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仏教では、おごり・慢心を「七慢(しちまん)」として七種に分けて説きます。なかでも気づきにくいのが「増上慢(ぞうじょうまん)」——まだ得ていないのに得た、まだ悟っていないのに悟ったと思い込む慢心です。法華経の方便品にも、この増上慢への言及があります。他者との比較から生まれるおごりは、外からの指摘でどこかで気づけます。しかし増上慢は違います。「自分の目が曇っていること」そのものが見えないため、訂正の機会を得づらく、学んだ人ほど陥りやすい。確信を持って誠実に間違いを広めてしまう——この点で、自他ともに影響を及ぼす厄介な慢心です。お彼岸は、此岸(この世)から彼岸(仏の世界)へと近づくための期間。その時期にあたり、謙虚な心の種を育てることを問いかけます。- 増上慢の定義- 他の慢心との違い:自分自身への思い込み- 増上慢の構造と自他への影響- 学んだ人ほど陥りやすい理由- お彼岸と謙虚な心の種
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