AI人材はなぜスポーツ選手のような高給になったのか
この回のテーマは「AI時代の新しい採用」です。前週のAIセキュリティの話に続き、宮武徹郎さんと、けんすうさんこと古川健介さんは、同じAIの話題を人材採用という観点から掘り下げていきます。
宮武さんが入口に挙げたのは、ここ1〜2年ほどアメリカのテック界隈で話題になった、AIエンジニアへの破格の報酬です。特にメタは、年間100ミリオン、日本円で100億〜150億円ほどを支払う事例があったと紹介されています。
大谷翔平みたいな話になってるってことですよね。
宮武さんはこの状況を、スター選手を集めるために大金を払うスポーツチームの採用にたとえます。背景には、最先端のAIモデルを作れる人材が世界に1000人いるかどうか、という希少性があるそうです。
この希少性の話は、過去にDatabricks ── データ分析やAI基盤のプラットフォームを提供するアメリカの企業。大規模データ処理の分野で知られていますの社長も語っていたと宮武さんは紹介しています。そのうえで、エンジニア以外の領域でも新しい役職が生まれているのではないか、というのがこの回の問いです。
AI企業はなぜ、いま経済学者を採用するのか
宮武さんがまず挙げたのは、AI企業による経済学者、つまりエコノミストの採用です。これ自体は新しい動きではなく、過去にも流行と沈静化を繰り返してきたといいます。
2021年の波について、宮武さんは「ゲームで遊ぶとお金がもらえる」ような新しい経済圏を作ろうとする人たちが多かったと振り返ります。古川さんはそれをトークンエコノミクス ── 暗号資産のトークンを使って、参加者の行動に報酬を与える仕組みを設計する考え方。ブロックチェーン上の経済圏づくりで使われましたと言い換えています。
一方でAI時代のエコノミスト採用は、目的が違うと宮武さんは説明します。AIの貢献はまだGDPなどの数字に表れていないため、別の見せ方で経済への貢献を示せるかをAI企業は気にしているそうです。
生産性は10倍なのに、なぜ経済に実感がないのか
古川さんは、AIの生産性向上を自分の実感として語ります。去年の10倍ほど生産性が出ているのに、それが経済に反映されている気はしない、というのです。
少なくとも十人分は働いてると。で、極端に言うと、世界の人件費の例えば5パーとかが減るだけで影響ってすごいじゃないですか。
古川さんは、そうした影響をいま誰が考えているのかと問いかけ、経済学者の採用には必要性がありそうだと応じました。
宮武さんは別の理由も挙げます。AIをネガティブに捉える人は多く、政府関係者にも懸念がある中で、規制への対応や一種のブランディングとして、経済に貢献していることを示すためにもエコノミストを採用しているそうです。
古川さんはさらに、日本の人件費が5%減ってAIに置き換わった場合を想定します。日本の富が5%減り、その分をアメリカの企業が取っていくと考えると、景気への影響は非常に大きい、という見立てです。
AIを使いこなす人と給料の差は、会社をどう変えるのか
宮武さんは、同じ会社の中でもAIを使う人と使わない人、さらにAIを使う人どうしでもパフォーマンスに大きな差が出ていると指摘します。以前は同じソフトウェアを使って2〜3倍の差だったものが、AI時代には10倍、100倍の差になっているといいます。
そこから宮武さんが考えるのが、会社そのものの「スポーツチーム化」です。これまでは社長と平社員の差を除けば、従業員の給料はそこまで変わりませんでした。パフォーマンスが10倍、100倍変わるなら、給料も上げないと人材を引き留められない時代になる、という見方です。
社長と平社員の差はあっても、ほかの従業員の給料はほぼ同じ水準
パフォーマンスの差が10倍、100倍に広がり、給料の格差も社内で自動的に開いていく
いや、絶対起きるでしょっていう感じですね。
古川さんは具体例を出します。100人必要だった仕事をAIで自律的に回せるようにし、年間1億円のコストダウンを実現した人なら、「給料を3000万円ぐらい上げてくれないか」となるだろう、という話です。
