ドライバーの数と歪み、イヤホンを見るKPIとは
この回は、以前「音楽をいつ聴くか」というお便りに答えた回でイヤホンの話が盛り上がり、おすすめを製品名とともに紹介すると約束したことを回収する企画回です。田中渓さんが、シーン別にいくつかのイヤホンを持ってきました。
覚えてないな、これ。
けんすうさんは約束をよく覚えていませんでしたが、田中さんは前回、イヤホンの良し悪しを見る「KPI」の話をしたと振り返ります。
ドライバーと言われるものがいくつあるかとか、歪みがどうだとか、左右が分かれるとか、立体感があるだとか、そういうKPIで見るんだぜみたいな話とかはした記憶がなんとなくあります。
けんすうさんは、田中さんが音楽好きで、自身でも音楽をやっていた経験があることから、詳しく聞きたいと話を振ります。
ドライバー3基の有線イヤホンと「断線」という天敵
田中さんが最初に紹介した3本は、すべてコードの付いた有線イヤホンです。1本目はUltimate Earsの「Triple.Fi 10」で、本人の記憶では当時10万円弱した高めのモデルだといいます。
田中さんは、イヤホンのドライバー ── イヤホンやヘッドホンの中で電気信号を空気の振動に変え、音を鳴らす部品。振動板の素材や方式によって音の特徴が変わりますを「車のエンジンみたいなもの」と説明します。普通のイヤホンには1つしか入っていないドライバーが、Triple.Fi 10には3つ入っているそうです。
例えば低音担当のエンジン、中音担当のエンジン、高音担当のエンジンみたいな感じで、とにかくすごいいろんな音をきっちり出してくれる。
そのためTriple.Fi 10は、ガヤガヤした場所ではなく、静かな場所でリッチな音をしっかり聴くためのイヤホンだと田中さんは位置づけます。
一方で、田中さんが昔の高いイヤホンで一番嫌だったのは断線だといいます。デバイスに巻きつけたり、カバンの中で何かに引っかかったりして、ケーブルが切れてしまうのです。
昔高いイヤホンを買って何が一番嫌だったっていうと、断線するんですよね。
ただ、Triple.Fi 10のクラスになるとケーブルを外せるため、専用ケーブルを買い直せば本体はいつまでも使えると田中さんは説明します。
天敵は断線
巻きつけやカバン内の引っかかりでケーブルが切れる
ケーブルが外せる
このクラスはケーブルと本体が分離できる
専用ケーブルを買い直す
本体さえ壊れなければ、いくらでも使い続けられる
10年前のスマホは使えないのに、イヤホンは現役?
けんすうさんは、10年前のイヤホンと今のイヤホンで技術的に大きな差があるのかを田中さんに尋ねます。田中さんは「詳しい人に怒られるような気がする」と前置きしたうえで、今は無線が主流になり、有線と単純に比べられなくなったと答えます。
本当のオーディオマニアの人って無線で飛ばすとか、もうそもそも「いや、ありえないでしょ」みたいな。
田中さんによると、本物のオーディオマニアは、抵抗ができるだけ少なくロスのないケーブルでつなぐことを原点にしているため、無線は話にならないと考える傾向があるそうです。
有線イヤホンの技術進歩について、田中さんは「あるんだと思います」としつつ、自身は運動を始めて音へのこだわりが薄れたため、その差まではわからないと話しています。
けんすうさんは、この話を「10年前のスマホは使い物にならないが、イヤホンはまだ使える」とまとめます。田中さんはさらに、家庭用のスピーカーやアンプも50年前のものでサイズが大きいだけで、今でも十分に聴けるものが多いと付け加えました。
10年前のものは使い物にならない
10年前のイヤホンは現役。家庭用スピーカーやアンプは50年前のものでも聴ける
プロのドラマーも使うSennheiserと、ヘッドホンという究極
2本目に田中さんが紹介したのは、Sennheiserの「IE 100 PRO」です。プロのミュージシャンが使うイヤホンで、サイズは小さめだといいます。
