同じ値段なのに、なぜ大人はMを頼むのか?
森ようすけさんが冒頭で取り上げたのは、マクドナルドの「トクニナルド」キャンペーンのCMです。マックフライドポテトのMサイズとLサイズがどちらも250円になるという内容で、堺雅人さんと小さな女の子が出演しています。
CMの中で女の子は、両方とも250円ならみんなLサイズを頼むのではないかと素朴な疑問をぶつけます。堺雅人さんは答えに苦戦し、「大人になったらわかるから」と返すだけです。
なんか両方とも250円だったらみんなLサイズ頼まない?って女の子が素朴な疑問をぶつけて、堺雅人がちょっと答えに苦戦するんですけど、「大人になったらわかるから」みたいな。
森さんから「どっちを頼むか」と聞かれた野上だいきさんは、食い意地が張っていてLを頼みがちだと答えます。ただ、30歳を超えてからは、Lを食べたあとの満腹感がつらく感じることもあるといいます。
L頼みた後の空腹感があまりにもうってなっちゃうこともあるから。
森さん自身も、子どもの頃は値段が同じなら絶対にLを頼んでいたのに、32歳になった今は同じ値段でもMを頼むと話します。つけ麺屋で大盛りと普通盛りが同じ値段でも、最近は普通盛りを選んでしまい、悔しいと感じているそうです。
子どもの頃は、値段が同じならLサイズや大盛りを迷わず選んでいた
30代になると、同じ値段でもMサイズや普通盛りを選ぶようになった
森さんは前日、娘さんとサーティワンにも行ったといいます。3人家族の森さん一家は、ダブルとシングルを頼むのが定番ですが、最近の森さんはシングルのレギュラーが甘くて食べきれず、割高なキッズサイズを選んでいるそうです。
でもなんか値段で見たら圧倒的に割高じゃないですか。キッズサイズって。シングルサイズのが絶対得なのに。
森さんは、子どもに聞かれても理由はうまく説明できず、「大人になったらわかるよ」としか言えないと感じたそうです。その瞬間を切り取ったCMを、天才的だと評しています。
芸人の演技力と、政治家の演説の関係
森さんは、堺雅人さんの演技力にも話を広げます。タイムラインで見た、堺雅人さんがレジの前で無音のまま変なダンスをする動画にも衝撃を受けたといいます。
さらに、ドラマ『ポリティカルパンポリティカルパン』を見始めたところ、コットンのきょんさんが石原さとみさん演じる主人公の仲間役で出演していて、その演技に驚いたそうです。
なんか芸人さんのこの進出やばくないですか?最近。
二人はほかにも、マクドナルドのCMに出たお笑いコンビや、話題になったマユリカのCookDoのCMを挙げます。CookDoのCMは、人生の寄り道は多くして、料理くらいは時短でいいというメッセージだったと森さんは紹介します。
森さんはそこから、政治家ももう少し演技力を身につけたほうがいいのではないかと考え始めたといいます。演説は熱量が大事なので、表現力や声を学ぶ余地があるという考えです。
ね、なんか政治家ももうちょっと演技力身につけた方がいいんじゃないかなって最近思い始めて。やっぱ演説とかってなんか熱量じゃないですか。
演説がうまい例として、森さんは党の幹事長である新葉さんと、俳優出身の山本太郎さんの名前を挙げます。野上さんに「森さんはできている方」と言われても、森さんは発声も含めて全然できていないと否定しています。
休日は資格試験の勉強?野上さんの宅建とFP
本編に入ると、森さんは野上さんに休日の過ごし方を尋ねます。野上さんは、仕事か政治活動がほとんどで家にいる時間は少ないものの、家にいるときは資格試験の勉強をしていると答えます。
野上さんが数年前に取った資格は宅建です。取った理由を聞かれると、持っていたらかっこいいと思ったからと答え、モテたことは一度もないと笑います。
モテることあるんですか?宅建持ってるって。
持てることはないです。一度も。
野上さんは自分自身が不動産に興味があったことも理由に挙げています。ほかに防災士の資格を取り、直近ではフィナンシャルプランナーの3級に合格したそうです。
野上さんがFP3級を「ビギナー向け」と表現すると、森さんは「FP3級を持っている人に失礼ですよ」とすかさずツッコみ、野上さんは「入門編」と言い直しています。
弁護士資格と、娘と同じ大学に通う夢