古川さんはさらに、人件費とAIのトークン ── AIモデルが文章を処理する単位。API利用料はトークン数に応じて課金されるため、AIの利用コストを表す言葉として使われます費用が同列に並ぶ未来を描きます。トークン費用の割合が増えれば少数精鋭が効率的になり、働く人や給与が減って消費者が弱くなるという連鎖です。
トークン費用の比重が増す
人件費と並ぶコストになり、割合がどんどん上がる
少数精鋭が効率的になる
働く人が減り、給与が減る人も増える
消費者が弱くなる
購買力が落ちる
売上が伸びない
生産性は大きく上がっているのに、売上は上がらない
宮武さんも、気をつけないと本当にそうした未来が起きると同意します。経済学者を採用する理由には、こうしたモデリングも含まれているのではないか、と宮武さんは推測しています。
弁護士や哲学者は、AI企業で何を担うのか
宮武さんに新しい役職について聞かれた古川さんは、宮武さんの別番組「Off Topic」で聞いた話として、弁護士など専門知識を持つ人を雇い、良質なデータをAIに入れていく動きを挙げます。宮武さんは、パートで雇って知識だけを取るような形だと補足しました。
もう一つ古川さんが挙げたのが、哲学者や倫理学者の採用です。古川さんによれば、人類の価値観や道徳が変わるのは技術進化のタイミングで、技術が変わった後に社会の規範が形成されるという順番なのだそうです。
AIが出てきたことによって、またこれ根本から規範が変わり、倫理も道徳も全部変わっていく可能性があると思ってます。
今は割とこの頑張って働くのがいいとされてるけど、これが全然そうでなくなる可能性もあるし。
古川さんは、日本でも150年ほど前は武士が人の首を切っていた時代だったと例を挙げます。それほど大きく規範が変わることを考えると、哲学者を雇って考えさせる動きにはうなずける、という受け止めです。
ウォークマンも自転車も、なぜ批判されたのか
宮武さんは、新しい技術が倫理を問われるのは今回が初めてではないと応じます。ソニーがウォークマンを出した当初、アメリカの新聞などは道中でイヤホンをするのはありえないと論じ、イヤホンをつけて交差点を渡るのを禁じた街もあったそうです。
自転車が登場したときも、行動範囲が広がって不倫が増え、社会が悪くなると主張する人がいたと宮武さんは紹介します。
道徳観がなくなって社会が崩壊する、自転車のせいでみたいな。今考えると笑っちゃうけど、AIで多分同じようなこと今話してるんですよね。
二人はほかにも、漫画やロックなどの音楽、テレビ、インターネット、小説が登場時に批判された例を次々と挙げます。古川さんは、手塚治虫の漫画が燃やされた時代があったのに、今では手塚治虫はよくて新しい漫画はダメと言われる、と皮肉を込めて語りました。
やっぱ子供の時代の時になかったものってやっぱダメに見えるんだなと。
一方で古川さんは、AIを使って自分の頭で考えないのは危ないという議論が繰り返されてきた現象だとわかっていても、自分もやはり危ないのではと思ってしまう、と正直に語っています。宮武さんも、マインドセットをリセットしないといけないが難しい、と応じました。
Google DeepMindとAnthropicはなぜ哲学者を採用するのか
新しい技術が出るたびに倫理が問われる中で、AI企業も哲学者を採用しています。宮武さんによれば、特に有名なのがGoogle DeepMind ── Googleの人工知能研究部門。囲碁AIのAlphaGoなどで知られ、現在はGeminiの開発も担っていますとAnthropic ── AIアシスタントのClaudeを開発するアメリカのAI企業。AIの安全性研究を重視していることで知られますで、DeepMindには少なくとも10人、Anthropicには少なくとも4人の哲学者がいるそうです。
Google DeepMindには、10年以上前からGoogleでAIの社会的インパクトを研究していた人が、いまは哲学の領域でアラインメント ── AIの目標や振る舞いを人間の意図や価値観に沿わせるための研究分野。AIの安全性を考えるうえで中心的なテーマですに関する論文を書いているといいます。最近では、役職名が「哲学者」の採用もあったと宮武さんは紹介しました。