さっきのやつがいろんな繊細な音を低音とか中音とかバランスよく出してくれるんだとすると、(IE 100 PROは)結構ど真ん中の音をしっかり整えてくれる。
田中さんによると、IE 100 PROはバンドならボーカルの音がしっかり聞こえ、騒がしい場所でも邪魔されにくいそうです。ライブ中に使うドラマーもいて、1本で何にでも使える「超バランス型」だと評価しています。
ここでけんすうさんが、いい音で聴くならヘッドホンのほうがいいのかと質問します。田中さんの答えは、究極はヘッドホンでいいというものでした。
それはね、究極ヘッドホンでいいと思います。
ただしヘッドホンはかさばり、耳に圧力がかかって長時間つけると疲れます。そのうえで田中さんは、家に何百万円もするスピーカーがなく、リビングでクラシックを1時間ほどしっかり聴きたいならヘッドホンがいいと話します。
さらに田中さんは、好みの違いにも触れます。コンサートのように耳を開いた状態でリアルな音を聴きたい人もいれば、音楽は目を閉じて聴くものだと考える人もいるため、どれが正解かは人によって異なるといいます。
耳型を取る特注イヤホンは、なぜ「何も聞こえない」のか
有線の3本目は、耳の形に合わせてオーダーメイドで作るカスタムイヤホンです。田中さんは東京・八重洲の店舗で耳の型を取ってもらい、その形どおりに作ってもらったそうです。メーカー名は書き起こしで「音響」と聞き取られており、カスタムイヤホンのメーカー名です。
怖いぐらいにバッチリもうフィットしちゃうんで、何にも聞こえないです。
けんすうさんは、ノイズキャンセリング ── マイクで拾った周囲の騒音に逆の波形の音を重ね、雑音を打ち消す技術。物理的に耳をふさぐ遮音とは仕組みが異なりますがなくても耳の形に合うだけで聞こえなくなるのかと驚きます。田中さんは、完全に遮蔽されるため、混んでいる道を歩いたり走ったりするときには絶対に使ってはいけないと強調します。
このカスタムイヤホンは、静かな場所や演奏の場など、ほかの音に邪魔されたくないときのためのものです。値段はそれほど高くなく、かつてはふるさと納税の返礼品にもあり、田中さんもそれで作ってもらったといいます。
| 製品 | 特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| Ultimate Ears Triple.Fi 10 | 低・中・高音用のドライバーが3つ。ケーブル交換可 | 静かな場所でリッチな音を聴く |
| Sennheiser IE 100 PRO | 真ん中の音を整え、ボーカルがよく聞こえる | 騒がしい場所やライブ中でも使える |
| 耳型から作るカスタムイヤホン | 完全に遮蔽され、外の音が聞こえない | 静かな場所や演奏の場 |
音質より「便利で丈夫」へ、走る人のShokz選び
ここから田中さんの話は、運動用のイヤホンに移ります。田中さんはランナーになったこともあり、音質と生活の利便性のバランスを考えた結果、宗派を変えたといいます。
音はある程度妥協してもいいから、とりあえず、まあ便利で丈夫で、まあそこそこいいよっていうので、Shokzシリーズが3つ続くんですけど。
音のクオリティを重視し、有線の高級機を静かな場所で聴く
音はある程度妥協し、便利で丈夫なShokzを運動中心に使う
Shokzの1つ目は、ランニング用の「OpenRun Pro」です。田中さんはカジュアルモデルの「OpenComm」もランニングで使っていましたが、台風の中を走るせいか、よく壊れたそうです。
OpenRun Proについて、田中さんは何をしても大丈夫で、音もそこそこいいと話します。骨伝導 ── 頭や頬の骨を振動させて、鼓膜を通さずに内耳へ音を届ける方式。耳の穴をふさがないため、周囲の音も聞こえますに加えて空気振動でも音を出すデュアルシステムを使っていて、外の音も聞こえるため、交通のある道でも使えるといいます。
本当に僕は今ほぼほぼこれ(OpenRun Pro)でやってますし。
水中でBluetoothが届かないなら、泳ぐ時はどう聴く?
