イノシシの解体で大量に出てくるマダニとは?
あきさんは最近、狩猟をしています。罠でイノシシやアナグマを仕留め、自分で捌いて食べているそうです。
イノシシを仕留めたあとの解体や、毛皮を剥ぐ作業の最中に、マダニが大量に出てきます。マダニが危険だという報道は以前から知っていたものの、あらためて調べてみたというのが今回のテーマの出発点です。
あきさんによれば、マダニは狩猟をする人だけの問題ではありません。山菜採り、畑仕事、キャンプやハイキングなど、山に入る趣味を持つ人や、山の辺縁部に住む人も対象になります。
マダニっていうのは、動物が通ったところには落ちてますので。
あ、じゃあもうあれですね。私全然他人事じゃないですね。
あきさんは、最近はクマの目撃情報も増えていることに触れます。野生動物の目撃情報があるということは、その場所にマダニが落ちている可能性もあるということです。マダニは割と一般的な危機として知っておいたほうがよい、というのがこの回の問題意識です。
布団のダニと「蚊に似た刺し痕」を残すツメダニ
本題に入る前に、あきさんは布団やカーペットにいるダニと、マダニはまったくの別物だと説明します。
布団や畳にいるダニは0.3〜0.4ミリほどで、肉眼ではほとんど見えません。餌は人間のフケや垢、カビで、血を吸うことはなく、人間に直接危害を加えることもありません。
ただし布団のダニの死骸や糞はアレルゲンになります。布団をたたむときなどに空気中に舞い、吸い込むことで喘息やアレルギー性鼻炎の原因になると、あきさんは話しています。
布団やカーペットの中には、人を刺すツメダニもいます。ツメダニはコナダニ ── 屋内の食品や畳、布団などに発生する小型のダニ。湿気の多い環境で増えやすく、ツメダニの餌になりますなどの小さなダニを捕まえて体液を吸う、肉食性のダニです。
ツメダニにとって人は本来の餌ではありません。夏の終わりから秋にかけて獲物のダニが減ると、ツメダニは餌を探して動き回り、人の皮膚に付いて獲物と間違えて刺してしまうことがあるそうです。
ツメダニに刺された跡は、蚊の刺し痕によく似ていて、丸く赤くポツッと腫れて強くかゆくなります。蚊に刺された覚えがないのに秋口にこうした跡があれば、ツメダニを疑ってみてもよいかもしれない、とあきさんは話しています。
マダニはどうやって動物を渡り歩くのか?
マダニを含むダニは昆虫ではなく、クモの仲間です。そのため大人のマダニには足が8本あります。
マダニは卵から幼ダニ、若ダニ、成ダニへと育ちます。生まれたばかりの幼ダニは足が6本で、脱皮して若ダニになると8本に増えるそうです。
マダニの成長で重要なのは、各段階で動物の血を1回ずつたっぷり吸うことです。吸い終えると地面に落ちて脱皮し、次の段階では別の動物に取り付きます。
マダニがこうして動物から動物へ渡り歩くため、前の動物が持っていた病気を次の個体へ移してしまうことがあります。イノシシなどに吸い付いていたマダニが人間に付き、血を吸うときに病気を持ち込む。あきさんは、そこが怖いところだと説明します。
マダニの待ち伏せ場所は、木の上ではなく地面に近い草の先や藪の中です。木の上から落ちてくるという話が昔はありましたが、実際には動物の背丈ぐらいの低い草でじっと待ち、通りかかった動物に前足を伸ばしてしがみつきます。
あきさんは解体の現場で、マダニのこの性質を目にしています。イノシシを木や柱に吊るして捌いていると、毛皮から出てきたマダニが柱をどんどん上へ登っていくそうです。登った先で待ち構える性質があるのだとよくわかる、と話しています。
マダニの吸血の仕組みも厄介です。マダニは口の部分を皮膚に差し込み、返しのような小さな歯で固定したうえで、セメントのような物質を出してしっかりくっつきます。無理に引っ張ってもなかなか取れません。
さらにマダニの唾液には、痛みを抑える成分や血が固まるのを防ぐ成分が含まれています。そのため噛まれても気づかず、種類や段階によっては1週間から10日以上も血を吸い続けます。吸う前は数ミリの体が、吸い終わる頃には1センチ近くまで膨らむそうです。
あきさんは若い頃、カナダからアメリカ、メキシコを通ってコスタリカまで、キャンプしながら自転車で旅をしていました。その旅の途中で、イボだと思ったものがマダニだったことが何度もあったといいます。
