産業医の会社が迎えた2025年の元旦
番組冒頭で、小橋さんは2025年1月1日、産業医の本音として第9回目の配信になると挨拶しています。
小橋さんは普段、妻と子供4人の6人で東京に住んでいて、自分の実家は瀬戸内の岡山、妻の実家は九州の熊本だと話します。
長期休暇のたびに、東京から岡山、岡山から熊本、そしてまた戻るという移動をしていて、往復およそ2500キロを車で走るそうです。
熊本の妻の実家で年を越して、カウントダウンTVとかダラダラ見て。で、酔いつぶれて寝て、初日の出も見ることもなく、まだ寝てるんじゃないかな
そんな年末年始の過ごし方を紹介したうえで、本年もよろしくお願いしますと本編に入っていきます。
今回のテーマは「会社を支えるビジネスパートナー」
今回のテーマは、いまoneself.がお世話になっているビジネスパートナーの紹介です。お正月ということで、普段とは違うテイストで進めていくと説明されています。
oneself.は「企業の健康管理でもう悩まない」というスローガンのもと、保健師と産業医を中心とした専門職による産業保健サービスを企業に提供している会社です。
一方でoneself.もまた一つの企業であり、いろんな方々に支えられながらここまでやってこられたと小橋さんは話します。
今回はその中でも主なビジネスパートナーを、oneself.の時系列に沿って一気に紹介していくという構成です。
最初のパートナーは、一括見積もりで唯一連絡をくれた税理士
ビジネスパートナーその1は、顧問税理士の鶴田高志税理士事務所です。会社を立ち上げた2019年11月からお世話になっているそうです。
会社立ち上げの際、小橋さんはお金は素人なので税理士は必要だろうと考えていましたが、知り合いの税理士はいませんでした。会計ソフトはマネーフォワードを使おうと思っていたそうです。
マネーフォワードのページに「マネーフォワードに強い税理士検索」があり、そこに会社の情報を入れて、引っ越し一括見積もりのようにフォームを送信したと振り返ります。
ところが、すぐに連絡が来ると思っていたのに一向に来ず、大丈夫かと思っていたところ、1件だけ問い合わせをくれたのが鶴田先生でした。
藁にもすがる気持ちで先生の事務所を訪問して、いろいろお話を聞いていただいた
鶴田先生もちょうど独立して本格的にやっていこうというフェーズで、気さくでITやオンライン対応にも柔軟そうだったため、そのまま依頼を決めたと話します。
現在は、税務顧問や記帳代行、決算処理といった業務をそのまま依頼している形になっています。
忙しさの中で出会った「何でも頼れる初めての社員」
ビジネスパートナーその2は、オンラインアシスタントの株式会社キャスターです。
会社を立ち上げてすぐにコロナ禍が来て、2、3年ほど目の前の業務でアップアップだったと小橋さんは振り返ります。2022年の夏にやっと区切りができ、事務業務など任せられるものを任せようと動き出しました。
雇用ではなく、オンラインで完結するサービスを探していたところキャスターを見つけたそうです。他にもオンラインアシスタントのサービスはあった中で、キャスターを選んだ理由を次のように語っています。
代表の中川翔太さんが掲げられているリモートワークを当たり前にするっていうミッションや、当時COOだった石倉秀明さんの書籍などにも共感した部分があって
oneself.もこういう組織を作っていきたいという思いがあり、2022年の9月ごろからキャスターへ依頼したという経緯です。
依頼したのは請求書の作成、領収書の回収、スケジュール調整など、バックオフィス全般です。おかげで2、3ヶ月後にはビジネスモデルの草案作りなどに使える時間も確保できるようになりました。
何でも頼れる初めての社員っていう感じが強くて
厳密には社員ではなく業務委託ですが、逆にここまでお願いできるという発見があり、雇用と業務委託の切り分けを考えるきっかけにもなったと話しています。
初の従業員雇用で気づいた「自分の会社の労務」の難しさ
ビジネスパートナーその3は、顧問社労士の社会保険労務士法人ONE HEARTです。
2023年4月に、oneself.として初めての従業員を雇うことになります。ところが、産業医としてこれだけ多くの企業の人事労務に関わってきたのに、いざ自分の会社となると勝手が違ったと小橋さんは打ち明けます。
いざ自分の会社のことってなると、あれ、採用の手続きどうするんだっけ?とか、給与をどうやって設計するんだっけ?みたいなことも全然わからない