Shokzの2つ目は、水泳用の「OpenSwim Pro」です。収録の1週間前、田中さんが「水泳中イヤホンないとかありえない」と1行つぶやいたところ、1万8000ほどのいいねが付いたといいます。
田中さんは、水中で使えるイヤホンがあることは周知の事実だと思っていたため、「こんなのがあるんですか」という反応の多さに驚いたそうです。
水の中はBluetoothが通らないんだよって、まず事実を知っていただきたいんですけど。
OpenSwim Proはスマホと接続できない代わりに、本体に音楽を入れて聴けます。田中さんはメーカーが推奨していないことを断ったうえで、何度も誤って洗濯機で洗ってしまったのに一度も壊れなかったと話します。
僕は何回も誤って洗濯機に入れて洗濯しちゃったことあるんですけど、ぶっ壊れたことはないです。
けんすうさんが、自分で持っているMP3しか入れられないのかと聞くと、田中さんは、うろ覚えとしたうえで、AppleかSpotifyのどちらかと連携していて、サブスクに入っていれば入れられたと思うと答えています。
田中さんはOpenRun Proを先に買ったため2台を使い分けていますが、OpenSwim Proでもランニングはできるので、1台で済ませたい人はOpenSwim Proでいいといいます。田中さん自身はヘビーユースのため、バッテリーの観点から用途を分けているそうです。
顔の向きで音が変わるOpenFitと、山で片耳をなくした話
Shokzの3つ目は、左右が分かれたセパレート型の「OpenFit」です。性能はOpenRun Proとほぼ同じですが、音質はShokzの中で一番いいと田中さんは評価します。
OpenFitでは、最初に右を向く、左を向く、顔を傾けるといった調整をさせられるといいます。田中さんはこれを、スマホで初めて設定する顔認証のようだと例えます。
それを一通り終えると、要はなんか目の前にこうライブステージがあるような状態になって。
田中さんによると、調整後は顔の向きに合わせて聞こえ方が変わり、臨場感が出るそうです。田中さんはこの仕組みを「チルトシステムみたいなの」と呼び、めちゃくちゃいいと話しています。
けんすうさんは、OpenRun ProやOpenSwim Proが後ろでつながった一体型であるのに対し、OpenFitはセパレート型だと整理します。田中さんは、運動が激しい自分にとっては後ろがつながっていないと不安なときがあると明かします。
ほんと山からポーンってこうなんか手引っ掛けて片っぽだけ飛んじゃうとかってことは、あのあるんですよ、そうやってなくしたことが。
虫を払おうとして耳をはたき、イヤホンを飛ばしてなくすこともあったそうです。激しく動く場面では、左右がつながったもののほうがいい時もあると田中さんは話します。
| 製品 | 特徴 | 主な使い方 |
|---|---|---|
| OpenRun Pro | 骨伝導と空気振動の両方で鳴らし、何をしても壊れない | ランニング。今はほぼこれ |
| OpenSwim Pro | 本体に音楽を入れて水中で聴ける。洗濯機でも壊れなかった | 水泳。1台で済ませるならランニングも可 |
| OpenFit | 左右独立型でShokzの中では一番音がいい。顔の向きで聞こえ方が変わる | セパレート型。激しい運動では一体型が安心 |
ニューヨークで並んだBeatsと、2000円の使い捨てイヤホン
田中さんは、紹介し損ねたとしてカバンからBeatsのイヤホンを取り出します。けんすうさんはBeatsを「Appleが買収した」ブランドだと補足しました。
田中さんによると、Beatsは発売時にニューヨークでしか売っておらず、たまたまニューヨークへ行く予定があったため、発売日に並んで買ったそうです。
僕なんかヒップホップとか聴くので、結構なんか肉厚な重低音じゃんじゃん鳴っててほしい側の人にはいいですし。
田中さんはBeatsを、AirPodsと同じような位置づけで、よりサウンドを重視したイヤホンだと説明します。いつもカバンに入れているオールマイティーな一台で、電話会議にも使うことがあるといいます。
AirPods使うぐらいならBeatsの方が良くねっていう。
最後に田中さんが出したのは、Amazonで2000円ほどで買えるDACOMのイヤホンです。Shokzが今ほど普及する前は、Bluetoothイヤホンを激しく使うと2〜3か月で何でも壊れていたため、一番安いものを消耗品として何十個も買い替えてきたそうです。