(マダニが)眉毛のところについて。小さな鏡を出して見て、あれ、こんなところにホクロあったっけ?と思って。プルプルプルプルするなと思って、よくよく見るとマダニだったっていうことがありました。
ちなみに私はアシスタントなのでこの話を聞いていますが、虫は全然好きじゃないです。
当時のあきさんは知識がなく、マダニを指で強引に引き剥がし、ライターで焼いたそうです。あきさんはこれを、やってはいけないことをやってしまった例として紹介しています。
あきさんによれば、マダニを指で押さえるのもNGです。押さえると吸った血がマダニの体から戻ってきて、前の動物の血やウイルスが入り込み、より感染しやすくなる可能性があるためです。あきさん自身は病気を発症せずに済んだものの、たまたま運がよかっただけだと話しています。
死んだイノシシからマダニが逃げ出すのはなぜか?
マダニは絶食にとても強く、種類によっては数カ月から年単位で何も食べずに生き延びます。山の中で次の動物が通りかかるのを、ひたすら待っているわけです。
そのためあきさんは、駆除したつもりでもどこかでマダニが生きている可能性があると考えています。1ミリほどの幼ダニは見落としやすいため、見つけたら焼くか殺虫剤できちんと殺しておく必要があると話しています。
止め刺しをしたイノシシからマダニがどんどん出てくるのは、マダニが宿主の体温と吐息に含まれる二酸化炭素を目印にしているからです。
体が温かく、息とともに二酸化炭素を出している。マダニにとっては「ここに食べ物がある」という合図
心臓が止まって体が冷え、二酸化炭素も出なくなる。マダニは口の引っかけを外し、新しい宿主を探してうろつき始める
このためマダニが次の宿主を一番探しているのは、猟師が解体作業をしている時間帯にあたります。あきさんは、解体中こそ気をつけないといけないと強調しています。
マダニが体温や二酸化炭素をどう感じ取っているのかも、あきさんは調べています。出発点はドイツの生物学者ユクスキュル ── ヤーコプ・フォン・ユクスキュル。20世紀前半に活躍したドイツの生物学者で、動物ごとに異なる知覚世界を論じた「環世界」の提唱者として知られますが1930年代に説明した「環世界」という考え方です。
環世界とは、それぞれの動物にはその動物だけが感じ取っている固有の世界がある、という考え方です。人間はほとんど視覚で世界を認識しますが、犬は鼻が強いといったように、動物はそれぞれの感覚器官で世界を捉えています。
ユクスキュルは、目がほとんど見えないマダニは、匂いや温度といったわずかな合図だけで動いていると主張しました。哺乳類の汗や皮脂の匂いを感じたら獲物の上に落ち、体温を感じたら血を吸う場所を探す、という説明です。あきさんは、これは最初の仮説だったと補足しています。
1940年代の研究で見つかったのは、前足の先にあるハラー器官 ── マダニの前脚の先端にある感覚器官。匂いや温度、湿度、二酸化炭素などを感知し、宿主を見つける役割を担いますと呼ばれる器官です。マダニにとって人間の鼻のような器官が、前足の先にあるということになります。
二酸化炭素に引き寄せられる性質は今でも研究に使われていて、ダニの調査ではドライアイスを置いて二酸化炭素を発生させ、集まってきたマダニを収集するそうです。
SFTSとは?患者の増加と猫からの感染
ここからが本題の、マダニが運ぶ感染症です。あきさんは主な病気を3つ紹介しています。1つ目はSFTS、日本語では重症熱性血小板減少症候群です。
結構(名前が症状の)そのままだった。
SFTSはウイルスが原因の病気です。あきさんによれば、2009年頃に中国で原因不明の発熱が起こる病気として流行が確認され、2011年に新しいウイルスによる病気と報告されました。日本では2013年に初めて患者が報告されています。
SFTSの症状は、発熱や嘔吐、下痢といった消化器系の症状に始まり、血小板や白血球が減少します。潜伏期間は6〜14日で、重症化すると亡くなることもあります。
あきさんが国の機関のまとめで確認したところ、届け出が始まった2013年から2026年7月31日現在までの累計は1368人です。年ごとの患者数は増加傾向にあるといいます。
