久々の若手芸人ライブで感じた「何が出てくるかわからない」面白さ
この回の冒頭で、あずまさんは久々にお笑いライブへ行ったことを話しています。もともとお笑いライブが好きで、推しの芸人のライブや、住んでいるエリアでのライブによく足を運んでいるそうです。
今回見に行ったのは、一緒に仕事をしているデザイナーが芸人として出演するライブでした。そのデザイナーは去年ごろに吉本所属になり、トリオ解散を経て、新しく先輩とコンビを組んだといいます。
ライブの名前は「C対策ライブ」。キングオブコントの二回戦に進んだ若手芸人が、二回戦に向けてネタを仕上げていくためのライブでした。
出てくる芸人は14組ほど。全員が制限時間3分きっちりで、トークパートもなくどんどんネタを見せていく、ストイックなライブだったと振り返っています。
あずまさんが特に面白かったと語るのは、ネタそのものだけでなく、何が出てくるかわからない新鮮さでした。
メディアに出ている芸人はスタイルが確立しているので、新ネタでも「いつもと同じ」「今回はちょっと違う」という変化を楽しむものになります。一方で、知らない芸人にはその前提がありません。
この変な風貌な人たちは何をやるんだろう、とか、男女ペアで出てきた時も、(この二人は)どういうバランス感でネタやるんだろう、とか
ビジュアルからしか想像できないところから、どんなネタが繰り出されるかわからない。その予測不能さも含めて面白かったと話しています。
キングオブコントの一回戦は勝ち上がる倍率が高く、有名な芸人でも落ちることがあるそうです。二回戦に進む無名の芸人がこれだけ面白いなら、まだまだ楽しめると感じたといいます。
体も心も弱い自分と、増えてきた対人の仕事
ここからが本編で、テーマは「ゆるゆると健康の話をしよう」です。この番組が掲げる「どうすれば心地よく生きられるか」というテーマに、ようやく健康そのものから触れる回だと位置づけています。
きっかけは、この週に体調を大きく崩したことでした。まず気圧などでフィジカルがだるく重たくなり、起き上がれない日が1日ありました。
それが回復した2日後には、今度はコミュニケーションのうまくいかなさや悩みでメンタルに負荷がかかり、体力を奪われて全然動けなくなってしまったといいます。
恥ずかしながらなんですけど、めちゃめちゃ弱いんですよね。体も心も
ちょっとしたことでダメージを受けて動けなくなってしまう。だからこそ、もっと健康になりたいとシンプルに思ったと語ります。
健康を意識したもう1つの理由が、対人の仕事が増えてきたことです。会社員としての制作の仕事は、作業日なら手を動かせば物事が進む感覚があると話しています。
一方で、パーソナル編集者やコーチングの仕事は、1時間の対話でその人にしっかり向き合う必要があります。そこで、この虚弱ではやっていけないと素直に思ったといいます。
だって目の前にいる人、(自分に)健康であってほしいじゃないですか
動けない日の罪悪感と、3つの過ごし方
あずまさんは2026年の目標に「サステナブルに生きる」を掲げていました。しかし、それをすっかり忘れるくらい不健康な生活をしていたと打ち明けています。
体調が悪くて動けない日には、強い罪悪感を覚えるといいます。なぜ自分はこんなにも動けないのだろうと考えてしまうそうです。
そのうえで、動けなくなったときの自分の動きには大体3つのパターンがあると整理しています。
1つ目は、とにかく手を動かすパターンです。しんどくても、タスクを1つ進めれば罪悪感が少し払拭されるといいます。
2つ目は、ずっと横になるパターンです。睡眠を測っていて、大体8時間寝ないとやっていけず、9時間10時間眠れたほうが健康だと感じているそうです。
3つ目は、メンタルがしんどいときにSNSへ逃げるパターンです。情報を流し込むことで、しんどいことを考えないで済むといいます。
ただし、この過ごし方が一番よくないと話しています。逃げるための時間を費やしたことに、また別の罪悪感を覚えてしまうからです。