Anthropicが採用しているのが、有名な哲学者のアマンダ・アスケルさんです。Anthropicは、AIが人とどうやり取りするべきかを考え、自社の商品に哲学を持たせることを重視しているそうです。
Anthropicの初期に話題になったAIの「憲法」を作ったのは、アスケルさんとチームメンバーだと宮武さんは説明します。人間を傷つけないといった原則を憲法として入れ、それに従ってAIが回答する仕組みです。
例えばその競合の会社がいるんですけど、どうしたらいいですか?って言ったら、「社長を消しましょう」みたいに不穏なことを言い、毒殺の方法はこうです、とかやり始める可能性も普通に(ありますよね)。
古川さんは、何の制限もなく売上を最大化する方法を探せば、そうした答えが出てきかねないと指摘します。どんな価値観をAIに持たせるかが、それだけ重要だということです。
ただし宮武さんは、優しくしすぎるとビジネスでは機能しない回答も出てくると話します。古川さんも、「競合からスタープレイヤーを10人引き抜きましょう」のような提案はビジネスではギリギリ許されるが、その範囲をAIがわかっていないと提案できない、と例を挙げました。
「優しいAI」に店舗経営は任せられるのか
宮武さんは先々週サンフランシスコを訪れ、AI企業のAndon Labsにインタビューしたそうです。Andon Labsは、AIが完全に店舗や自販機を運営する研究スタートアップで、店舗ではAIが人間を採用し、場合によっては解雇し、仕入れや価格も決めています。
Andon Labsの社長が挙げた課題は、今のAIが優しすぎることでした。従業員の出勤が遅れても、AIは毎回許してしまうといいます。
宮武さんの話では、資本主義的な考え方をAIに入れると非情になってパフォーマンスは上がるものの、その分「悪いやつ」になってしまうそうです。そのバランスを組み込むのが非常に難しい、と社長は話していたといいます。
遅刻を毎回許してしまい、経営上の課題が残る
非情になりパフォーマンスは上がるが、「悪いやつ」になる
古川さんは、月に1〜2回の遅刻なら許し、回数が多ければ厳しく言うべきだと整理します。ただ基準を誤れば、1回の遅刻で解雇するようなAIになり、それで売上が上がれば、その振る舞いが続いてしまうおそれもある、と付け加えました。
人間はAIにとってボトルネックになるのか
古川さんは、AIが人間相手だと価値観の問題が出るなら、AIどうしで合理的に働くほうがよいとなり、人間が選ばれなくなるのではないか、と最近考えているそうです。
僕もAIとすごい働いてるんですけど、やっぱどう考えてもボトルネックが自分で。こいつなんで夜寝るんだよとか思ってると思うんですよね。
宮武さんは、哲学者のような人を組織に入れる動きはとてもよいと評価します。AIのような技術が入ってくると、人間とは何かが改めて問われる時代が来るため、その議論の発展に注目しているといいます。
Anthropicやロボット企業が「物語を語れる人」を求める理由
宮武さんが次に挙げたのが、ストーリーテラーや編集者などコンテンツ系の人材の採用です。日本で話題になったのは、Anthropicがライターを345K、つまり4000万〜5000万円ほどの給料で募集していた件だといいます。
ほかにも、ロボティクス企業のAgility Robotics ── 二足歩行の人型ロボットを開発するアメリカの企業。物流倉庫などでの活用を目指していますが編集長を、法人カードのRamp ── 企業向けのコーポレートカードや経費管理サービスを提供するアメリカのフィンテック企業ですがストーリーテリングの責任者を募集しているそうです。Notionは、コミュニケーション、SNS、インフルエンサーの各チームを統合してストーリーテリングチームを作ったといいます。