経済学部出身の森さんは、弁護士資格を取りたいと話します。法学部出身の野上さんも同じ目標を持っていて、数年前に司法試験予備校の伊藤塾 ── 司法試験や公務員試験などの受験指導で知られる予備校。オンライン講座も提供していますにオンラインで入塾し、今も在籍中だそうです。
難しいことはわかって入ったんですけど、やってみて、いや、これ7科目というか。これちょっとなかなか簡単じゃないなとはよりわかりました。
森さんは、政治家の仕事は法律を扱うことが多いので、弁護士資格を持っていたらかっこいいと考えています。さらに、娘さんが大学生になったときに同じ大学に通いたいという夢も明かします。
どう?みたいなことを妻に話したら、「死んでもやめてくれ」って。
森さんは、子どもと一緒に学習すること自体はよいと思いつつ、同じ大学に通うのは確かにうっとうしいだろうと自分で納得します。最後は、政治活動ばかりだと目標を持ちにくいので、資格勉強のような目標があると人生が楽しいとまとめています。
警職法改正は何を変えるのか?匿名・流動型犯罪グループとの闘い
森さんが所属する内閣委員会では、警職法 ── 警察官職務執行法の略称。警察官が職務質問や保護、武器の使用などを行う際の要件や手続きを定めた法律ですの改正案を3日間かけて審議しています。森さんはその中で、49分の質問を2回担当するそうです。
改正の目的は、匿名・流動型犯罪グループ、いわゆるトクリュウへの対策です。トクリュウによる強盗事件や特殊詐欺が増え、数年前と違って、市民の身に直接危険が迫る犯罪になっていると森さんは説明します。
トクリュウ対策が難しいのは、グループ内のやり取りにシグナル ── Signal。通信内容を暗号化する秘匿性の高いメッセージアプリ。第三者がやり取りを読み取りにくい設計になっていますのような秘匿性の高いアプリが使われているからです。森さんによれば、これまでの通信傍受や差し押さえの仕組みでは、そうしたアプリの中身を見ることができません。
そこで今回の改正案では、警察が犯人グループのスマホを携帯番号やIPアドレスで特定し、遠隔操作で中の情報を取得する「遠隔解析」を可能にします。たとえば3日後に強盗を計画しているといった情報をつかみ、事前に対策をとることが想定されています。
犯罪の増加
トクリュウによる強盗や特殊詐欺が増え、市民に危険が迫っている
捜査の壁
秘匿性の高いアプリのやり取りは通信傍受でも見られない
遠隔解析
警察が犯人のスマホを特定し、遠隔操作で情報を取得する
予防
計画中の犯罪を事前に把握し、パトロールなどの対策につなげる
遠隔解析の怖さと、事後通知の抜け穴
森さんは、遠隔解析の方向性そのものは必要だとしながらも、課題があると指摘します。セキュリティに注意を払う犯罪グループのスマホでさえ遠隔操作できるなら、技術的には一般の人のスマホも操作できることになるからです。
私たちのスマホも多分警察はやろうとすれば遠隔操作してどういうLINEでやりとりしてるかとか、どういうことを検索してるかとか、見られたくないじゃないですか。
森さんは、公権力が悪用されないように、方向性はよくても穴を一つずつ潰す必要がある法律だと位置づけます。その一例として挙げたのが、遠隔操作をした相手に後から知らせる「事後通知」の仕組みです。
事後通知では、捜査が落ち着いたあとに、いつどんな情報を取得したかをスマホの持ち主に通知します。憲法が保障する通信の秘密 ── 日本国憲法第21条2項が保障する権利。手紙や電話、電子通信の内容などを、国家などに無断で知られない権利ですを侵害する以上、やりっぱなしは許されないという考え方です。
ところが条文には、持ち主の住所がわからない場合は通知しなくてよいといった例外が置かれています。森さんは、警察がどこまで努力するか次第で、多くのケースが例外扱いになりかねないと懸念します。
森さんは審議の中で、携帯電話の契約時には本人確認があるので事業者に問い合わせれば本人情報を取れるのではないか、住所がわからなくても携帯番号があればSMSで通知できるのではないか、といった点を質問しているそうです。
持ち主の住所がわからない場合などは、通知しなくてよい
携帯事業者への照会やSMSでの通知など、警察はどこまで手を尽くすのか
無関係な人のスマホを誤って操作したら、警察は謝るのか?