2024年は121人と一度下がったものの、2025年は再び増え、2026年は7月末時点ですでに115人が報告されています。患者の年齢の中央値は75歳ほどで、70代以上が全体の7割を占めます。
高齢者に患者が偏る理由について、あきさんは、若い人は感染しても免疫で抑え込めているのかもしれないと推測します。とみーさんは、症状が風邪っぽいので届け出ていないケースもあるのではと加え、あきさんもその可能性に同意しています。
SFTSの届け出は西日本が中心で、累計で最も多いのは宮崎県です。広島、長崎が続き、高知県は101人です。一方で、届け出のある37都道府県には北海道や東京、神奈川も含まれていて、あきさんは温暖化の影響もあるのか、北へ広がっているのではと話しています。
致死率は、届け出時点の死亡が1368人中137人で、約1割です。ただし届け出後に亡くなった人は含まれず、逆に軽症で治った人が届け出ていない可能性もあるため、実際の数値は正直わからないとあきさんは述べています。
SFTSには確立した特効薬がなく、症状に合わせた対症療法が中心です。だからこそ、何よりもダニに噛まれないことが一番大事だとあきさんは強調します。
SFTSでは最近、猫が要注意だとわかってきました。猫の発症報告は全国で1112頭にのぼり、発症した猫の致命率は6割ほどと言われています。
発症した猫の血液や口、目などからはウイルスが大量に検出されます。そのためマダニを介さずに猫から人へうつったと思われる例も多数あり、2018年以降、診療やケアの中で感染したと推定される獣医師の症例が12人報告されているそうです。
あきさんは、外で放し飼いの猫が体調を崩したときはSFTSを疑ってみてもよいと話します。犬や猫にダニがついていたり噛まれた跡があったりして体調が悪い場合は、手袋やマスクをして触り、触ったあとはしっかり手を洗うことを勧めています。
抗生物質が効く日本紅斑熱、なぜ見逃されるのか
マダニが運ぶ2つ目の病気が日本紅斑熱です。あきさんによれば、患者数でいえば日本紅斑熱が一番多い病気です。原因は日本紅斑熱リケッチア ── リケッチアと呼ばれる細菌の一種。動物などの細胞の中でしか増えない性質があり、マダニに咬まれることで人に感染しますという細菌です。
日本紅斑熱は1984年に徳島県で初めて患者が報告された、比較的新しい病気です。ウイルスが原因のSFTSと違い、細菌が原因なので抗生物質が効きます。この病気だと特定できれば、速やかに抗生物質を使うことで回復できるそうです。
日本紅斑熱の潜伏期間は2〜8日とSFTSより短めです。頭痛や発熱、だるさで始まり、典型的には高熱、発疹、ダニの刺し口の3つがそろうと、この病気を疑ったほうがよいとされています。
日本紅斑熱の患者は毎年全国で400〜600件報告されていて、近年は増加傾向です。4月から10月に多く、特に8月から10月がピークです。西日本に多い病気ですが、東日本でも患者が出ています。
日本紅斑熱も重症化すると意識障害や多臓器不全を起こし、亡くなることがあります。あきさんは、静岡県で草取りの最中にマダニに噛まれた80代の女性が、入院の翌日に敗血症で亡くなった例を紹介しています。症状が出てから数日の出来事だったそうです。
マダニの感染症に共通して厄介なのは、噛まれた自覚がない人はこれらの病気を疑わないことです。患者がダニに噛まれたと伝えなければ医師も疑わず、風邪など別の病気として手当てされ、抗生物質を使えば治ったはずの機会を逃す可能性があります。
そのためあきさんは、山や草むらに入ったことがあれば、ダニに噛まれた可能性があると必ず医師に伝えるよう勧めています。そうすれば医師がこの病気を疑い、見つかれば抗生物質で早く治すことができます。
北海道に多いライム病と3つの感染症の違い
3つ目はライム病です。ライム病はアメリカやヨーロッパで多い病気として有名ですが、日本でも年間20人前後の患者が報告されています。感染地域は本州の中部と北海道で、特に北海道が多いそうです。
ライム病の症状は段階的に進みます。噛まれて1〜2週間ほどで、噛まれた場所を中心に遊走性紅斑 ── ライム病の初期に見られる、赤い輪のような皮膚の発疹。中心から外側へ少しずつ広がっていくのが特徴ですという赤い輪っかのような発疹ができ、だんだん広がっていきます。これが最初のサインで、発熱や倦怠感を伴います。
