愛犬の体調不良を語る回、なぜ今この話題なのか
番組MCのさよ・ゆか・みかの3人が、それぞれ自宅からのオンライン収録で集まりました。ゆかは犬を飼いたいものの今はいない状態、みかはチワ柴のルナと豆柴のソル、さよは白いトイプードルのいちと暮らしています。
収録時点でソルは体調を崩していて、あまりたくさんは食べられない状態でした。カリカリ中心に少しだけ食べさせてから収録に臨んだといいます。
今回のテーマは、人も犬も体調を崩すことはあるという前提から始まっています。ソルとルナがお腹を下し、その後さよのいちも夜中に不調になったという出来事が重なったことがきっかけでした。
犬が病気になると赤ちゃんと一緒で喋らないから、どこが痛いかもわかんないし、痛いか痛くないかもわからないので不安だろうなと思って。
そこで、体調不良のときにどうするのか、病院はどういう判断でかかるのかを聞いていく回になりました。
いちが夜中に耳を気にしはじめた、その夜の記録
さよのいちが不調になったのは、収録前日の夜でした。深夜12時過ぎ、一緒に寝ようとしたところ、いちがなかなか寝つかずソワソワしてリビングに一人で行ってしまったといいます。
様子を見に行くと、いちは耳をしきりに気にしていました。耳をかいたり、頭をパタパタ振ったり、さらに顔の右側を下にして歩くようなしぐさを見せていたそうです。
なんか右側の耳が超気になってるみたいな感じになってて。これもいつも通りじゃないぞと思って。
まずさよが取った行動は、ネットで調べることでした。今はGoogleで単語を調べてもAIの回答が出てくるといいます。
調べると、考えられる原因として3つが挙がってきました。中耳炎で痒くなっている、ダニなどが入って痒くなっている、あるいは脳に関する何か、という内容です。
さよが特に不安になったのは、顔を傾けているしぐさでした。単に痒いだけならまだしも、脳に関わることであればすぐに連れて行かなければ危ないのではと考え、動揺したといいます。
かかりつけももちろんやってないし、夜とかはいらっしゃらないので、え、どうしようって思って。すごいワタワタしたっていう。
いちは普段あまり体調を崩さないため、こうした場面の経験がなく、余計に不安が募ったとさよは振り返ります。
無料相談から課金の壁まで、24時間チャットを使ってみた
不安の中でさよが見つけたのが、24時間、獣医とチャットで相談できるサービスでした。彼女自身、この夜に初めてその存在を知ったといいます。
最初は無料で使え、「獣医師アシスタント」の女の子のアイコンとやり取りができました。人ではないと途中で感じたものの、症状を伝えるとチャットで質問が返ってきたそうです。
最近あの草むらに行きましたかとか、他の犬と接触しましたかとか、もし脳だった場合に目を見てもらって、瞳孔してないかとか。
見るべきポイントを示してもらいながらのやり取りで、さよは一瞬落ち着いたといいます。しかし本題に入ろうとしたところで、課金の案内が来ました。
獣医師に電話で相談する場合は4000円という案内でした。しかも相談相手が「英国獣医師ルドルフ」と表示されたことで、さよは戸惑ってしまいます。
え?みたいな。どこにならんのこれ?って思って。いやいやいや、そんなことよりうちの近くの夜間を探そうって思って。
結局、ルドルフとの電話には課金できませんでした。ただ、最初の第一段階で500円ほどは課金してしまったといいます。
英国在住ルドルフじゃなくて、愛知県在住田中さんとかだったら5000円払ったかもね。
相談相手が日本の獣医であれば払っていたかもしれない、という点で2人の意見は一致していました。誰が答えてくれるかという安心感が、判断を左右したことがうかがえます。
車で20分の夜間病院と、寝られなかった夜明けまで
チャットでの相談と並行して、さよは近所の夜間対応の病院を探しました。車で20分ほどのところに、口コミの評価が高い病院が見つかったといいます。
最悪ここに、だってここに電話するならここに電話だよなって思って。
電話をしようとしている間に、いちの様子が少しずつ落ち着いてきました。目のふるえのような症状もなく、中耳炎で耳が痒いのかもしれないと考え、翌日でいいかと思い直したそうです。
それでも、さよは全く眠れませんでした。いち自身も落ち着かず、その様子を見ているさよも眠れないまま、朝5時ごろまで無事かどうかを見守り続けたといいます。
もういっちゃんも寝れないし、それ見てると私も寝れないし。生きてるか大丈夫かっていうのを見ながら。