もう買い換えるのもすごいしゃくなんで、だったら一番安い中国製のやつにしようっていうので。
けんすうさんが、使うぶんには満足できるのかと聞くと、田中さんは満足できると答えています。なくしたり壊れたりする前提で使うイヤホンという位置づけです。
DJが最後に戻るaudio-technicaと、あえて使わないノイズキャンセリング
田中さんが唯一持ってきたヘッドホンは、audio-technicaの「ATH-M50」です。重いので1つだけ持ってきたといいます。
DJ界の人はなんだろうな、こう長年やってる人ほどAudioTechnicaに戻ってくる。
田中さんによると、DJは上位モデルにも手を出すものの、最終的にaudio-technicaへ戻ってくるそうです。理由は、角度をむちゃくちゃに曲げても、飛行機で寝ながら無理な体勢になっても壊れない丈夫さにあります。
ATH-M50は、イヤーパッドの革がへたるまで5年、10年という単位で使えるといいます。けんすうさんが値段を聞くと、田中さんは1万円台から2万円くらいだと答え、全然高くないと話しました。
田中さんは、Boseのノイズキャンセリングヘッドホンが出たときに真っ先に買って使い倒した経験も語ります。ただ、ノイズキャンセリングをずっと使い続けると耳がおかしくなる感覚が怖くなり、最近はあえてノイズキャンセリングをしなくなったそうです。
ここで田中さんは「16分喋りました」と気づき、けんすうさんへ交代します。
会議ではAirPodsが一番つながる、けんすうさんの選び方
けんすうさんが最初に挙げたのはAirPodsです。MacBookやiPhoneで会議をするときに一番楽で、発売以来、世代が変わるたびに買い直しているといいます。
けんすうさんは普段Androidを使っていて、Android用にはいろいろ試した結果、Nothingのイヤホンを使っています。ケースの見た目が可愛く、AirPodsのように握って操作できる点が使いやすいそうです。
Nothingのケースには、つけている最中にChatGPTに話しかけられるトークボタンがあります。けんすうさんはその触れ込みに惹かれたものの、使い勝手が良くなかったため、この機能は使っていないといいます。
田中さんは、自分は音楽の観点ばかり話したとして、会議中のミュート操作について尋ねます。けんすうさんはミュートはスマホ側でしていて、イヤホンの操作性はあまり気にしたことがないと答えました。
田中さんから、改めてAirPodsの何がいいのかを聞かれたけんすうさんは、接続トラブルの少なさを挙げます。
MacBookと、なんかAirPods以外の無線のイヤホンとかでやると、なんか時たまつながらないみたいな時があって、それが結構嫌なんで。
AirPodsが1秒もハマらない耳と、反逆心のすすめ
田中さんは、世界中の人が使っているAirPodsは本当はいいと思うと認めます。ただ、AppleがAirPodsについて「全人類にフィットする」といった趣旨を掲げていたのに、自分はそこに含まれなかったと話します。
(AirPodsを)1秒もホールドできないんですよ。AirPodsがはまらない人。
特殊な耳の形でよくいじられるという田中さんは、みんながいいと言うAirPodsが自分には合わないため、ひねくれてしまったと笑います。けんすうさんは、AirPodsはやはりフィット感が一番あると返しました。
だからもう反逆心でこう他のいろんなものをめちゃくちゃ勧めるわけです。
家の会議はモニターヘッドホンを有線で
けんすうさんが家で使っているのは、ソニーのモニターヘッドホンです。「そのままの音が聞こえる」という触れ込みで、プロのミュージシャンがよく使うと知って選んだそうです。型番は書いてなく、「プロフェッショナル」と書いてあるのでプロ用だろうと考えているといいます。
けんすうさんによると、このヘッドホンは軽く、ノイズキャンセリングもないものの、一番自然な感じがして、長時間の会議でも疲れないそうです。
やっぱり会議中につながらないとかが一番困るので、やっぱ有線にしてマイクにつなげて、で、マイクの声も拾うようにしてますね。
けんすうさんの選び方の軸は、音楽を聴くための音質より、会議で確実につながることにあります。田中さんから再生機器へのこだわりを聞かれても、普通にスマホやPCで聴くタイプで、こだわりは全然ないと答えています。
| 製品 | よいところ | 使う場面 |
|---|---|---|