森さんがもう一つ取り上げたのは、警察が誤って無関係な人のスマホを遠隔操作した場合の対応です。警察は答弁でそのようなことは絶対にないと言いますが、万が一の場合が問題になります。
森さんによれば、事前のレクの段階で警察は「謝りません」と説明していたそうです。事後通知が届けば本人は身に覚えがないと気づき、国家賠償請求ができるので、謝罪は必要ないという理屈です。
何も落ち度がないのに、勝手に遠隔操作して、されて、スマホの情報を全部抜き取られて、なんかいつの間にか事後通知が来て、何これって見て、国家賠償請求できるからみたいな。
謝りませんみたいな。おかしいじゃないですか、これって。
条文上はそうなっているため、森さんは運用で誠意を持って謝罪するのか、何らかの補填をするのかといった細かい論点を詰めているといいます。
スマホの脆弱性を知る政府は、直すべきか使うべきか
森さんがよい質問だと感じたのは、共産党の議員による質問です。数年前に政府が作ったアクティブサイバーディフェンス法 ── サイバー攻撃を未然に防ぐため、政府が平時から通信情報を活用し、必要に応じて攻撃元に対処する「能動的サイバー防御」を定めた法律ですでは、システムの脆弱性を見つけたら事業者に通知し、対策を働きかけることになっているといいます。
一方で、警察は遠隔操作の手法を国会でも明かしていません。共産党の議員は、遠隔操作をするなら警察はスマホのOSの脆弱性を把握していることになり、アクティブサイバーディフェンス法の考え方と矛盾しないかと問いました。ただし森さんは、警察が脆弱性を使うという部分はあくまで推測だと断っています。
これに対して国家公安委員長は、技術に関することなので言及できないとかわしたそうです。森さん自身も、実際に脆弱性を狙っているのかどうかはわからないと話しています。
そのやり方を政府は知ってたら、それを自分たちの遠隔操作に使いたい気持ちはわかるけど、直すのが社会のためになるじゃないですか。
森さんは、政府には葛藤があり、答弁も苦しそうだったと振り返ります。そのうえで、警察の攻撃力がなければトクリュウ対策はできず、完全にクリーンな捜査では国民の安全を守れないかもしれないという天秤があると見ています。
脆弱性を事業者に伝えて修正すれば、悪い人に情報を抜かれる危険が減り、社会のためになる
遠隔操作に脆弱性を使えば、トクリュウ対策で国民の安全を守れるかもしれない
そのため森さんは、この論点を自分が国会で追及してもあまり生産性はないと考え、深掘りするつもりはないといいます。それでも、トクリュウ対策と聞けばみんな賛成する法案にも穴があり、それを埋めながら審議を進めることが大事だと話しています。
議員定数削減の3党合意は、何を決めたのか?
後半のテーマは議員定数削減です。自民党、日本維新の会、国民民主党の3党の幹事長合意で、当初45とされていた削減数を31にすることが決まりました。
森さんは、合意には定数削減以外にも8項目の見直しが含まれていると強調します。比例の配分方法をドント式 ── 比例代表の議席配分方法の一つ。各党の得票数を1、2、3…と整数で割り、商の大きい順に議席を配分します。大政党に有利とされますから修正サンラグ式へ変えること、中国ブロックと四国ブロックの統合、比例復活に必要な最低得票率の引き上げなどです。
| 項目 | 現行 | 見直し後 |
|---|---|---|
| 定数削減 | 45削減の案 | 31削減 |
| 比例の配分方法 | ドント式 | 修正サンラグ式(少数政党に配分されやすい) |
| 比例ブロック | 中国と四国が別々 | 統合 |
| 比例復活の最低得票率 | 10分の1(10%) | 6分の1(16.6%) |
先週の合意を受けて、今週からは3党のプロジェクトチームが立ち上がり、法案化の作業が始まっています。森さんは、収録時点ではまだ決着しておらず、法案の方向性が見えるのは翌週か翌々週くらいになるのではないかという感覚だと話しています。
合意文書はシンプル、だからこそ腕の見せどころ
森さんは、党内の選挙制度調査会で事務局長を務めています。会長の後藤仁さんがプロジェクトチームの3党交渉の担当者で、森さんはその下で一緒に対応を話し合っているそうです。
森さんによれば、合意文書ができたことで決着したと思っている支援者も多いものの、8項目の合意文はシンプルです。そのため、実際の法律や制度に落とし込むときに、いろいろな解釈が可能になってしまいます。
国民民主党の立ち位置は、今回の見直しは1回限りのつなぎであり、中選挙区制への変更も含めた抜本改革を1年以内に有識者委員会で決めるというものです。一方の維新は、最終的に45削減を目指し、今回の31削減はその一過程だと記者会見などで説明しているといいます。
1回限りのつなぎ。中選挙区制も含めた抜本改革を1年以内に決める
45削減への一過程。人口減少に合わせて今後も減らしていく