ライム病を放っておくと、数週間から数カ月後に髄膜炎、心筋炎、関節炎などが現れ、数カ月から数年かけてじわじわ進むことがあります。原因は細菌なので抗生物質が効き、遊走性紅斑が出たらすぐ病院に行くほうがよいとあきさんは話しています。
あきさんが紹介した3つの感染症を、原因や治療の面から並べると次のようになります。
| 病名 | 原因・治療 | 潜伏期間・初期症状 | 患者数・地域 |
|---|---|---|---|
| SFTS | ウイルス。特効薬はなく対症療法 | 6〜14日。発熱、嘔吐、下痢など | 2025年は192人。西日本中心で北へ拡大 |
| 日本紅斑熱 | 細菌。抗生物質が効く | 2〜8日。頭痛、発熱、だるさ | 毎年400〜600件。西日本に多い |
| ライム病 | 細菌。抗生物質が効く | 1〜2週間で赤い輪の発疹 | 年間20人前後。北海道と本州中部 |
あきさんは、山や草むら、畑仕事などのあと数日から10日ほどで何らかの症状が出たら、そのときにダニに噛まれたかもしれないと疑っておくべきだと締めくくっています。
噛まれないための服装と虫除けの選び方
噛まれないための対策として、あきさんはまず服装を挙げます。明るい色の長袖・長ズボンで肌の露出を減らすのが基本です。明るい色なら、服についたマダニを見つけやすくなります。
ズボンの裾は靴下の中に入れます。マダニは下から上へ登っていくため、裾が空いていると足を伝って股のほうまで来て吸い付いてしまうからです。
ちょっと想像して今変な声出ました。
マダニは噛みつくとき、皮膚の柔らかいところを狙います。高いところにいるマダニが上から付くケースも考えられるため、首の周りはタオルや襟でカバーし、手袋もつけます。手袋はけがや他の感染症の防止にもなるそうです。
2つ目の対策は虫除けです。マダニに有効な成分として、あきさんはディートとイカリジンの2つを紹介しています。
15%配合の製品として、フマキラーの「スキンベープミスト イカリジンプレミアム」「天使のスキンベープミストプレミアム」。服の上から使え、年齢や回数の制限がない
30%配合の製品として、アース製薬の「サラテクト リッチリッチ30」、池田模範堂の「ムヒの虫よけムシペールα30」。第2類医薬品で、12歳未満は使用できない
イカリジンは年齢制限がないので、子どもとピクニックに行くときなどに用意しておくとよいかもしれない、とあきさんは話しています。
あきさんによれば、虫除けで大事なのは効き目の強さではなく持続時間です。ディート30%なら5〜8時間、10〜12%なら2〜4時間ほど効くとされていて、説明書きにある時間が過ぎる前に塗り直す必要があります。
虫除けは、露出している肌に加えて、服の裾や袖口、靴など入り込み口になる場所にかけておくのが効果的です。ディートはプラスチックや化学繊維を傷めることがあると言われているため、ウェアに使えるか確認したほうがよく、イカリジンのほうが使いやすいのでは、とあきさんは感じています。
ただし虫除けはマダニが寄ってこなくなるもので、絶対に付かないわけではありません。あとで体をチェックすることが重要です。
山の休憩中と帰宅後にどこを確認すべきか
山にいる間は、休憩のときや車に戻ったときに、服や体にマダニが付いていないかを確認します。複数人なら、お互いに見えないところを確認し合うのがよいそうです。
一人だったら、一人で見える範囲をなるべくちゃんと(見る)。
あきさんは、一人のときはなるべくきちんと見て、可能なら鏡を使うことを勧めています。草の上に荷物を直接置かない、座るときはシートを敷く、ペットを連れて行ったらペットにマダニがついていないか確認する、といった点も挙げています。
帰宅後はすぐに入浴して全身を確認します。マダニが好むのは、皮膚の柔らかい場所です。
- 耳の裏、首、脇の下
- 股、ひざの裏
- 頭皮、髪の毛の生え際
- おへそ、下着のゴムが当たる部分
自分では見えない場所は、家族に見てもらうとよいそうです。脱いだ服は家の中に持ち込まず、なるべく玄関で脱いですぐ洗濯機に入れ、できれば乾燥機の熱でマダニを殺すと安心です。服に殺虫剤をかけてから洗濯機に入れてもよい、とあきさんは話しています。
マダニに噛まれたら、引き抜かずにどうするか?