翌朝、さよは焦っていたため診察券も持たずにかかりつけへ向かいました。受付のいつものスタッフがすぐに対応してくれたそうです。
原因は、垂れ耳のいちが以前シャンプーした際に耳の中に残った水が、耳の毛と束になって痒みを起こし、中耳炎っぽくなっていたのではないか、というものでした。処置を受け、収録時点では落ち着いています。
さよが調べた3つの可能性のうち、中耳炎という見立ては結果的に大きく外れてはいませんでした。獣医からも、飼い主が調べてくることで可能性としては間違いではないケースが多い、という話があったといいます。
近くに夜間対応の病院があると知っておくことは、それだけで安心につながります。夜間やってくれるってマジで心強すぎると、さよは実感を込めて語りました。
6時間待てば空くとかいう話じゃないじゃないですか。6時間どうすんの?みたいな話だから。
犬は痛いとも痒いとも言葉で伝えられません。いちは尻尾をブンブン振るものの、喜んでいるのか調子が悪いのか判別できず、それがさらに不安を大きくしたといいます。
ソルの嘔吐とルナの下痢、日常的にかかる場面
ここからは、みかの愛犬ソルとルナの体調の話に移ります。ソルは吐きやすい体質で、以前はよく病院にかかっていたといいます。
一日に何回も吐いて連れて行くこともありましたが、胃薬をもらうと落ち着くため、今では常備薬として胃薬をもらっているそうです。レントゲンでは気管が少し狭いと言われたこともあるといいます。
特に吐いたぐらいではこちらも驚かなくなったので、じゃあ夕ご飯にちょっと胃薬入れとこうかぐらいになっている。
一方で下痢が多いのはルナのほうです。ルナは拾い食いや食べ過ぎをしやすく、下痢がしばらく収まらないと病院で検便をしてもらうといいます。
すごいなんか悪玉菌がいっぱいいますよって言って、抗生物質もらって何回か飲むと治る。
病院には便を持って行くのが基本です。行く途中でしたものを持って行くこともあれば、家のトイレシートでした分をそのまま持参することもあるといいます。
ミスドのドーナツを食べたルナ、順番を飛ばされた急患対応
みかが過去に夜中まで心配で眠れなかった事件は2つあるといいます。1つ目は、留守中にルナがチョコレートコーティングのドーナツを食べてしまった出来事でした。
いただいたミスタードーナツのドーナツを置いたまま、みかは30〜40分ほど外出しました。帰宅するとドーナツが散乱していたそうです。
チョコレートってダメって言うから良くないなと思って。かかりつけの先生に電話をしたら、すぐ連れてきてくださいって言われて。
病院に着くと、待っている人がいたにもかかわらず、ソルとルナは順番を飛ばして呼ばれました。吐かせる処置をするための対応だったといいます。
急患ですね、それは。急患ってやつだ。
どちらが食べたか分からなかったため、2匹とも吐かせてもらいました。目薬をすると吐くとのことで、結果、ドーナツを2個半ほど食べていたのはルナで、ソルは全く食べていなかったそうです。
かわいそう。食べさせられて。
23時の電話につながる病院、個人病院の先生の使命感
吐かせる処置のあと、ルナはその日の夜中ずっとウエッウエッと気持ち悪そうにしていました。薬がまだ効いていたか、胃に残っていたのではないかとみかは振り返ります。
気持ち悪そうな様子で眠れないルナを見て、みかも眠れませんでした。かかりつけの先生は、かかっている患者であれば夜中や休日も診ると言ってくれていたといいます。
本当にいいのかしらと思いながら、23時とかに電話をしてみたら出てくれて。
先生からは、吐かせる処置をしたので気持ち悪いだけだろう、どうしても気になるなら来てくださいと言われました。ただ看護師もいない時間なので、十分な対応はできないかもしれないとも伝えられたそうです。
「多分大丈夫」という言葉を信じて様子を見ることにしたところ、2時過ぎにルナは落ち着き、みかも眠れたといいます。
夜間は病院のLINEは閉まってしまうため、連絡手段は電話でした。病院に電話をかけると、夜間は先生の携帯に転送される仕組みだといいます。
何だろう、人間の救命救急医みたいな。しかもでも個人病院ですよね、みかさんのかかりつけ。
先生が一人だけの個人病院でこの対応をしていることに、ゆかは驚いていました。飼い主にとって、普段から知ってくれている先生と話せることの安心感は大きいといえます。
血液検査のあと食べなくなったソル、犬にもある「気分」
