投資フェーズと思う会社、そうじゃない会社
最近、仕事で難しいなと思ったことがあります。
正直に喋ると、どこかにしわ寄せがいくかもしれないんですけど、、まあ言葉を選びながら書いてみますね。
とあるプロジェクトで、長期的に見ていこうという話になったんです。そこにはいろんなチームが入ってきます。
初年度に何か物を作るとなると、予算会議をやる訳です。そこで、ちょっと文化の違いが見えてくる。
僕たちや、ずっと一緒にやっている会社の人たちは、ここは投資フェーズだと思っている。
初年度は実入りがなくても、これが2年後、3年後、5年後、10年後におもろくなるなら、参加している意味があると考えるんです。
だから最初は身銭を切る。友達のスタッフにも頭を下げて、「すいません、初年度なんで別でまた返しますんで」とお願いして動いてもらう。
その代わり、クリエイティブになるだけ予算を集中させる。これがエンタメ屋のやり方なんですよね。
足並みが揃わないところに、ずれが生まれる
一方で、そうじゃない会社も混じってくる訳です。
ここは投資だとあまり考えていない会社もある。あるいは、会社に話を通すときに投資として通せなかったりすると、初年度から利益をたっぷり作ろうとするところがある。
そうすると、イベント全体の予算のなかで、A社B社は投資だと思ってほぼボランティアで動いている。C社D社はそうじゃなくて、金儲けしたいと思っている。
そこでずれが生まれるんです。A社B社からすると、「そのためにボランティアで動いてる訳じゃない」となる。
僕たちはエンタメに関してなら、何にいくらかかるか、どこの会社がどれぐらい持っていっているかも分かるんです。
それが見えたときに、「今じゃねえんだけどなぁ」って思う。
でも、ここでケチ臭いことを言ってしまうと「あんたと組むのやめよう」ってなっちゃう。だから、うまく言わなきゃなと思う訳です。
どっちが悪いでもなく、文化の違い
じゃあ、その会社が悪いのかというと、悪い訳じゃないんです。多分これは文化の違いなんですよね。
これまでショットで仕事をしてきた人と、5年10年育てて後で回収すればいいと思っている僕らと。根本のところが違う。
悪い人が誰かいる訳じゃなくて、混ぜるな危険が混ざってしまっているという感じなんです。
会社が増えると、こういうことはよく起きます。だから難しい。
一緒に仕事をしていて、よその会社が出してきた見積もりに対して「ここでお金を取るのはあまり得策じゃないですよ」と言おうとしている訳ですから。むずいなと思いつつ。
でも、これはなんとか突破しなきゃいけない。仕事ってそういうことだよなとも思うんですよね。
投資がベースにある会社と、上に話を通すために投資とは言っていられない会社では、大きく考え方が違ってくる。それが今回いちばん難しいと感じたところでした。
皆さんはいかがでしょうか。
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それでは素敵な一日をお過ごしください。じゃあまたね。
まとめ
複数の会社で1つのプロジェクトを組むとき、初年度を投資フェーズと捉える会社と、初年度から利益を作ろうとする会社とで足並みがずれます。どちらが悪いのでもなく、文化の違いなんです。
- エンタメ屋は初年度を投資と捉え、身銭を切ってでもクリエイティブに予算を集中させる
- 投資と考えない会社が混じると、予算のなかで足並みのずれが生まれる
- どちらかが悪いのではなく、ショットで働く文化と長期で回収する文化の違い
- ケチ臭く見られずに、この違いをどう突破するかが仕事の難しさ