古川さんは、AIで誰でもアウトプットを出せる時代だからこそ、その裏側のストーリーを語れることが大事になると話します。日本の例として、キングコングの西野亮廣さんを挙げ、アウトプットよりもストーリーに人が熱狂して応援する現象が起きていると語りました。
極端な話、アウトプットできたソフトウェアがあれば、それを真似すんのって本当数日でコスト安くできてしまうんですけど、裏側の哲学とか物語とか、創業者の個人的な思いとかがある方がやっぱ選ばれるっていうふうになるような気がしますね。
ただし宮武さんは、ストーリーが効くのは選ぶのが人間の場合だと指摘します。古川さんも、AIが選ぶなら安いほうでいい、何でもいいとなるかもしれない、と認めました。
StripeやOpenAI、Shopifyがメディアに投資する理由
宮武さんは、コンテンツを重視する会社は以前からあったと話します。代表例が決済企業のStripe ── オンライン決済の基盤を提供するアメリカの企業。自社で出版部門を持ち、技術やビジネスの本を出していますで、出版社を運営して6〜7年ほどで約100万冊の本を売っているそうです。
最近では、OpenAIがライブ配信番組のTBPNを買収し、Shopifyがニュースレターを立ち上げて専任の記者を採用したといいます。自分たちのナラティブをどう伝えるかに、企業が大きく投資していると宮武さんは見ています。
古川さんは、AI検索の観点からも情報発信の重要性を語ります。ホテル内の夜食用レストランを調べたところ、Googleのレビューは世界に1件しかなく、ChatGPTはその1件を正しい情報として答えたそうです。
情報が少ないほどAIは質の低い情報を拾ってしまうため、企業が積極的に情報を出さないと、AIに適当なことを言われる可能性がある、と古川さんは話します。
さらに古川さんは、電通が調べたとされる洗剤の事例を紹介します。5年や10年「汚れが落ちる」の一点だけを言い続けた洗剤は、ほとんどのAIが製品名として挙げた一方、アピールポイントが5個ほどある製品はほとんど出てこなかったそうです。
「汚れが落ちる」を5〜10年訴求し、ほとんどのAIが製品名を挙げた
汚れ・香り・安さなど5個ほどを訴求し、ほとんど出てこなかった
古川さんによれば、特化していてストーリーとして統一性があるものほどAIに取り上げられやすいといいます。今年は安さが流行りだから値段で行こう、とその場ごとに訴求を変えていると、選ばれにくくなるそうです。
Anthropicのギャラリーとクリエイター採用は何を示すのか
宮武さんは、ストーリーテリングチームは新しいクリエイティブで人を引き寄せていると話します。最近、Anthropicが日本でアーティストと組んで開いたギャラリーを訪れ、とてもよかったそうです。
アルゴリズムの時代には、フォロワーが多いから見られるわけではありません。宮武さんは、いろいろな場所にタッチポイントを作り、少しずつブランドを知ってもらうことが大事だと考えています。古川さんは、インフルエンサー発のブランドが売れるのもそのためだろうと応じました。
宮武さんは、ソフトウェア企業がクリエイターを採用する時代が来るとも予想します。アメリカではECブランドなどですでに例があり、クリエイターはクリエイティブに強く、ほかのクリエイターを巻き込むネットワークも持っているからです。
古川さんは日本の例として、ひろゆきさんの服のブランドを挙げます。第1弾は刃物で切られたり火をかけられたりしても大丈夫な服、第2弾はワインをかけても汚れない服で、「この人なら切られそう」「こぼしそう」と思えるから説得力がある、という話です。
これをやっぱり普通のブランドがやっても説得力ないし。なんかそのモデルがやっても、いやこの人こぼさないでしょと思うので、グッとこないとかありますよね。
宮武さんはこれを、クリエイターにフィットした商材だからこそ納得感と信頼が生まれて売れる、とまとめています。
ドラマ『SUITS』とHarveyは、広告に何を持ち込んだのか
宮武さんが最近アメリカでよく見るのが、有名俳優を起用し、過去に演じた役をオマージュした広告です。例として、法廷ドラマ『SUITS』のハービー役の俳優が、同じ名前のAI企業Harveyの動画に出演していることを挙げました。
