平日の児童館で父親に会った回数はゼロ、その続き
ハイエナさんは1年以上パパ育休を取り、平日に子供を児童館や習い事へ連れて行っています。ですが、そこにいる保護者は自分以外ほぼ全員がママです。
平日の児童館では、ハイエナさんが入った瞬間に場がシーンとなるといいます。過去のエピソードでも、平日の児童館で父親に会った回数は0だと話していました。
本当に(父親に会う回数が)0なんで、めっちゃママにジロジロ見られるし、なんならちょっと距離も置かれて、これはこれで肩身が狭いなってずっと思っていて。
だからこそハイエナさんは、パパ友がいてくれたらいいのにとずっと思ってきました。この平日の孤独が、今回の話の出発点になっています。
土日に行くと、今度はパパがいる
最近ハイエナさんは、土日にも児童館へ行くようになりました。すると平日とは違い、土日にはパパがそれなりにいることに気づきます。
土日だと結構パパいるんですよ、児童館とかも。だから最初は、パパがいると思って気楽だぜって思ってたんですけど。
平日は仕事をしているパパが多く、土日に家族サービスのつもりで来ているのだろうとハイエナさんは見ています。仲間が来た、と最初は感じたそうです。
ところが、毎日のように子供を連れて通っている身からすると、そのパパたちの様子に思うところが出てきました。ここから話は、期待とは違う方向へ進みます。
土足で上がり、「大人は靴下を」を読まないパパ
児童館には、共用のおもちゃの使い方など細かなルールが数多くあります。入会時に説明を受けるほか、入り口やおもちゃの周りにも掲示されています。
ハイエナさんは、平日に仕事で疲れ果てたパパが掲示を読む余裕がないことは理解できると言います。ただ、実際に見た光景はそれだけでは片づけられないものでした。
夏場、土足厳禁の場所を土足でどんどん上がってくるパパがいました。入り口には大人は靴下を履くようにと書かれているのに、サンダルで来て裸足のまま子供と歩くパパもいたといいます。
(パパが)ガンガンサンダルで来て、裸足でペタペタと子供と一緒に歩いていたりすると、ちょっとあれ?って思うわけですね。
ハイエナさんは、これをマナーが悪い、ひどいと責めているわけではないと言い添えます。ただ、その場では一瞬、頭がフリーズしたそうです。
ママたちが向けてきた目線の正体
目の前のパパにフリーズした瞬間、ハイエナさんはあることに気づきます。平日、ママたちの中に自分が現れたとき、ママたちも同じように見ていたのではないか、ということです。
(ママたちも)あ、この男はルールわかってない土日のパパたちと同じような奴だっていう、その括りで見られてるのかなと思っていて。
そして今回、ハイエナさん自身が、土日に来ていたパパに対して同じ感情を抱いてしまったといいます。みんなの児童館なのだから、マナーを守ってほしいと思ったのです。
パパが少ないからパパ友が欲しい、パパに来てほしいとずっと願ってきた人が、いざパパしかいない土日に行ってみると、そのマナーの粗さに戸惑うことになりました。
育休を取っていなければ、自分も同じだった
ハイエナさんは育児のために仕事を休み、児童館や習い事に足繁く通っています。最近は係の人に名前を覚えてもらい、相談にも乗ってもらえるようになってきました。
一方でハイエナさんは、もし育休を取る判断をせず仕事を続けていたら、自分も同じことをしていたはずだと振り返ります。
私どちらかっていうと素ある粗暴な人間なので、めっちゃマナー悪いですよ、どちらかというとね。だから本当にそうなっちゃう恐れがめちゃくちゃあるなと思ってます。
つまり、ルールを知らないパパと自分を分けているのは人間性ではなく、平日から通ってルールに触れてきたかどうかの差だ、という気づきです。自分も、育休を取っていなければ同じことをしていたという自覚が、この回の核になっています。
平日は仕事。児童館のルールに触れる機会がなく、掲示を読む余裕もない
育休で足繁く通い、ルールやお作法が身につき、係の人にも顔を覚えられる
差別しないで、から、パパも頑張ろうへ
ハイエナさんは前回、ママの輪に入れてもらえずつらいという話をし、普段からnoteなどでパパを差別しないでほしいと発信してきました。今回はそれと逆に、パパ側に言いたいことができた回だと語ります。
一方で今回は、ちょっとパパさんたちダメじゃないかなって思った場面があったので、それを話させていただきました。
ハイエナさんは、この問題は本当に難しいと繰り返します。理想を言えば、働く男性全員が1年間育休を取れば、場のルールやお作法が身につき、マナー違反はなくなっていくはずだと考えます。
ただ現実はそうではありません。掲示をもっと大きく書く、入り口に人を配置して厳しく見る、といった対策も思い浮かびますが、それにも引っかかる点があるといいます。
靴下は履かずに行って、子供を児童館に入れられずに帰ったら、確実に家に帰ったら怒られちゃうよね。
入り口で厳しく止めれば、靴下を忘れたパパは子供を遊ばせられずに帰ることになります。それはそれで家庭で困ることになり、簡単には答えが出ません。
場やルール、お作法が身につき、マナー違反が自然になくなっていく。ただし今はそうなっていない
掲示を大きくし人を配置すれば防げるが、靴下を忘れたパパは入れず帰ることになり、それはそれで困る
ハイエナさんはこの回で、育児を頑張るパパを差別しないでほしいという発信に加え、新しい方向のメッセージを示します。施設を使うなら、ルールがあることを認識して守ろうという呼びかけです。
まとめ
土日の児童館でルールを知らないパパを見たハイエナさんは、平日にママたちが自分へ向けてきた視線の意味に気づきました。相手を責めきれないのは、育休を取っていなければ自分も同じだったと分かっているからです。答えはまだ出ていない、と正直に語る回でした。
- 平日の児童館は自分以外ほぼ全員ママで、入ると場がシーンとなる。だからパパ友が欲しいと思ってきた
- 土日にはパパがいるが、土足で上がる、大人は靴下をという掲示を読まないなど、ルールを知らない人が目についた
- そのパパにフリーズしたとき、平日ママたちが自分へ向けた目線の正体が同じものだと分かった
- 差を生むのは人間性ではなく、平日から通ってルールに触れてきたかどうか。育休を取っていなければ自分も同じだった
- 差別しないでという発信に加え、施設を使うならルールを認識して守ろうという呼びかけをしたいと締めくくった