維新のロジックは、2015年と2030年の日本人口を比べて7〜8%減るので、それに見合う31を減らし、2030年以降さらに人口が減ればいずれ45削減になるというものです。森さんは、合意文書を普通に読めば国民民主党の読み方になると考えていますが、法案にする段階では解釈の余地をなくして文章に落とし込む必要があると話します。
本則か、付則か新法か。条文の書き方で効果が変わる
今回の見直しは公職選挙法の改正で行われます。森さんは、法律の変え方には本則の改正、付則での対応、法律を変えずに申し送る付帯決議といった方法があると説明します。
森さんの見立てでは、与党は本則で変えたいと考えているようです。比例の定数176を定める条文を、31減らして145に書き換えるという形です。
しかし本則を書き換えると、変更は継続的なものになります。抜本改革のときに元に戻すにはもう一度法改正が必要になり、議論が先送りされれば、1回限りのはずの制度で選挙が繰り返されてしまいます。
無限にこの31減らした1回こっきりのはずの選挙制度で選挙が繰り返し行われちゃうんですね。
そこで森さんが提案するのが、新法か付則で対応する方法です。次の衆議院選挙に限って定数を145にすると定めれば、1回使ったあとは効果がなくなり、元の本則に戻ります。
176を145に書き換える。変更が続き、元に戻すには再度の法改正が必要
次の選挙に限って145にする。1回で効果が切れ、本則の176に戻る
森さんは、合意文書はどちらにも読めるのに効果は全然違うと強調します。新法や付則で実現できれば大きな成果になり、仮に本則が変わっても付則や付帯決議で補う方法があるため、3党の交渉はまだまだ終わっていないと話しています。
国民民主党の議員や地方議員を発掘してほしい
お便りコーナーでは、まず番組への感想が紹介されました。投稿者は、森さんが人と話すとき相手への興味と尊重があり、粗探しをする感じがないと書いたうえで、国民民主党のメンバーをゲストに呼んでほしいと提案しています。
他党の方とコラボされるようでしたら、ぜひその場合、国民民主党のメンバーも呼んでください。あまりSNSで見かけないけど、実はこの人面白いとか、マニアにしかまだ見つかっていない議員とかぜひ発掘してほしいです。
新月地方アルパカ さんから
投稿では、板橋区の議員として高沢一元高沢一元さん、さらに浅野哲さんの名前が挙がっていました。森さんは、国会議員だけでなく地方議員にも素晴らしい人が多く、統一地方選挙もあるので、現職の地方議員を紹介する企画もよいかもしれないと応じています。
そんなことないですね。粗ばっかり探してますね。表に出さないようにしてるけど。
森さんは「粗探しをしない」という評価を笑いながら否定しつつ、尊重することは心がけていると話しています。
同じ映画を何度も見る気持ちはわかる?
11月のメールテーマは「あなたのイチオシの作品」です。最初に紹介されたのは、上映中の映画『メンターメンター』を薦めるお便りで、主人公3人それぞれに感情移入でき、想像以上に気持ちを揺さぶられたとつづられていました。
森さんは、映画館には大学生の頃以来、10年は行っていないと明かします。最近見た映画も『鬼滅の刃』くらいだといいます。
投稿者が「もう一回見に行こうと思っている」と書いていたことに、森さんは同じ作品を何度も見る感覚が本当にわからないと話します。森さんの妻は『鬼滅の刃』の無限列車編を何度も映画館に見に行き、毎回泣けると言っているそうです。
なんかそれだったら同じ時間で新しい。
そう新しいやつ見たい。
ただ森さんは、最高の漫才やコントなら何度も見ることに気づきます。キングオブコントでのバイキングのネタは人生で何度も見ているので、同じ映画を繰り返し見るのもその感覚に近いのかもしれないと考えています。野上さんは、和牛のM-1準優勝時のネタやオードリーのネタを見返すことがあると話します。
ゴジラ、ニュー・シネマ・パラダイス、リメンバー・ミー
次のお便りは「ゴジラマイナスゼロゴジラマイナスゼロ」とだけ書かれたものでした。森さんは『シン・ゴジラ』しか見たことがないと言いつつ、神木隆之介さんや浜辺美波さん、長澤まさみさんらの豪華な出演陣に驚きます。
3通目は、イタリア映画『ニュー・シネマ・パラダイス ── 1988年製作のイタリア映画。映画館を舞台に、少年トトと映写技師アルフレードの交流を描き、アカデミー賞外国語映画賞を受賞しました』を薦める内容でした。少年トトと映画技師アルフレードの交流、トトの成長と旅立ちが、エンニオ・モリコーネの音楽とともに描かれる名作として紹介されています。
森さんは、文学作品や映画作品の言い回しをさらりと引用できる大人に憧れると話します。その例として古川元久さんを挙げ、歴史や三国志などを引き合いに出せる政治家になりたいと語っています。
こういう文学作品とか映画作品がひょっと出てくる人ってめっちゃかっこよくないですか?