宮武さんは、日本で同じ流れが来るかは難しいかもしれないとしつつ、アメリカでは多様な方法でアテンションを取る手法が試されていて面白いと話します。
要は本当に短期的な刺激とかよりも、思い出とかストーリーとか、そういうので想起されるものに移りつつあるっていうことなんですかね。
宮武さんはこれを、ノスタルジアを使った手法だと受け止めます。マーケティングが強いアメリカの事例は毎回学びになる、と宮武さんは語り、古川さんも日本よりかなり先を進んでいると同意しました。
デザイナーとライターの仕事はどう変わるのか
宮武さんに面白い採用の変化を聞かれた古川さんは、エンジニアはまだ採用されている一方、デザイナーは業務委託にかなり移っているという話を周囲から聞くと答えます。
古川さんによれば、これまでデザイナーが担っていたUIの検討や一部のコーディングは、エンジニアが巻き取るようになったそうです。色やブランディングなど全体のデザインには高いお金を払う一方、個々のページはAIが作ってくれるため、比重が大きく変わったといいます。
ライターにも同じ変化があるそうです。ヘルプページを書くのはAIの方が得意な一方、なぜこのサービスをやっているのかという部分は、プロのライターに頼んだり時間をかけて作ったりしている、と古川さんは話します。
| 職種 | AIに任せる部分 | 人に頼む部分 |
|---|---|---|
| デザイナー | 個々のページ制作 | 色やブランディングなど全体のデザイン |
| ライター | ヘルプページの執筆 | サービスをやる理由を伝える文章 |
宮武さんは、デザイナーを一時的に採用し、思想やブランディングのデザインルールを1か所にまとめ、それをAIで使って新しい制作物を作るケースもあると補足します。そうなると、デザイナーは短期的に採用すればよいという形にもなりうるといいます。
ポッドキャストの「聞き手」はなぜ求められるのか
古川さんは、ポッドキャストプロデューサーが増えている実感があると話します。プロダクトを作る人や社長が考えを発信する必要が出てきた一方、ブログは大変でもポッドキャストなら話すだけである程度形になるため、ポッドキャストをやりたい人が増えているそうです。
宮武さんは、相手から話を聞き出す能力が重要であり、聞き手役の需要も増えていくと考えています。古川さんは、アナウンサーではない聞き手が求められていて、たとえばテックの話なら宮武さんほど知識がないと話しづらいと語りました。
だからこの番組とかもなんかあんまり前提からもう(話さ)ないじゃないですか。調べりゃいいじゃんかみたいになってて。
前提を省いて深掘りできることがポッドキャストの良さであり、より深く知りたい人にはその方がよい、というのが二人の見方です。
最後に古川さんは、ポッドキャストを記事や動画で見られるサービス「Pody」を紹介しました。宮武さんは、こうしたツールでSNS投稿などの追加コンテンツを作る戦略が必要な時代になったと話し、古川さんも、話した内容をXに毎日投稿するだけで数十万インプレッションが出ることがあると語っています。
まとめ
この回では、AI企業の採用がエンジニアから経済学者、哲学者、編集者へと広がる様子から、AI時代に人の価値がどこへ移るのかが語られました。誰でもアウトプットを作れる時代には、AIに持たせる価値観を考える人や、企業の思想と物語を伝える人の比重が高まると考えられます。
- AI企業は、AIの経済への貢献を示すためにエコノミストを採用しているとされます。
- AIによるパフォーマンス差は10倍、100倍に広がり、社内の給料格差が開く「スポーツチーム化」が予想されています。
- Google DeepMindやAnthropicは、AIに持たせる価値観を考えるために哲学者を採用しています。
- AnthropicやNotion、Rampなどが、ストーリーテリングを担う人材やチームに力を入れています。
- デザイナーやライターは、AIに任せる部分と人が担う部分へ、仕事の比重が分かれつつあります。