体にマダニが付いているのを見つけたら、まず無理に引き抜かないことが大事です。マダニは口を皮膚にしっかり固定しているので、体だけ引っ張ると口の部分が皮膚に残り、化膿や悪化の原因になります。指で握って潰すと血液が戻り、感染症につながるおそれもあります。
一番確実なのは、皮膚科などの医療機関で取ってもらうことです。すぐに行けないときのために、山に行く人は専用のダニ取り器具を用意しておくとよいそうです。
あきさんは、薄いプラスチックのカードにV字の切れ込みを入れて取る方法も紹介しています。とみーさんの理解をもとに整理すると、手順は次のとおりです。
垂直に取ると体の一部が残ってしまうから、水平に。(マダニが)食い込ませてるところを外して取っていくっていうイメージ。
マダニを取ったあと数週間のうちに、発熱、だるさ、吐き気、下痢、発疹、刺された場所の赤みなどが出たら、すぐに受診します。そのとき「何月何日頃に山でダニに噛まれた」と医師にしっかり伝えることが大切です。
取れたマダニは、可能なら写真に撮っておくと診断の助けになります。余裕があればジップロックのような袋に保存して病院に持っていくと、そのマダニがどんな病原体を持っていたか調べることもできるそうです。
噛まれた自覚がなくても、山に入ったあとに熱が出たら、同じように受診してダニに噛まれたかもしれないと伝えます。あきさんは、その一言で医師が疑う病気が増え、可能性を潰していけるため非常に重要だと話しています。
最後にとみーさんは、自宅に赤ちゃんがいることから、皮膚が柔らかく薄い赤ちゃんはダニに噛まれやすいと友人に聞いた話をします。子どもが公園や草むらで遊んだあとは見てあげたらいい、という提案です。
都会でもね、公園で遊ぶことあると思うけど、近所に野良犬、野良猫がいるとかね、そんなんだったらその草むらにダニがいてる可能性ありますので、都会といえども安心はできませんので。
まとめ
マダニは山に入る人だけでなく、畑仕事やキャンプ、公園遊びなど身近な場面でも関わる存在です。この回では、イノシシの解体現場での観察から生態をひもとき、SFTS、日本紅斑熱、ライム病のリスクと、噛まれないための予防、噛まれたときの対処が紹介されました。
- マダニは草の先で待ち伏せし、体温や二酸化炭素などを手がかりに動物を渡り歩くため、病気を次の宿主へ運ぶことがある
- SFTSは特効薬がなく患者が増えており、猫から人への感染例もあるため、ペットの体調にも注意が必要
- 日本紅斑熱やライム病は抗生物質が効くので、受診時に「ダニに噛まれたかもしれない」と伝えることが早期治療につながる
- 明るい色の長袖・長ズボン、裾を靴下に入れる服装と、イカリジンやディートの虫除けを持続時間に合わせて使うことが予防の基本
- マダニを見つけたら指で引き抜いたり潰したりせず、医療機関や専用器具で取り、その後数週間は体調の変化に注意する