| AirPods | MacやiPhoneとの接続トラブルが一番少ない | Apple製品での会議 |
| Nothingのイヤホン | ケースが可愛く、握って操作できる | Androidでの利用 |
| ソニーのモニターヘッドホン | 軽くて自然で、長時間でも疲れない | 家の会議。有線でマイクにつなぐ |
音響マニアは電源ケーブルから?MP3の時点で終わる世界
田中さんは、音響マニアの世界を「ちょっと怖い」と前置きしながら紹介します。こだわる人は、音の原点からすべてを遡って考えるそうです。
電源
コンセントまでの距離を短くし、太いケーブルでつなぐ
再生機器
信号だけを出す
アンプ
信号を増幅させる
ケーブルとイヤホン
どこの何のケーブルとイヤホンで聴くか
田中さんによると、マニアは直径何センチもある太いケーブルでコンセントにつなぎ、交流か直流か、何アンペアかまで言い出すそうです。けんすうさんが「それを聞き分けられているのか」と驚くと、田中さんは、こだわりぶっているだけの人もかなりいると思うと答えました。
機器だけでなく、音源のフォーマットも問題になります。MP3やAppleのAACは高い周波数と低い周波数を大きくカットしているため意味がなく、CDはまだましでも、その上のスーパーCD ── 書き起こしで「スーパーCD」と呼ばれている高音質規格。CDより情報量の多い形式で、一般にはSACD(スーパーオーディオCD)として知られ、専用の再生機が必要ですの専用機が必要だったと田中さんは振り返ります。
何を言っても、もうなんか聞いてるのがMP3の時点で終わってんなって話で。
けんすうさんは、30万円ほどする高級なポータブル音楽プレーヤーに興味があると明かします。田中さんもソニーなどが出していると応じつつ、スマホと同じくらいの大きさの機器をもう1台持ち歩くのかと疑問を投げかけます。
せっかくスマホ200グラムぐらいのにして抑えてるのに、(高級プレーヤーは)500グラムぐらいしますからね。
一周回って有線、iPodの時代にウォークマンを持った理由
けんすうさんは、イヤホンは音だけでなく、使い回しやシーンに合わせて選ぶものだと話します。家ではShokzのOpenFitを使っていて、初期からいろいろ試したShokzはよくできていると評価します。田中さんも、Shokzはバランスがよく、とにかく丈夫だと応じました。
田中さんは、最初に紹介した有線イヤホンは今は使っておらず、収録のために探して引っ張り出してきたと明かします。それでもけんすうさんは、一周回って有線もいいと感じているそうです。
一周回って有線いいなと思ってます。
田中さんは大学生の頃、iPodが登場したときに、あえて電車の中でウォークマンを左手に持って音楽を聴いていたといいます。理由を聞かれると、カウンターカルチャー感がかっこいいと思ったからだと答えています。
多分AirPodsに裏切られたことの多分すごい強い恨みがあるんだと思うんですけど、ずっと有線使ってましたからね。
最後に二人は、リスナーに使っているイヤホンの商品名とこだわりポイントをコメントしてほしいと呼びかけます。田中さんは、音響マニアから雑な説明に怒られると思うと笑いつつ、コメントを待っていると話しました。番組は年内のチャンネル登録5万人を目指しており、けんすうさんによると現在は9000人ほどだそうです。
まとめ
この回では、田中渓さんが音楽を深く聴くための有線機から運動用のShokzまでを、けんすうさんが会議でのつながりやすさを軸にAirPodsやモニターヘッドホンを紹介しました。正解の1台を決めるのではなく、音質・丈夫さ・使う場面で選び分ける考え方が二人の話に共通しています。
- 静かな場所でじっくり聴くなら、ドライバー3基のTriple.Fi 10やカスタムイヤホンなど有線の高級機。断線に備えてケーブルを交換できるものが長く使える
- 走る・泳ぐなら音はほどほどで、便利で丈夫なShokzのOpenRun ProやOpenSwim Proを選ぶ。激しく動くなら左右がつながった一体型が安心
- audio-technica ATH-M50は丈夫さから長年DJをする人ほど戻ってくるヘッドホンで、5年、10年と使える
- 会議ではつながることが最優先。けんすうさんはApple製品ではAirPods、家ではソニーのモニターヘッドホンを有線でマイクにつないで使う
- 音響マニアは電源や音源フォーマットまでこだわるが、二人は生活に合った便利さを重視し、一周回って有線のよさも感じている