(SNSに逃げた時間への)罪悪感に罪悪感が上回ってるパターンなので、この過ごし方は本当にしたくないんですけど
コーチや編集者として人に関わるときは「休んでいいんですよ」と声をかける立場です。それでも、自分が素直に休むことには罪悪感を覚えてしまうと語ります。
YouTubeショートで出会った土岡さんの言葉に救われた
メンタルのしんどさに関して、この週に1つ救いがあったとあずまさんは言います。しんどすぎてSNSも見尽くし、普段はあまり見ないYouTubeショートを開いて逃避しようとしていたときのことです。
そこに流れてきたのが、お笑いコンビ・春とヒコーキの土岡さんのショート動画でした。就活の失敗から3年間ニートだった時期の話をしている切り抜きだったといいます。
その動画で土岡さんが淡々と語っていたのが、次の言葉でした。
(土岡さんが)「人間って生まれてただ死ぬだけの動物じゃないですか」ってこう淡々と語るんですよ
人生に意味は全部なく、平等に意味がない。どうせ意味がないなら自分の好きにしたほうがいい。会社員になることも芸人になることも同じくらい意味がないから、という趣旨だったそうです。土岡さんがニートを脱するときに自分を奮い立たせた言葉でした。
当時しんどすぎたあずまさんは、その言葉をこう受け止めたといいます。
もうそうだよな。私もどうせ生きて死ぬだけだしな、ははっ、みたいな
罪悪感を覚えてSNSを見ていてもいいし、仕事がうまくいかなくてもいい。そういう日があってもいい。あずまさんはそう解釈して、土岡さんの言葉に救われたと語ります。
血糖値センサー「リブレ」でわかった、ひどい食生活
ここからはフィジカル面の健康の話に移ります。不健康の原因はこれだと直面した出来事が、この週にあったといいます。
食生活がね、もうグズグズなんですよ、私
きっかけは、2週間前に始めた血糖値の測定でした。「リブレ」という、腕に貼りっぱなしにする血糖値センサーを使い、24時間の血糖値の上がり下がりをアプリで見られるようにしたのです。
あずまさんは低血糖の症状がひどく、食べない時間が長くなると血糖値が下がり、脂汗が出たり手が震えたりするそうです。食べるものを変えて解決できないか、まず食後の血糖の動きを可視化しようと考えました。
ところが、何を食べたら血糖が上がりやすいかがわかる以前の問題に気づいてしまいます。
あれ、私の食生活ひどくない、っていうことに気づきまして
あずまさんは、リブレのデータをWeb上でCSVファイルとしてダウンロードし、記録した食べ物と合わせて分析しようとしました。
食べたものは、Discordに自分だけのチャンネルを作り、写真と一緒に記録していたそうです。並んだのは、コンビニ飯、外食、バーガーキング、卵かけご飯、ベースブレッドといったものでした。
まず問題として挙げるのが、朝ごはんです。面倒で、卵かけご飯かベースブレッドかコンビニおにぎりになりがちだといいます。
胃腸も少し弱く、夜ごはんが遅いこともあって、朝はたくさん食べられません。そのため、おにぎり単食や卵かけご飯になってしまうと語ります。
その結果、血糖があっという間に上がり、食べる量が少ないので急に下がる。昼前に具合が悪くなるという悪いループになっていたといいます。
仕事をしていると自炊ができず、ロケットナウでバーガーキングを頼んでしまうこともあるそうです。漫画家の夫も原稿に追われる時期があり、二人とも家事に向き合えないタイミングがあるといいます。
定食スタイルへの立て直しと、目玉焼きの腹持ち
食生活のひどさに気づいてショックを受けたあずまさんは、写真で残すことの効果も実感したと話しています。自然に食べていたものが、写真に残るとなおさら自覚できたそうです。
最初の1週間でショックを受け、残りの1週間は定食スタイルに戻そうと頑張ったといいます。
卵かけご飯やおにぎり単食、コンビニ飯や外食が中心で、血糖が急上昇・急降下していた
ご飯と味噌汁にメインとサブのおかずを添える定食スタイルに戻し、血糖の下がり方もゆるやかに