産業保健を事業としてやる以上、まずは自分たちの会社が企業の健康管理の模範にならないといけないという思いもあり、1人目の採用から社労士にしっかり入ってもらう方針でした。
ここでもマネーフォワードに強い社労士検索からONE HEARTにたどり着いたそうです。ITツールに詳しく、フルリモート・フルフレックスを採用していて親和性が高い点が決め手になりました。
さらに代表の吉田先生がポッドキャストで配信しており、人柄や知識、考え方が事前に知れたことも良かったと話します。
雇用契約書や就業規則といった労務全体の設計から、給与計算や行政手続きの事務代行までお世話になっているそうです。
ONE HEARTには顧問社労士としてだけでなく、産業保健の事業を行う立場としても学ぶことが多いと言います。マーケティング戦略の参考になったり、他のビジネスパートナーとつなげてもらったりしているそうです。
顧問社労士の枠を超えてお世話になっていて、本当に感謝してもしきれない
規約とリスク管理を担う、2つの顧問弁護士
ビジネスパートナーその4は顧問弁護士で、こちらは弁護士法人えそらと杜若経営法律事務所の2つにお願いしています。
弁護士法人えそらとは、ONE HEARTと同じくらいの時期に契約したそうです。従業員を雇ってサービスを本格的にやるとなると法的に求められる部分が複雑になり、ビジネスモデルをサービス利用規約へ落とし込むのに弁護士の力が必要だったと話します。
えそらの「すべての中小企業に顧問弁護士を」というスローガンに共感した点が決め手でした。oneself.も中小・零細・スタートアップといった産業保健の手が届きにくい企業に力を入れたいという思いがあったためです。
リーガルチェックや法務相談を受けてもらった中でも、一番大きかったのは担当だった狩野真衣先生にサービス利用規約を作成してもらったことだと振り返ります。
このサービス利用規約があるからこそ、今の事業が成り立っている
もう1つが杜若経営法律事務所です。人事労務分野に特化した弁護士事務所で、この界隈では知らない人がいないほど有名なところだと紹介され、2024年の春から契約しています。
背景には、産業保健の業務では休職満了間際の対応など、法律や裁判の相場観を知っておいたほうがいい場面が多いという事情があります。
一方で、産業医は弁護士ではないため、裁判例を根拠にしたアドバイスをしすぎると非弁行為になりかねず、不要なリスクを背負うおそれもあると小橋さんは説明します。
一般的にはクライアント先の顧問弁護士と連携しますが、すべての企業に顧問弁護士がいるとは限らず、いても労務問題に明るいとは限りません。
だったらoneself.が労働問題に強い弁護士と連携する形があってもいいと考え始めた時に、この事務所の岩間貴大先生のセミナーがとてもわかりやすく、そのまま顧問を依頼したという経緯です。
現在は人事労務分野に加え、事業上の相談にも乗ってもらっていて、契約して心強く感じていると話しています。
オンライン完結と、育児と仕事の両立という共通点
本当は今回で一気に紹介するつもりでしたが、各パートナーとのエピソードが強く長くなったため、続きは次回に回すことになりました。
ここまでのパートナーの共通点として、小橋さんはオンラインで業務が完結している点を挙げます。
なんならリアルで会ったことのないパートナーさんの方が多かったりするんですよね
もう1つの共通項は、自分も含めて基本的に小さい子供がいて、育児と仕事の両立をしている点だと話します。
出社回帰が話題になっている中でも、小橋さんは対面かオンラインかという対立構造ではないと言います。どちらにもメリットとデメリットがあるという立場です。
まとめ
この回は、産業保健の会社oneself.が、税理士・オンラインアシスタント・社労士・弁護士とどう出会い、支えられてきたかを時系列でたどる内容でした。多くがオンラインで完結し、育児と仕事を両立するパートナーが多いという点に、いまの働き方が表れています。
- 顧問税理士の鶴田高志税理士事務所とは、マネーフォワード経由で唯一連絡をくれた縁から2019年に契約
- オンラインアシスタントのキャスターは、リモートワーク重視のミッションに共感し「初めての社員」のような存在に
- 初の従業員雇用に合わせ、ITに強くポッドキャスト配信もする社労士法人ONE HEARTと契約
- 顧問弁護士はえそらと杜若経営法律事務所の2つで、利用規約作成と労務リスク管理を分担
- パートナーの多くがオンライン完結で、育児と仕事を両立しており、対面かオンラインかの対立ではなく柔軟な使い分けを重視