話は収録時点で不調のソルに移ります。ソルはお腹を下していて、数日続いたため通常の診療時間に病院へ行き、念のため血液検査も受けたといいます。
血液検査の結果は問題ありませんでした。ところが、それ以来ソルは全くご飯を食べなくなってしまったといいます。
注射も全然気づいてないぐらい静かだったの。先生すごい上手で。だから何か、病院行ったことがもうそもそもメンタルに来たのか。
ご飯もおやつも食べないため、薬を飲ませる手立てがなくなり、みかは困っていました。フードに混ぜて飲ませる方法が使えなくなったからです。
ゆかも収録当日の朝にソルに会っていました。名前を呼んでも反応しない、いつもは触っても怒らないのにちょっとしたことで怒るなど、明らかにいつもと違う様子だったといいます。
あ、これはダメなソルだと思って。
一方で、同じ家のルナにはこうした落ち込みがありません。下痢が続いてつらそうなときでも食欲が落ちず、おやつを見せればすぐ食べに来るため、薬もあげやすいといいます。
ルナはメンタルつよつよ女なので、全然何があっても。
公式LINEへの相談と、幼稚園で気分を切り替える工夫
みかは、あまりに食べないソルを心配しつつも、電話をするほどではないと考え、病院の公式LINEにメッセージを送りました。営業終了後の時間帯だったため、自動メッセージが返ってきたといいます。
翌朝に返事が来ればと思っていたところ、先生が見てくれてLINEで返信がありました。薬を細かく砕いて水に溶かす方法など、具体的なアドバイスが書かれていたそうです。
水にこう溶かしてみてください。ただそれは苦みが強く感じられるから、あんまりできないかもとか色々書いてくれて。大変ですけど頑張ってくださいみたいなことが書いてあった。
さらにみかは、体調を崩してメンタルが沈んでいるソルを、収録当日に幼稚園へ連れて行きました。友達がいるところに行けば元気になるのではと考えたからです。
これは絶対メンタルだなと思ったんで、友達がいるところに行ったら元気になるんじゃなかろうかと思って。
ソルは幼稚園が大好きで、当日も走り回っておやつを食べて元気だったと連絡が来たといいます。嫌な方へ向かっていた気持ちを、楽しい気分に切り替えることが狙いでした。
その効果もあってか、収録前の夕飯ではソルが半分ほど食べ、収録中もおやつにつられて食べたそうです。みかは「だいぶ良かった」と話しています。
犬にもメンタルや気分による不調があるという話は、ゆかにとって初めて聞くことでした。それを紛らわす工夫があることにも驚いたといいます。
ただし、これが一般的な話なのかは分からない、とみかは慎重でした。犬種なのか、年齢や性別なのか、単なる個体差なのか、はっきりしないといいます。
去勢手術のときも、ソルはカラーをつけてひどく落ち込んで帰ってきたのに、ルナは元気に帰ってきたそうです。同じ環境で育っても、犬それぞれの個性がはっきり出るのだと2人は感じていました。
なんか実はね、いっちゃんも実は気分があったのにこっちが気づいてないだけ説もありますね。
夜は心細い、だからこそ備えておきたいこと
今回の一連の体験を通して、病気は怖く、夜はさらに心細いことがよく分かった、とゆかはまとめます。犬を飼うときには、あらかじめ病院を調べておくとよいという結論に至りました。
ゆかは、24時間対応の救急動物病院を街で見かけたことはあっても、実際に近くにあるか、利用するときにどうすればよいかまでは考えていなかったといいます。今回の話で、備えの必要性を実感したようです。
もうあのね、胃が縮んじゃうから。確かにいつかあることではありますけど。
犬と暮らすうえで、体調不良はいつか必ず向き合う場面です。まだ犬を飼う前のゆかにとって、事前にこうした話を聞けたことは、備える意識につながったといえます。
まとめ
愛犬の夜中の体調不良は、言葉で伝えられないぶん飼い主を強い不安に陥れます。今回の3人の体験からは、頼れる相談先を事前に知っておくことと、犬それぞれの個性を理解しておくことの大切さが見えてきました。
- 犬は痛みや不調を言葉で伝えられないため、夜中の体調不良は飼い主にとって大きな不安になる
- 24時間相談できるチャットや、夜間・休日に対応してくれる病院の存在は大きな安心につながる
- 普段から知ってくれているかかりつけの先生に相談できることの価値は大きい
- 犬にもメンタルや気分による不調がある場合があり、環境を変えて気分を切り替える工夫が効くこともある
- 体調不良はいつか必ず向き合う場面なので、飼う前・飼い始めから夜間対応の病院を調べて備えておくとよい