ご飯と味噌汁を基本に、メインおかずとサブおかずがあればいい。そうすると、しっかりご飯を食べるので血糖値の下がる速度もゆっくりになり、見た目からの満足感もあるといいます。
(定食にすると)体にも心にも健康だなって思いましたね
朝ごはんの卵についても発見があったそうです。同じ卵でも、生卵を乗せるより、焼いた目玉焼きにするほうが腹持ちがよくなるといいます。
固形になって消化がゆっくりになるためか、白米に目玉焼きを乗せたほうがお腹に残り、血糖値の下がりも落ち着くと話しています。
最近は、丼にご飯と目玉焼きを乗せ、ソーセージやきんぴら、ごま昆布など余った具材を乗せる「のっけご飯」をしているそうです。編集者の友達がやっていたのを見て、いいなと思って取り入れたといいます。
可視化してわかる健康、放置しがちな自分
あずまさんは、自分の健康はついつい放置してしまうと振り返ります。やらなきゃと思っても、データを可視化したり食べたものを写真で残したりしないとわからない部分があるといいます。
その象徴として挙げるのが体重です。最近は体重を測っておらず、直視しないようにしているそうです。本当は測ってショックを受けたほうが頑張れるはずだと分かってはいます。
2026年も半分を過ぎたあたりで、より健康であろう、健康に向き合おうと、改めて思ったと語ります。長く楽しく仕事ができる状態、心地いい暮らしへ向かっていきたいというのが着地点です。
二重課金と体力不足、体調管理は商売道具のメンテ
あずまさんは、健康対策をまったくしていないわけではないと話します。むしろお金の課金はしがちで、チョコザップとは別に普通のジムも契約している、二重課金の状態だといいます。
普通のジムはウェイトなど鍛える機材が多いので使い、チョコザップは有酸素運動をサクッとするために契約しているそうです。プロテインを買って飲むなど、何かしらはやっていると語ります。
ただし、それらはオプションのようなもので、本質的な日々の健康は別だといいます。食事や、突貫工事の運動ではなく日々ちゃんと動くこと、朝の散歩などが大事なはずだと話しています。
そのうえで、あずさんは体調管理を仕事とつなげて捉えます。
やりたいことがたくさんあっても、体力がないと何もできないという問題があると語ります。コーチング、文学フリマ、ポッドキャスト、noteなど、やれることがあっても体力次第だといいます。
実例として挙げるのが、今年の3月ごろです。Nintendo Switchで発売された「ぽこ あ ポケモン」ばかりやって家から出ず、運動もしなかった時期がありました。
そのせいでずっと体調が悪く、体調が悪いのにゲームをやっているという状態だったそうです。健康や体力がなければ何もできないと身に染みて感じ、週に1回はジムに行くようになったといいます。
それでもひどい食生活は続けていたと振り返ります。さらに最近はチョコザップに行けば良しとしてしまい、もう一方のジムは払っているのに行っていないと反省しています。
話しているうちに反省点や宿題がどんどん出てくると、あずまさんは笑います。それでも、リスナーに届けている以上やらなければ、と尻叩きにもなると語ります。
そう言ったからには、じゃあ、あずまお前健康なんかい、ってなった時に、いや健康ですよっていう風な姿を見せれるようにしとかないとな
まとめ
体も心も弱いと感じたあずまさんが、体調を崩した1週間をきっかけに、健康と食生活に向き合い直す回でした。動けない日の罪悪感や、SNS逃避、血糖値測定でわかった食生活の実態まで、飾らない自己点検が語られています。
- 対人の仕事が増え、健康でなければ相手に向き合えないと痛感した
- 動けないときは「手を動かす」「横になる」「SNSに逃げる」の3パターンになりがちで、逃避には二重の罪悪感が伴う
- 血糖値センサー「リブレ」で可視化した結果、分析以前に食生活のひどさに直面した
- 定食スタイルへの立て直しや、生卵より目玉焼きにするなど、腹持ちと血糖の安定を意識し始めた
- 体調管理は商売道具のメンテであり、体力がなければやりたいことも何もできないと再確認した






