるものの、そこを避ければ問題ないそうです。
そもそも酪農の仕事は朝と夕方が中心。堆肥配達は昼間ですが、午前中に終わらせるようにしているので、駅伝の時間帯とはうまくずらせるんですね。
あの酪農という仕事上ね、朝と夕方の作業になるので、堆肥配達は昼間の間ですけども、朝午前中にはもう終わらせてしまうようにしているので、特に支障はないですね。
旗が立って街が盛り上がっている様子は感じつつ、仕事への影響はほとんどない、というのが酪農家からの答えでした。
自分で育てた牛を食べたいと思う人はどれくらい?
続いてstand.fmのセイさんから、少し踏み込んだ質問です。
自分で育てた牛を食べたい、牛乳を飲みたいっていう畜産酪農の世界に入ってくる人は何パーセントいるのだろうととっても気になります。
川上さんは、これから入ってくる人の統計は取れていないと前置きしつつ、川上牧場に来る研修生の傾向を話してくれました。
川上牧場では研修生に「牛との距離感診断」をしてもらっているそう。これは物理的な距離ではなく、牛を可愛いと思うか、牛の説明ができるか、休日に牛の行事があっても幸せかといった、精神的な距離を可視化するものです。
その診断の中で「自分で育てた牛を食べたいか」を聞くと、多くの人が食べたいと答えるそう。川上さんの感覚では8割くらいだといいます。
自分で育てた牛をね、食べたいって言います。僕の中では8割ぐらいは食べたいって言いますね。
一方で、今来ている研修生は「今の段階ではちょっと食べられない」と話していたそう。可愛くて思い入れのある牛は食べられない、という気持ちですね。
ただ川上さんは、この距離感は仕事を続けるうちに変わっていくものだと言います。一生懸命育てて餌をやっていくうちに、その牛乳やお肉を食べたくなる人が多いのではないか、というのが実感のようです。
初乳で作る「牛乳豆腐」は食べていいの?
続いてはnoteのイノチエさんから届いた、初めての方からのコメント。子どもの頃から大好きだという初乳の豆腐についてです。
今日まさに頂いた初乳で作っていました。育った地域では乳の豆腐と呼ばれていました。我が家では甘辛煮につけて食べるのが大好きです。すき焼きに入れても美味しいです。
これは、初乳で作る豆腐を紹介した音声配信をまとめたnote記事へのコメント。ところが川上さん、少し慌てた様子でこう返します。
これあの、一般の方に出しちゃいけない牛乳でして。すいませんね、本当に。
理由は、生まれたばかりのお母さん牛から出た初乳は、法律で一定期間は出荷してはいけないと決まっているから。川上さんは7日間か10日間かと少し記憶を確かめながら話しています。
出荷できない初乳を捨てるのはもったいないので、酪農家が自分たちで食べるために作るのが牛乳豆腐。川上さんも酪農ヘルパーとして訪れた牧場で、たまり漬けにしたものをごちそうになったことがあるそうです。
うまいんですよ、これ本当に。あの、お酒日本酒が飲みたくなるような味付けですかね、ねっとりとしたようなね。
すき焼きに入れる食べ方は初めて聞いたそうで、おいしそうと反応しつつも、あくまで「言っちゃダメなやつ」として、笑いを交えたやり取りになっていました。
どうやったらモテモテになる?
最後はリアルタイムで届いた質問。ちょっと肩の力が抜けたテーマです。
どうやったらモテモテになりますか?
現在39歳の川上さん、答えは「わからないです」。学生のころはモテたかもしれないけれど、今のモテ方はわからない、と正直に返します。
そのうえで、みんなが喜ぶことをやればいい、という流れから、牛乳を絞ることに話を持っていきます。乳製品を食べるのは酪農家を応援すること、だから酪農家である自分はモテている、という理屈で締めくくりました。
牛乳、乳製品を食べてるということは、酪農家を応援しているということで。酪農家は私なんでモテてるということで。
過去の話をするおじさんは痛いから、とちゃかしつつ、本気で悩む人にはモテを発信しているYouTubeやSNSに相談してみては、とアドバイスもしていました。
まとめ
北海道帰りの近況から、駅伝、初乳豆腐、モテ相談まで。今回もリスナーの質問に川上さんがゆったり答える、日曜らしいまったり回でした。牛乳を飲みながら気軽に聞ける内容でしたね。
- 出雲駅伝は交通規制はあるものの、朝夕中心の酪農の仕事にはほとんど支障が出ない
- 川上牧場の研修生は8割ほどが「自分で育てた牛を食べたい」と答える
- 牛との距離感は仕事を続けるうちに変わっていくもの
- 初乳で作る牛乳豆腐は、出荷できない初乳を酪農家が自分たちで食べる料理
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