4通目は、『リメンバー・ミー』を毎年2回は見て、必ずラストで泣いてしまうというお便りです。森さんはディズニー映画をほとんど見たことがなく、3歳の娘さんが今はパウ・パトロールに夢中だと話します。
森さんがパパ友のような知人から聞いた話では、子どもの好みはアンパンマン、パウ・パトロール、プリンセス、プリキュアの順に移っていくそうです。そろそろ娘さんがプリンセスの時期に入るので、一緒にディズニー映画を見ようかと考えています。
森さんは、2時間画面の前にいることが苦手で、漫画は読めても映画はすぐしんどくなるといいます。それでも大学生か大学院生の頃に妻と見た韓国ドラマ『愛の不時着』は、ほぼ徹夜で最後まで見たそうで、一度見たら止まらない作品を教えてほしいとリスナーに呼びかけています。
子どもが生まれてから涙腺が変わった
最後のお便りは、スタジオ地図の『おおかみこどもの雨と雪 ── 細田守監督による2012年のアニメ映画。おおかみおとこと恋に落ちた女性が、2人の子どもを育てる姿を描きます』を薦める内容でした。投稿者は、何度見ても心に響き、冒頭のイントロで泣けるようになったと書いています。
狼子供という普通の人間ではないファンタジーな設定でありつつ、子供のいじめや不登校、家族と社会のつながりや、子供がどんな生き方を望み、親はそれを許容できるのかといった深い内容です。森さんもお子さんがいらっしゃるので、きっと何かしら響くものがあると思います。
みつば さんから
森さんは、冒頭のイントロで泣けるという部分を「パブロフの犬」にたとえてしまい、失礼なことを言ったと謝っています。そのうえで、この作品は見たことがあり、おおかみの父親が冒頭で亡くなる場面が切なかったと振り返ります。
森さんは、子どもが生まれてから涙腺がもうガバガバになったと話します。野上さんも、親子を描いた作品だと少しわかると共感しています。
全然流れなかったんですけど、最近はなんか本当にほんと些細なことで流れそうになるから、なんか人間って変わるんだなと思いますね。
話題は細田守監督の『時をかける少女』にも広がります。野上さんは、『海が聞こえる』も何度も見るほど青春ものが好きで、自分の高校時代と重ねてしまうと話しています。
北千住の「昼千住」と、政府広報の夫婦漫才
エンディングで森さんは、マツコの知らない世界で北千住が特集されたことに触れます。土地の値上がりランキングで2位とされるなど人が流入しており、番組では夜の飲み屋街のイメージではなく「昼千住」の魅力が紹介されたそうです。
東京電機大学ができたこともあって若者の活気があり、カフェや古着屋が増えているといいます。森さんは、これまで足立区はネガティブな切り口で取り上げられることが多かったので、明るい面を伝える番組が増えたことがうれしいと話しています。
治安の悪さなど、ネガティブな切り口で取り上げられることが多かった
活気があっていい街だという切り口の番組が増えてきた
最後に森さんは、夫婦漫才風に安全保障政策を紹介する政府広報のページに言及します。今年度予算でこうした広報をしているうえ、来年度の概算要求では倍の額を要求していると指摘し、「カミングスーン」と予告する姿勢にも疑問を投げかけ、翌週以降に改めて取り上げると話しています。
まとめ
この回は、同じ値段でもMを選ぶ大人の感覚をめぐる雑談から始まり、警職法改正と議員定数削減という2つの国会の論点を、条文や運用の細部から読み解く内容でした。どちらの話題でも森さんは、方向性に賛成できるものほど、条文の書き方や例外の扱いを丁寧に詰める必要があると伝えています。
- マックのCMをきっかけに、同じ値段でもMや普通盛りを選ぶようになる大人の変化が語られた
- 警職法改正の遠隔解析はトクリュウ対策に必要とされる一方、事後通知の例外や誤操作時の謝罪などに穴がある
- スマホの脆弱性を直すか捜査に使うかという点に、政府の葛藤があると森さんは見ている
- 議員定数削減は、本則を改正するか、新法や付則で1回限りにするかで効果が大きく変わり、交渉は続いている
- お便りでは、同じ作品を何度も見る気持ちや、子どもが生まれてからの涙腺の変化が話題になった





